【RIZIN54】計量失敗を受けて伊藤×ガジャマトフが降格。体重管理、より厳格化?! そしてNCマッチの是非…
【写真】計量失敗はなくならない。だからこそ、現状を打開するために今以上に踏み込む必要がある(C)MMAPLANET
明日11日(火・祝)に東京都江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで開催されるRIZIN54の試合順が変更されることとなった。
Text by Manabu Takashima
本日10日(月)に実施された計量で既報の通り、佐藤将光と対戦するパッチー・ミックスが2.85キロ・オーバー、伊藤裕樹と対戦するアリベク・ガジャマトフが1.75キロの超過となった。2試合ともミックスとガジャマトフが減点スタート、佐藤と伊藤が勝利した場合のみ公式試合結果となるノーコンテスト・レギュレーションが採用される。
この事態を受け榊原信行CEOは自らのSNSで「公開計量を実施しました! 大半の選手には、プロとしてしっかり契約体重を作ってくれたことに敬意を評します。しかしながら、トップ選手2名の体重超過は決して容認出来るものではありません。今一度、選手の事前の体重管理に対して、選手やチームだけに委ねるのでは無く、主催者としても事前に何度も注意を促す様な働き掛けをして、契約体重を遵守させられる様に、最大限取り組んで行きたいと思います。体重超過をした対戦相手との試合を受託してくれた佐藤選手、伊藤選手には心から感謝します。この体重超過問題を怒りのパワーに変えて大暴れしてもらいたいです! 今回の体重超過を受け、後半の試合順の変更を検討します。変更した試合順は決定次第、またお知らせしますので、少しお待ち下さい」と投稿していた。
そして午後9時20分過ぎに試合順の変更が発表され、佐藤×ミックスはコメインのまま。コメイン以下でジャパンGP2026ヘビー級T準決勝の2試合が繰り上がり、伊藤×ガジャマトフは第8試合から第6試合に降格なった。
MMAという競技に計量失敗はつきもの。しかし、興行主としてはたまったものではないのは確かだ。SNSの投稿で「事前の体重管理に対して、選手やチームだけに委ねるのでは無く、主催者としても事前に何度も注意を促す様な働き掛けをして、契約体重を遵守させられる様に、最大限取り組んで行きたい」とあったが――現状が、どのようなチェック体制かを把握しているわけではないが――オフィシャルとして来日時より、体重管理に関して介入が必要になるかもしれない。
UFCやPFLなどではプロモーションサイドも積極的に減量には関与しているが、基本的に大会5日前に現地入りしている北米メジャーとRIZINではまた事情も違う。そんななか計量前日に現地入りというケースが大半のフィーダーショーに限らず、ファイトウィークに入り、計量前にキャッチ戦に変わる試合がまま見られることも参考すべき一つの事象だろう。その場合は減量が厳しくなったファイター陣営から、プロモーターを通して水抜き開始前に交渉が始まることが多い。
もちろん、既に体重を創っているファイターが固辞することもある。また減量をしない方が体調が良いという判断で、この事前交渉が横行すると階級制が意味をなさなくなるという考えも的を得ている。
計量を失敗した時点で競技として公平性は既に欠けてしまっているのだが、体重をオーバーした選手には戻り幅の上限を定めるなどして、リングやケージ内のパフォーマンスによって白黒が決まる試合が組まれることを将来的に望みたい。
計量失敗は悪だ。悪だからこそ、最大多数の最大幸福となるべき解決策をファンの声も反映させて模索してほしい。
■視聴方法(予定)
8月11日(火・祝)
午後1時~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!
■RIZIN54 計量結果
※試合前のインタビューを掲載している選手は、名前をクリックすると記事にリンクします

第10試合<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ:65.95キロ
秋元強真:66.0キロ

第6試合<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹:57.0キロ
アリベク・ガジャマトフ:58.75キロ
※ガジャマトフが1.75キロオーバーのため、減点2からの試合スタート。伊藤が勝った場合のみ公式記録となる

第4試合<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.85キロ
アジスベク・テミロフ:60.95キロ

第2試合<69キロ契約/5分3R>
直樹:68.9キロ
細川一颯:68.95キロ

第1試合<フェザー級/5分3R>
水野新太:65.85キロ
リー・カイウェン:66.0キロ
























