【Shooto】高橋遼伍が宣言通り、ローでアーノルド・クエロを粉砕
<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
Def.3R1分35秒by TKO
アーノルド・クエロ(フランス)
いきなり右ローを入れた高橋、続いて右ローを入れる。そのローに右を伸ばしたクエロだが、高橋の左を当てられ後方に姿勢を乱す。前足を蹴られるクエロは、ローを警戒し手が出ない。高橋の右は空振りになり、次のローにクエロが右を合わせていく。クエロはローをかわすが、下げた足を蹴られてダメージが蓄積したか左足をピョコピョコと動かす。
蹴られず左ジャブを伸ばすクエロに対し、高橋は右を見せて右ローを蹴っていく。ケージの前を移動するクエロが左を伸ばす。左から右を当てたクエロだが、ローを受けて体がよれる。完全にローを効かされたクエロ、初回は戦い切ったが非常に厳しい状況に追い込まれている。
2R、左足を下げるようになったクエロが痛い足で左ミドル。高橋は右足にもローを入れる。プレッシャーを強めた高橋、右ローから右を振るうも空振りに。クエロはケージから離れることができず、高橋が右ミドルを蹴り込む。ついにはサウスポーの時間が増えたクエロに対し、高橋は左ローで右足を狙う。さらに右のインサイドローを蹴られたクエロが前に出て右を伸ばす。
サウスポーから組もうするクエロの右ローを蹴る高橋が、左から右を入れる。今度は右足がローの餌食になるクエロだが、右を当てて距離を詰める。逆にサークリングを見せて離れた高橋は右ローで右足を蹴っていく、右を入れた高橋、パンチの連打からローを蹴るやクエロは踏ん張りが効かないようになっていたが、ラウンド終了に助けられた。
最終回、クエロは足を引きずるようになり、テイクダウン狙いも勢いがない。高橋はパンチを連打し、前蹴り。さらにローを狙う。終わらに掛かったか、高橋は右ローに続き、パンチを連打する。ローからパンチに繋がる高橋に対し、クエロが立っているのがやっとの状態に。ショートの連打から右ローを蹴り込んだ高橋、クエロがケンケン状態となりレフェリーが試合を止めた。
「自分がローを蹴って、相手が痛そうな顔をして足を引きずれば引きずるほど自分の打撃の感度は上がります。そんな試合になりました。帰ります」と高橋はKO続きの大会を締めくくった。