【RIZIN54】秋元強真戦へ、クレベル・コイケ「古い時代と新しい時代の戦いかもしれませんが、私は今でも」
【写真】秋元の強さを認めたうえでの、クレベルの発言 (C)TAKUMI NAKAMURA
11日(火・祝)に東京都江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで開催されるRIZIN54で、クレベル・コイケが秋元強真と対戦する。
Text by Takumi Nakamura
昨年5月にラジャブアリ・シェイドゥラエフの右に沈み、RIZINフェザー級王座から陥落したクレベル。7月の朝倉未来戦にも敗れ、2連敗を味わうこととなったが、大晦日にヴガール・ケラモフとの元王者対決を制して復活の狼煙をあげた。
今大会では飛ぶ鳥を落とす勢いの秋元を迎え撃つことになったクレベルは「秋元はプレッシャーを感じているはず。逆に私はもうその段階が終わった」と話し、王座奪還に向けて静かに闘志を燃やしている。
自分の気持ちに火が点いています
――今回もATTで練習してきたそうですが、期間はどのくらいだったのですか。
「6月17日から7月17日までちょうど一カ月間行ってきました」
――公開練習では「ATTで集中して練習ができました」と話していましたが、練習に集中できることも米国に行くメリットですか。
「日本にいると家族も子供もいて、格闘技以外にも色々とやることが多いですが、米国に行くと格闘技のことだけに集中できます。また私の場合は自分のジム(ボンサイ柔術名古屋クレベルコイケジム)がある名古屋と浜松を行き来していて移動に時間をとられてしまうけど、ATTでは家とジムを往復して練習するだけです」
――家族に会えなくて寂しくなることはないですか。
「もちろんすごく寂しいです。特に子供に会えないことが。でも私がやらなければいけないことは、試合で勝つために厳しい練習をすることなので、そこは我慢します」
――ATTに行くと次の試合の対戦相手に近い選手をトレーナーが選んでくれるのですか。
「基本的にはそうですね。ATTには選手が多いので、色んな相手と練習できることもメリットです」
――今回はどのような選手たちと練習することが多かったのですか。
「マテウス・ガムロット、ヘナート・モイカノ……今名前を挙げたのは一部の選手で、本当にたくさんの選手たちが練習に協力してくれました」
――ATTでは対策練習以外に技術を伸ばす練習も並行して行うのですか。
「いや、試合が決まっているから対戦相手の対策がメインになります」
――では秋元選手と戦うイメージは出来上がっていますか。
「出来上がっています。ただし一つの戦略だけじゃなく、色々なシチュエーションを考えて戦略を立てているし、何が起きてもいいように色んなことを練習しています」
――大晦日のヴガール・ケラモフに判定勝ちして以降、何か変化したことはありますか。
「あの試合のあとで一番変わったことは精神面ですね。約8カ月間、試合が空くことになって、身体のコンディションも良くなっていますし、メンタル的にも一度落ち着かせることが出来ました。そこから試合をしたいというハングリーな気持ちも戻ってきて、今は自分の気持ちに火が点いています」
――公開練習で秋元選手と目があった時に笑顔を見せていた場面が印象的でした。あの時、どのような心境だったのですか。
「秋元は新しい時代を代表する選手で、対戦相手が元チャンピオンということで、自分の名前を歴史に残さないといけないというプレッシャーを感じているはず。逆に私は2度ベルトを巻いて、もうその段階は終わったと思います。私は色んな場所で色んな選手と戦ってきましたし、もう試合に対してプレッシャーは感じることはないです」
――今は自分のベストパフォーマンスを出して、一本勝ちすることにフォーカスしているような感じでしょうか。
「今は自分のことに集中していて、勝つことしか考えていません。自分がやるべきことをやれば勝てると思うし、何も心配はないです。秋元がものすごく強いことは分かっていますが、私がしっかり仕上げれば問題ないです」
経験値があるマッキーの方が有利だと思います
――クレベル選手は王座返り咲きを何度も口にしていますが、改めてRIZINのベルトへの想いを聞かせてください。
「私は必ず自分が再びチャンピオンになれると思っています。そのチャンスが必ず巡ってくると信じているし、年齢的にもおそらく次のタイトルマッチが最後にチャンスになるでしょう。全力を出してもう一度タイトルに挑戦して、ベルトが欲しいです」
――ちなみに9月にラジャブアリ・シェイドゥラエフ×AJ・マッキーのタイトルマッチが行われますが、どのようになると予想していますか。
「シェイドゥラエフはパワーと勢いがあるので1Rはチャンスがあると思います。ただしマッキーは色んな選手と戦った経験があって、シェイドゥラエフのような相手とも戦っていると思います。1Rでシェイドゥラエフが勝つ可能性もあると思いますが、経験値があるマッキーの方が有利だと思います」
――クレベル選手としてはチャンピオンが誰かは気にならない?
「私は一つ一つの試合に集中していて、私の対戦相手は秋元だから、秋元に勝つことがすべてです。秋元に勝ってから次のことを考えるし、誰とでも戦います。そして必ずタイトルマッチまで辿り着きます」
――今大会もチケットがソールドアウトしてたくさんの人が会場に来ます。ファンに何を見せたいと思っていますか。
「この試合は古い時代と新しい時代の戦いかもしれませんが、私は今でもベルトを狙っているし、チャンピオンになる選手だと思います。クレベルはここにいる――ということを試合で見せたいし、誰が相手でもそれを証明したいと思います」
■視聴方法(予定)
8月11日(火・祝)
午後1時~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!
■RIZIN54対戦カード
<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
秋元強真(日本)
<バンタム級/5分3R>
佐藤将光(日本)
パッチー・ミックス(米国)
<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
アリベク・ガジャマトフ(ロシア)
<ジャパンGP2026ヘビー級T準決勝/5分3R>
上田幹雄(日本)
エドポロキング(日本)
<ジャパンGP2026ヘビー級T準決勝/5分3R>
スダリオ剛(日本)
酒井リョウ(日本)
<バンタム級/5分3R>
摩嶋一整(日本)
武田光司(日本)
<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
アジスベク・テミロフ(ウズベキスタン)
<フライ級/5分3R>
平本丈(日本)
ジョリー(日本)
<69キロ契約/5分3R>
直樹(日本)
細川一颯(日本)
<フェザー級/5分3R>
水野新太(日本)
リー・カイウェン(中国)


















