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【UFC325】RTUフライ級決勝でアーロン・タウと対戦、ナムスライ「彼の攻撃の全てが怖くない」

【写真】右はヘッドコーチでもあるモンゴル人初のUFCファイター、ダナー・バットゲレル。2人目はナムスライが唯一敗北を喫したニャムジャルガル・トゥメンデムベレルだ(C)MMAPLANET

1日(日・現地時間)、豪州はシドニーのクドスバンク・アリーナで開催されるUFC325「Volkanovski vs Lopes2」では、Road to UFC決勝4試合も組まれている。
Text by Manabu Takashima

今回から豪州&ニュージーランド勢が加わり、過去2大会で猛威を振るった中国勢の決勝進出は1人。Road to UFCが始まった時点でアジアをリードしていた韓国と日本からもファイナリストは1人ずつしか生まれなかった。

そんななかモンゴル人ファイターとして、初めてRoad to UFC出場権を得たフライ級のナムスライ・バットバヤルが、決勝進出を決めている。3人目のモンゴル人UFCファイターになるファイト、その意気込みを尋ねた。


――Road to UFCファイナルを1週間後に控えています(※取材は26日に行われた)。今日、シドニー入りしたそうですね。ウランバートルとは40度以上の寒暖の差があるようですが、体調面はいかがですか。

「モンゴルは本当に寒い国だから、シドニーは凄く快適だよ。ただモンゴルがマイナス20度でも、それは慣れているからね。シドニーにやってきても、やるべきことは変わらないし。とにかくRoad to UFC決勝を戦えることを嬉しく思っているよ。そして、僕がモンゴル人として3人目のUFCファイターになれると信じている。そうなれば凄く嬉しいし、ワクワクしている」

――一回戦の山内渉選手にはKO勝ち。準決勝は地元ファンの大声援を受ける中国のアーグーラーリーをRNCで下しました。

「敵地で戦うことは、僕に利があった。アウェイで戦うことでより集中力も高まり、より強くなれる。きっと相手は母国で戦うから、プレッシャーも大きかったはずだ。僕が攻める気持ちになっているのとは反対で、守る意識が強くなっていただろう。僕はただ攻めるのみ、その差が出た試合だった」

――試合後、モンゴル相撲のような舞いを見せましたね。

「あれは舞いではなく、儀式だよ。あれをやろうとは全く考えていなかったのに、自然と出たんだ。モンゴル相撲だけでなく、モンゴルの人間は朝焼けや夕焼けを見た時も、ああいう風に両手を広げて上下に動かすんだよね。説明するのは難しいだけど、説明するとしたらちょっとしたスピリチュアル的なモノなんだよ」

――なるほど、です。準決勝から決勝までは4カ月以上空きました。この間、どのような準備をしてきましたか。

「しっかりと準備はできた。準決勝では怪我もなかったし、すぐに練習に戻ることができた。今回はモンゴルでも2度に分けてキャンプを行うだけでなく、その前に上海PIに行って体を見直したんだ。モンゴルに戻ってからはコンバットサンボ世界チャンピオンとも練習をした。キャンプは常にダナー・バットゲレル先生と一緒にチーム・ストームでやってきたよ。アーロン・タウと似た体格のファイターと、しっかり対策練習もできたよ」

――では、そのアーロン・タウの印象を教えてください。

「フィジカル的にとても優れていると思う。ただリーチが短くて、スローだ。彼のパンチ力を恐れることはない。いや、パンチだけじゃない。彼の攻撃の全てが怖くない。自分が何をやるべきか分かっているし、プラン通りに戦うよ。

ベストを尽くして、モンゴリアン・ファイターの力、精神力がどれほど強いかを世界中に証明する。そしてUFCとの契約を絶対に勝ちとる」

――ナムスライ。シドニー初日の慌ただしいなか、インタビューを受けてくれてありがとうございました。

「僕は日本の文化を尊敬してきた。特に日本人ファイターのMMAへの取り組み方に。日曜日はベストを尽くすので、応援してほしい」

■視聴方法(予定)
2月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前6時30分~U-NEXT

■対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者] ジエゴ・ロピス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー(ニュージーランド)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ(アゼルバイジャン)
マウリシオ・ルフィ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
タリソン・テイシェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
クイラン・サルキルド(豪州)
ジェイミー・マラーキー(豪州)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
ビリー・アレカナ(米国)

<ミドル級/5分3R>
キャム・ロウストン(豪州)
コディ・ブランデージ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
トーレス・フィニー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョナサン・ミカレフ(豪州)
オーバン・エリオット(英国)

<フェザー級/5分3R>
カーン・オフリ(豪州)
イー・チャー(中国)

<Road to UFCライト級決勝/5分3R>
ドン・マーファン(豪州)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
セバスチャン・サーライ(豪州)
中村京一郎(日本)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
ソランランポ(中国)
ローレンス・ルイ(ニュージーランド)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
ナムスライ・バットバヤル(モンゴル)
アーロン・タウ(ニュージーランド)

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