【RIZIN LANDMARK15】サバテロの挑戦者は鹿志村に決定。ヒロヤ×アーセン、昇侍×梅野、佐々木×林が追加
【写真】榊󠄀原CEO曰く「このチャンスを一発ツモるかどうか」。そんな鹿志村のバンタム級王座挑戦=サバテロ戦だ(C)Zuffa/UFC
16日(火)都内にて、7月18日(土)に広島市中区の広島グリーンアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK15の追加対戦カード発表記者会見が行われた。
Text by Takumi Nakamura
「先日の仙台大会もそうでしたが、PRIDE時代を含めて中国地方、広島での開催は悲願でした。広島グリーンアリーナは人気のあるアリーナで、会場を抑えることがタイミング的に難しくて、なかなか機会に恵まれてこなかったのですが、今回ご縁をいただいて広島でRIZINを開催できることをうれしく思います」という榊󠄀原信行CEOの挨拶でスタートした会見。すでに参戦が発表されているダニー・サバテロとヒロヤの対戦相手を含め、以下の4カードが発表された。
RIZINバンタム級選手権試合:ダニー・サバテロ×鹿志村仁之介
フライ級:ヒロヤ×山本アーセン
64キロ契約:昇侍×梅野源治
ウェルター級:佐々木信治×林RICE陽太
榊󠄀原CEOはサバテロの挑戦者に鹿志村を抜擢した理由について「井上直樹を挑戦者として考えていましたが、怪我の状況を含めて、今サバテロに行かすのは辞めよう、と。それで誰がサバテロに行くんだ?と悩んでいたなか、RIZINで2連勝中。DEEPでの試合結果も含めて4連勝中の鹿志村選手にサバテロと対戦してもらうことになりました。チャンスは自分で掴み取るものでもあるし、突然転がり込んでくるものでもある。鹿志村選手がこのチャンスを一発ツモるかどうか。楽しみなカードが決まったと思います」と説明した。ここでは選手の挨拶と、MMAPLANETからの質問に対する回答をお届けしたい。なおリモート参加となったサバテロは開口一番「カシムラ、フ●●ク・ユー」とらしさ全開だった。
鹿志村仁之介
「今回のタイトルマッチの挑戦者として僕を選んでいただけたことをすごく嬉しく思います。僕は柔術出身で、ずっとグラップラーとしてMMAをやってきているんですけど、相手はレスリングベースで、言ったらちょっと塩試合ばっかりで漬けるようなファイターだとは思います。僕はそこカチッと極められると思っているし、日本人で今アイツを極められるののは俺しかいないと思っているんで、皆さん期待してください」
ダニー・サバテロ
「今のカシムラの言ったことは史上最高のクソコメントだ。とにかくカシムラは7月18日に亡きがらとなる。前回の試合でカシムラは対戦相手の足を折って、運良く(DEEPの)チャンピオンになった。今回もし自分の足れ折れたとしても、折れた足でカシムラの顔を蹴り飛ばすから、いずれにしろカシムラの顔がボコボコになっているだろう。そして自分がチャンピオンとしてまた7月18日に防衛することは変わらない。その事実は間違いない。楽しみにしていてもらいたい」
ヒロヤ
「ようやく対戦相手が決まって、山本アーセン選手に決まった時に、アーセン選手は自分が格闘技を始めた頃、始める前の10代の時からテレビで見ていたような選手で、この1~2年でどこかでやり合うだろうなと自分でも思っていて、このタイミングで来たかと。自分は今負けられない状況なので、必ず勝ちを取りたいと思います」
山本アーセン
「どうもお久しぶりです。ヒロヤくんとは結構周りから『いつやるの?』と言われていたカードだと思うし、いずれはやる相手だったと思います。試合が7月だし、ヒロヤくんと俺からの夏の最初のプレゼントとして受け取ってください。この試合を見たら絶対盛り上がるし、いい夏を過ごせると思うんで、楽しみにしておいてください」
昇侍
「前回の試合から1年8カ月という期間が経ったんですけれども、またこうしてRIZINの舞台で戦えることを本当に光栄に思ってます。自分自身はもうキャリア終盤、現在43歳になるんですけど、自分を応援してくださっている方々は自分と同年代だったり、自分より上の世代の方もいます。まだまだこの年齢になっても前線で戦う姿を見せたいです。対戦相手の梅野選手は、僕ら世代にとっては言わずと知れたムエタイの伝説的な王者です。RIZINではちょっとお笑い枠みたいなところもありますが(※梅野からお笑いは言いすぎだろとツッコまれる)、前回梅野選手は寝技で苦しんだところもあったと思うんですけど、僕は真っ向勝負でバチバチに行きつつ、しっかりMMAファイターとしてMMAの厳しさを教えて、会場全員がヤバいだろうと口を揃えて言うような、広島で記憶に残る試合をしたいと思います」
梅野源治
「前回の5月大会はすぐに一本負けてしまって、試合後すぐに自分の想いや磨いてきた技をすぐに試したいと思って、RIZIN事務所に挨拶に行ったんですけど『榊原はいません』とスタッフからあしらわれて(苦笑)。直接想いは伝えられなかったんですけど、応置き手紙させていただきました。今回広島大会、なぜかサンフレッチェ広島枠・地元枠と言われて(※梅野はサンフレッチェ広島の所属選手と交流がある)、ちょっと意味が分からないんですけど、理由はどんな形にせよ、いただいたたチャンスはものにすべきだと思うんで、広島大会、梅野源治の力とサンフレッチェ広島さんの力を借りて、しっかりいい試合を皆さんに見せられたらいいなとは思います」
林RICE陽太
「RIZIN初参戦なんですが、しっかり佐々木選手に死に場所を提供して、僕がいい勝ち方とインパクトを残したいと思います」
佐々木信治
「2年前に引退していたんですけど、練習自体はずっと続けていました。あとはやっぱり広島、地元広島でRIZINが開催されるということで、自分は格闘技を始めた頃から辞めるまでずっと広島でしか格闘技をやってきていないので、せっかく広島でRIZINをやるんだったら、引退なんかしてる場合じゃないなということで手を挙げさせてもらいました。無理やり参戦させてもらったという形にはなりますが、出させてもらうんだったら、林選手には申し訳ないですが、そこではまだ死にません。2人で熱い試合して、しっかり盛り上げていきたいと思います」
――榊󠄀原CEOに質問です。このタイミングで鹿志村選手が挑戦することなりましたが、井上直樹選手の怪我や不調もあってのことだと思います。井上選手自身の意志がどうだったのかも含めて、どんなやり取りがあったのかを教えていただけますか。
「PFLの試合前は、当然井上選手もPFLの試合に勝った上で、肉体的に問題なければ、7月のサバテロ戦ということは視野に入っていたんですけど、3Rの死闘だったということと、その試合の中で本人が何カ所か怪我をしたこともあって、試合後に割と早いタイミングで本人とも会いましたけど、まずは我々プロモーターサイドからすると、肉体的に行かせられる状況じゃないということが1つ。あとは直樹自身も怪我を押してでも行きたいというよりは、PFLで結果を出してきたことに対して、ホッとしているところと消耗しているところもあったので、ここで無理して僕らが背中を押すのもおかしいし、本人としてもここは無理せず、他の選手が行って王者が変わる可能性があっても、挑戦のチャンスはもう少し先に、その時のチャンピオンに立ち向かいたいという判断で、両者総合的に話し合って結論を出したというのが現状です」
――続いて榊󠄀原CEOに質問です。前回の会見時に、太田忍選手の言葉を借りる限り、彼は鹿志村選手に対して周りが期待をしてないような感じのこと言っていたのですが、今回鹿志村選手がここで挑戦者になった決め手はどこだったのでしょうか。
「冒頭で言いましたように、RIZINとDEEPを含めて4連勝していること、直近でDEEPの暫定王者になっていることですね。ここまで直近のキャリアアップを含めて、非常にいい形で白星を重ねてきてるということと、サバテロという選手のファイトスタイル含めてですね。鹿志村選手本人も分かっているし、見る側もそういう視点で見ると思いますが、鹿志村選手はグラウンドになってからが得意で、サバテロがそういう相手に対しても漬けてくるのか。ただ太田戦を見ても分かるように、サバテロは手足も長くて打撃もできるんですよね。だからどういう戦略でお互い来るのかを含めて、見る側の視点からしても面白さがあるし、この試合を見てみたいと思ってもらえるということもあり、鹿志村選手側に我々からチャレンジしてみないか?ということを連絡をしました。その時、鹿志村選手は海外にいたと思うんですけど、2つ返事で行くということで返事をもらえたんで、それでこのマッチアップにしようという結論に至りました」
――ありがとうございます。ではサバテロ選手と鹿志村選手に質問です。今のMMAはすごく大きな武器を持っていることと同時に、穴がない・弱点がないことを求められると思います。両者は対戦相手についてどこに弱点があって、どういうところを突いていきたいと思っていますか。まずは鹿志村選手からお願いします。
「(サバテロが)寝てからの展開をあまり見たことがないし、漬けきるのは上手いと思うんですけど、それ以上のグラップリング能力をあまり感じたことはないので、僕のグラップリングとはちょっとレベルが違うんじゃないのかなと思っています」
――これを受けてサバテロ選手もお願いします。
「カシムラの1番の弱みはお前がビッチであること、そして腰抜け野郎だということだ。今スクリーン越しにカシムラの目を見ているが、すでに目が怯えている。この階級のボス(サバテロ)が目の前にいることに対して、すでに怯えているんだ。この試合の見どころは試合としてのマッチアップではなく、俺がカシムラを一方的にボコボコにし続けて勝つところだ。カシムラは自分の柔術が強いと言っているが、俺の柔術に比べたら全く話にならない。(柔術でも)カシムラが俺にボコボコにやられると思っていてもらって構わない。自分がチャンピオンになったからには、RIZINのレベルを上げることが自分の責任だと風に思っている。チャンピオンとしてしっかりフィニッシュをして、よりレベルの上がったバンタム級を背負っていかなければいけないと思っている」
――後にアーセン選手に質問です。先日母の山本美憂選手ががボクシングにチャレンジしていましたが、そういう部分を見て自分が新たに戦いに向けて気持ちが入ったということがあれば教えてください。
「母ちゃんはずっと新しいことに挑戦してるし、俺の中でアスリートで1番尊敬するのは母ちゃんだし、いつもパワーをもらっています。でも俺は俺だし、俺は格闘技が好きでやってるし、特に今回はヒロヤくんが相手だから、面白い試合出来そうだなと思ってワクワクしています」




















