【Pancrase361】バルボーザが右ヒジでヤン坊の顔面を切り裂き、レフェリーストップで涙の戴冠
【写真】大会前にベルトを巡る騒動があった一方で、日本でパンクラスのベルトを巻き、涙を流してくれるブラジル人ファイターがいる。そんな想いのためにMMAは存在していると信じたい(C)MMAPLANET
<ライト級KOPC/5分5R>
ラファエル・バルボーザ(ブラジル)
Def.2R4分41秒 by TKO
雑賀ヤン坊達也(日本)
バルボーザが前後のステップ。ヤン坊がジリジリと距離を詰めると、右カーフを打ち込む。ヤン坊の右ストレート、左フックをかわしたバルボーザがワンツーを当てる。マットに手を着いたヤン坊が立ち上がると、バルボーザが右腕を差し上げてケージに押し込む。右の小外刈りで尻もちを着かせたバルボーザ。ヤン坊はケージに背中を着ける。ヤン坊の両足を畳んだあと、右へパスを狙うバルボーザだが、一度正面に戻った。
ヤン坊の両足をすくい、パンチを落としてダブルレッグへ。ヤン坊は右腕で首を抱えると、バルボーザが首を突っ込んだ。ギロチンから返してトップを奪うヤン坊。クローズドガードのバルボーザの顔面に、ヤン坊がパウンドを連打する。バルボーザがシングルレッグで返し、ヤン坊に尻もちを着かせた。頭をおっつけてから両足を抱えにいく。ヤン坊は頭を抑えてから立ち上がった。左腕を差し入れたバルボーザがケージに押し込み、パンチを浴びせる。そのままボディロックから崩していくも、ヤン坊が耐えた。
2R、バルボーザが右カーフを当てる。続いて左ジャブ。ヤン坊がワンツーから突進すると、左フックを返した。右ヒジを打ち込んで、距離を取るバルボーザ。ここでヤン坊の右目上から出血があり、ドクターチェックが入る。ドクターは傷口を見て苦い表情を浮かべるが、試合は続行。再開後、バルボーザが右を打ちこんで距離を取り、左フックを返す戦法に。
ヤン坊が前進すると、バルボーザがシングレッグで組みついた。足を払ったバルボーザだが、バックを狙われる。ボトムになりながら、バルボーザの左腕を抱えるヤン坊。腕十字の体勢に入るも、腕を抜かれてしまう。フックガードのヤン坊がバルボーザの体を浮かせてスイープを狙う。耐えたバルボーザは立ち上がり、足を捌いてパウンドを打ち込み、さらにパス→ノースサウスへとポジションを移す。
ヤン坊がスクランブルを狙ってきたところで、アナコンダを仕掛けるバルボーザ。しかしヤン坊が回転して立ち上がった。ケージを背にしたヤン坊に、バルボーザが左ジャブを突く。バルボーザの右ヒジをかわして組み付きにいくヤン坊。これはかわされたが、左右ストレートを伸ばす。ここで出血が激しくなったためか、レフェリーが割って入りストップを告げた。
ベルトを奪取したバルボーザは目に涙を浮かべながら、「日本の皆さん、こんにちは。今日は応援してくれて、ありがとうございます。今までたくさんの人に支えてもらい、ここまで来ることができました。ブラジルから家族、そして恩師も来てくれています。本当にありがとうございます。空手を通じて日本に思うことがあります。こうしてパンクラスの歴史あるベルトを掲げることができ、本当に嬉しいです。日本で一番になることができました。これまでパンクラスで2戦した時は、シンゾー・マチダ先生も来てくれました。今回はいませんがベルトを獲ったことを、映像を通じて伝えたいです。レッツゴー!!」と語った。















