【UFN283】オクタゴン3戦目=クライン戦へ。トフィック・ムサエフ「力強い勝ち方ができるだろう」
【写真】話題が日本になると、熱量が上がったムサエフだった(C)MMAPLANET
1日(土・現地時間)、セルビアのベオグラードはシュタルク・アレナで開催されるUFN283「Medic vs Rodriguez」で、トフィック・ムサエフがルドヴィト・クラインとオクタゴン3戦目を戦う。
Text by Manabu Takashima
Bellator時代の参戦も合わせると5年以上、日本でキャリアを積んできたトフィック・ムサエフ。RIZINでは2019年にライト級GPを制しているムサエフが、昨年6月に母国アセルバイジャンでのUFC初戦で165ポンドのキャッチウェイト戦とはいえ、ミクティベク・オロルバイに初回で一本負けを喫したのはショックだった。
今年の3月にイグナシオ・バハモンデスに判定勝ちを収め、UFC初勝利を挙げたムサエフに、クライン戦前の心境を尋ねた。コーカサス、中央アジアのファイターらしく、淡々とインタビューに応じていたムサエフだが、日本のファンへの言葉になると俄然熱くなった。
前の試合で勝てたことは、当然嬉しい。でも、試合内容には満足していない
――RIZINからBellator、そしてUFCへ。トフィックにとって、UFCと他のビッグプロモーションの違いはどこにありますか。
「まず、RIZINやBellatorも素晴らしいオーガニゼーションだった。UFCの何が違うかというと、UFCにはトップファイターしか在籍していないということだよ。
これは誰もが思っていることだろうけど、UFCで戦っているファイターが経験不足なんてことはあり得ない。本当のトップはUFCで戦っていて、それを世界中のファンが注目している。そこがUFCの偉大なところだと思う」
――UFC初陣で喫した敗北は、ショッキングでした。
「過去に喫した敗北について、後から何か意見を述べることはしないようにしている。だから、これは言い訳ではない。ただ事実として、あの時は色々な事情があった。対戦相手は計量をパスせずに、本来の階級で戦うことができなかった。それでも戦いに身をおいている人間として、ファイトを拒否することなく、戦いたいという気持ちに従ったんだ。
戦いだから、負けることもある。大切なことは過去の試合結果に捉われず、成長していくことだ。何より2戦目で、成長した姿とともにワールドクラスの技術を備えたファイターでだと示すことができたはずだ」
――日本では、これぞトフィック・ムサエフと胸を撫で下ろしたファンも多かったと思います。
「もちろん、いつだってファンのために最高の試合がしたいと思っている。前の試合で勝てたことは、当然嬉しい。でも、試合内容には満足していない。もっとファンに喜んでもらい、UFCが納得する試合をして上を目指したいと思っている」
――では今回の対戦相手となるクラインの印象を教えてください。
「強いファイターなのは当然で、UFCで8勝3敗と結果も残している。尊敬をしているからこそ、それだけの準備をしてきた。彼はスタンドで戦うことが、好きなストライカーだ。それは自分も同じで、だからこそ興味深いファイトになるはずだ。
対策も立てているし、彼が何を狙ってきても技術で対応できる。試合前なのでどのように戦うのかは余り話したくないけど、最高の試合をして力強い勝ち方ができるだろう」
――打撃戦を望んでいるようですが、得意の蹴り技をキャッチしてテイクダウンという流れも十分にあり得るかと。
「もちろんだ。さっきも言ったように。彼が何を狙ってきても自分は対応できる。どんなことでも起こりうるからこそ、最高の技術を見せて、ファンが楽しめる試合がしたい」
日本でキャリアを終えたい
――ところで今回もラスベガスのエクストリーム・クートゥアーで準備をしてきたのですか。
「その通りだ。経験豊かで力のある練習パートナーが揃っているし、ジムの設備もコーチ陣も素晴らしい。ファイトキャンプはジョニー・ケースも一緒だったんだ。彼は凄くサポートしてくれた。だから先日のRIZINで、ジョニー・ケースが勝てて本当に嬉しかったよ」
――トフィック、今日はありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いできますか。
「日本は自分にとって、第二の故郷だ。いつも、日本のファンはいつも愛を持って応援してくれる。現役時代の最後は、もう一度日本でファイトをしたいと今も思っている。日本でキャリアを終えたいんだ。
もちろん、今も熱心に応援してくれるファンがいる日本でUFCが大会を開き、そこで戦うことができれば最高だ。長い間、自分のファイティング・キャリアを支えてくれる日本の友人、そして全ての日本のファンに感謝している。
UFC日本大会がなくても日本を訪れ、セミナーを開くなど、若い日本人選手の今後に役立つことがしたい。RIZINと協力して、自分の知識を若い日本の選手にシェアできないか。将来的には、そういうことをやっていけないかと考えているんだ」
■視聴方法(予定)
8月1日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午後10時45分~U-NEXT
■UFN283対戦カード
<ウェルター級/5分5R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
ダニエル・ロドリゲス(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ヤン・ブラボヴィッチ(ポーランド)
ナバホ・ステーリング(ニュージーランド)
<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)
<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)
ロバート・ヴァレンティン(スイス)
<ミドル級/5分3R>
ブラスト・チェポ(セルビア)
ギルバート・ウルビナ(米国)
<ライト級/5分3R>
ミロシュ・ヤニチッチ(モンテネグロ)
ノア・ギュニョン(フランス)
<ライト級/5分3R>
ルドヴィト・クライン(スロバキア)
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)
<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・オリヴェイラ(ブラジル)
オバン・エリオット(英国)
<バンタム級/5分3R>
マルク・ヴォログジン(ロシア)
ボリスラブ・ニコリッチ(セルビア)
<フェザー級/5分3R>
ボグダン・グラッド(オーストリア)
デニス・ブズーキア(米国)
<ライト級/5分3R>
マテウス・レンベツキ(ポーランド)
カイル・プレボレック(カナダ)
<女子バンタム級/5分3R>
ニーナ・ミロシェヴィッチ(セルビア)
ヘイリー・カーワン(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ヨヴァン・レカ(セルビア)
アレクサンダー・ポペック(ドイツ)
<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・スパシッチ(セルビア)
ステファニー・ルシアーノ(ブラジル)
















