【RIZIN LANDMARK16】6日前にBLOOM FCを主宰。ハント・レンジャーズ「若い選手を出してやりたかった」
【写真】強面だけど、ソフト。人間剛柔流のハント・レンジャーズ。最近はコールマン似?! (C)MMAPLANET
10月3日(土)、長崎市の長崎スタジアムシティ HAPPINESS ARENAで開催されるRIZIN LANDMARK16のオープニングファイトで、ハント・レンジャーズが大木良太と対戦する。
Text by Manabu Takashima
鹿児島県出身の大木と戦う福岡県在住のハントは、同大会の6日前にその福岡でBLOOM FC06を主宰する。九州から世界へ――を標榜し、若い選手に経験を積ませ、国際戦まで用意した独立大会を開きながら、自らは1年半ぶりの実戦に挑む。
BLOOM FCまで3日、ファイトまで9日という時点で実施されたリモートインタビュー後、ハントは来日韓国勢をピックアップし、ホテルまで送るという業務が控えていた……。
強面、でもソフト。そして英語を操るハントに自らのファイトとプロモートについて話を訊いた。
やっぱり試合で燃え尽きたくて
――ハント選手、来週の土曜日にRIZIN長崎大会で大木良太選手と1年半ぶりの試合があり、今週の日曜日には自ら主宰するBLOOM FCの第6回大会が控えています。物凄く慌ただしい日々を送っているのではないでしょうか。
「いやぁ、もう忙しいですね。取り敢えず、プロモートと練習が半々で。やることが多いので、起きている時間はずっと動いています。今日、韓国から選手が来るので空港でピックアップして、ホテルまで送ります。
それから大会に必要な道具の準備と最終段階に入っているので、諸々の確認が残っています。大会まであと3日(※取材は24日に行われた)、ちょっと忙しいッスね(苦笑)。
でも1年半前に自分の大会で試合をしたので、大変さの度合いでいえばもう全然比較にならないです。試合とプロモートがずれている方がやりやすいです(苦笑)」
――業界のなかにいると、ハント選手はレスがないことで有名でした(笑)。
「ハハハハ。スミマセン(笑)。ちょっと、返事を貯める習性があるんですよ。でも、プロモートをしていると連絡をする大切さを改めて学びました」
――今日のインタビューも半分は、ZOOMに入ってくるかなぁと懐疑的でした。
「いやいやいや、本当にすみません。ちゃんと予定にいれていましたので(苦笑)」
――ともあれ減量をしながら、プロモート……。考えるだけでも……。そうとうにヒリヒリするかと。
「イライラしない性格なので、その辺は大丈夫かと思います。今も体重を落としていて、大会が終わってから最後に一搾りをします」
――そもそも今回の試合、BLOOMの進捗具合でいえばどのような状態でオファーがあったのでしょうか
「BLOOMは半年ぐらい前に決まっていて、マッチメイクも2カ月前にはほぼ終わっていました。RIZINのオファーは、もともと『誰かいない?』という感じで聞かれていて。でもそれがライト級だったので、選手があまりいないんですよ。それで『俺だったら良いですよ』ぐらいで。
自分の試合が決まったのが1カ月半ぐらい前ですかね。お盆の時とかに、決まったという連絡がありました」
――BLOOMの6日後でも戦おうと。
「まぁ、なかなか試合をするチャンスもなかったので。実際には試合ができるチャンスもあったのですが、ケガでできない。そういう風に、ここまで戦うことができていませんでした」
――2015年に5連勝中でしたが、一旦現役を離れた。2022年の復帰戦はヒザ十字で一本負け。そして去年の4月に3年振りの試合で一本勝ち。11月には43歳を迎えるなかで、どのような気持ちで戦いに臨んでいるのでしょうか。
「ジムを出す前まで、結構勝てていたのですが……。ジムに専念して、復帰後はかなりケガも多くて。でも最後は、やっぱり試合で燃え尽きたくて。燃え尽きることができていないので、ずっと試合はしたかったです」
――ではRIZIN長崎大会でのオファー、これは燃え尽きるのに最高の舞台だと。
「いやぁ、今、ケガもないので試合に出る……これが最後とかではないです。あと何試合かはやりたい気持ちがあるので、そのなかの1試合という感じです。ただ、試合ができる機会がないなかで大きな舞台で戦えるのは有難いです。この年齢にも関わらず、挑戦できることを本当に嬉しく思います」
――多忙ななか、どのような練習を積んできたのでしょうか。
「自分のジムと、ボクシングのジムでやってきました。ジムの若手とも練習をしてきて、あんま調子も変わりなく。弱くもなっていないし……」
――強くもなっていない?(笑)。
「いや、ちょっと強くはなっているかもしれないです(笑)」
――海外遠征の折りも、現地のジムを訪れるなどしていますね。
「そうですね、そこを参考にして日本での練習に取り入れたりすることもあります。この前も、韓国のテグにあるGEEKジムで3、4日ぐらい練習してきました。ジョン・チャンヒョン館長が同じサイズで、あとはフェザー級にONEに出ている選手がいて、なかなか強い刺激になりました」
実際に推薦していた選手でなく、自分だけ決まってしまって……。自分だけだと知った時は素直に喜べなかったのが、正直なところなんです
――では、大木選手の印象を教えてもらえますか。
「大木選手はなんか力強いというか、アグレッシブな感じがしますね。1回練習をしたことがあって。なんスかね……、通じた部分、通じなかった部分は分かっているので。そこを頭において戦います」
――大木選手に対して、ハント選手自身が上回っていると思えるのはどのようなところでしょうか。
「まぁ、MMAですね。長年やっているので、色々な引き出しが自然とできてきています。武器が増えてきているので、そこをちょっと組み合わせることができたら良いかなとは思います」
――ところで福岡、博多の人間として長崎に地元意識はあるのでしょうか。
「いや、正直、そこはないッスねぇ(苦笑)。意外と遠いんですよ。車で2時間近く掛るので」
――東京からだと宇都宮、前橋、水戸ぐらいだと、そうですねぇ地元意識は……。
「ただ九州の選手を強くしたいと思ってBLOOMも開いているので、RIZINが九州であるのは有難いです。東京と違って、長崎だとやっぱり試合を見に来てもらえる距離ですし。実際に応援するために長崎まで行ってくれる人達もいるので、そこは頑張っている姿を見せたいです。まだできる。強いところを見せて、もう1試合、2試合と積み重ねられるところまでいきたいです。
でも、若い選手を出してやりたかった気持ちが大きいです。実際に推薦していた選手でなく、自分だけ決まってしまって……。自分だけだと知った時は素直に喜べなかったのが、正直なところなんです」
――若い選手、九州在住の選手のためにBLOOMを続けているハント選手ですから、そういう風になってしまうのか凄く理解できます。ではRIZIN前なのですが、日曜日のBLOOM06から注目してほしい選手の名前を挙げてもらえないでしょうか。
「ハイ。ウチの選手なんですけど、アマチュア無敗でプロ2戦目の高井悠人。対戦相手の照井勲平選手も3勝1敗で若くて、凄く勢いがあります。この2人はルックスも良くて、今後の九州のスター候補対決という試合です。
RIZINが6日後にあると最初から分かっていたら、そこで戦わせてあげたかったです」
――次回大会にぜひ実現してほしいものです。それと今回の長崎大会には九州出身だけでなく、福岡在住の上田将年選手、小田魁斗選手も出場しています。
「はい。普段、一緒に練習している人も同じ大会に出るので、皆で勝って九州のMMAを盛り上げたいです」
■BLOOM FC06情報
9月27日(日)
福岡市東区
福岡アイランドシティフォーラム・ホールB
BLOOM FC06
■BLOOM FC06対戦カード
<フライ級/5分2R>
柴山海音(日本)
パク・ソンヒョン(韓国)
<フェザー級/5分2R>
野口士雄(日本)
内山祐太郎(日本)
<フライ級/5分2R>
大塚翔太(日本)
田上健太(日本)
<67.5キロ契約/5分2R>
倫太朗(日本)
――(──)
<バンタム級/5分2R>
松枝耕陽(日本)
赤木紘平(日本)
<バンタム級/5分2R>
南裕人(日本)
桑原怜(韓国)
<ストロー級/5分2R>
TAKUMI(日本)
中渡仁志(日本)
<ライト級/5分2R>
西尾優作(日本)
谷口斗唯(日本)
<フライ級/5分2R>
水本悠我(日本)
殿井唯人(日本)
<ストロー級/5分2R>
佐野光輝(日本)
世界の枦山(日本)
<ライト級/5分2R>
清水洸志(日本)
藤崎友佑心(日本)
<70キロ契約/5分2R>
堤徹(日本)
小田宏樹(日本)
<フライ級/5分2R>
照井勲平(日本)
高井悠人(日本)
<フライ級/5分2R>
堺龍平(日本)
ハ・テグン(日本)
<フェザー級/5分2R>
吉田憲明(日本)
麥田倫貴(日本)
■RIZIN LANDMARK16視聴方法(予定)
10月3日(土)
午後12時30分~ ABEMA、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!
■RIZIN LANDMAR16対戦カード
<ライト級/5分3R>
堀江圭功(日本)
宇佐美正パトリック(日本)
<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
松嶋こよみ(日本)
<バンタム級/5分3R>
芦澤竜誠(日本)
井上聖矢(日本)
<女子スーパーアトム級/5分3R>
ケイト・ロータス(日本)
NOEL(日本)
<フェザー級/5分3R>
ライアン・カファロ(米国)
安井飛馬(日本)
<フライ級/5分3R>
火の鳥(日本)
上田将年(日本)
<フライ級/5分3R>
杉山廣平(日本)
小田魁斗(日本)
<ヘビー級/5分3R>
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)
長谷川賢(日本)
<バンタム級/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ(日本)
山本聖悟(日本)
<ヘビー級/5分3R>
マック・パパリイ(サモア)
アルブリー・ンジャイ(カメルーン)
<ライト級/5分2R>
大木良太(日本)
ハント・レンジャーズ(日本)
<キック・フライ級/3分3R>
今村流星(日本)
上村玲音(日本)
<キック100キロ契約/3分3R>
森孝太郎(日本)
勇気(日本)
<キック65キロ契約/3分3R>
KAKERU(日本)
歩叶(日本)



















