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【Deep Cage】大塚隆史に挑戦、石司晃一 「戦い方も実力も動きも違うモノを見せる自信が100%あります」

Ishizuka【写真】淡々というよりも、非常に丁寧な話し方のなかで自分への信頼度の高さを伺わせた石司だった(C)MMAPLANET

明日13日(土)に東京都江東区のディファ有明で開催されるDEEP CAGE IMPACT 2017。そのメインで大塚隆史の持つDEEPバンタム級のベルトに挑む、石司晃一を公開計量終了直後にインタビューした。


1年半のブランクの間に、一時期だがALIVEに所属しチームで強くなることを学んだ石司。諸事情で東京に戻って来ることになったが、その日々がこのところの実力アップに直結しているという。そんな石司は落ち着いた雰囲気のなか、確かな自信を感じさせた。

──減量の方は順調でしたか。

「ハイ。いつもより楽にできたので、これまでより元気です。昨日の段階では4キロオーバーで、それはいつも通りだったのですが600グラムアンダーまで行っていたので朝ご飯も食べてきました。ここまで順調に来たので調子は凄く良いです」

──昨年、名古屋のALIVEに所属していた時期があります。そして、また東京に戻ってきました。この辺りの経緯を説明してもらえないでしょうか。

「ハイ。大きなケガが続き、体調も悪くて……どうしたら良いのか壁にぶつかっていました。試合もできないですし、練習環境でも悩んでいました。元々、所属していたブライトネスがプロ選手が全くいないジムだったので、不安も大きくなり、環境を変えてみようかと思ったんです」

──それで名古屋へのジムへ行くというのは?

「一つのジムでしっかりと練習ができるという憧れがあり、名古屋や大阪の方がそういう環境にあるのかと。かつ、地方にいながら強い選手が所属しているジムということでALIVEで練習させてもらい、ここならって思い所属するようになったんです。ただ、母の体調が悪くなってしまったので、また東京に戻らないといけなくなりました」

──そうだったのですね。では、ALIVEで学んだことは?

「技術的なことはもちろんですし、練習の仕方も東京にはなかなかないチームとしてできているということを学べました。数カ月しかいることはできなかったですけど、ALIVEで学んだことを東京に持ってきて凄くプラスになっています。だから、この間に伸びることができたと思っています」

──東京に戻って来てからの練習環境はどのようになっていますか。

「前に所属していたブライトネス、それと出稽古で慧舟會系の道場やパラエストラ柏で練習させてもらっています」

──今回のタイトル戦は両者、特徴のハッキリとしており、如何に相手の良さを消せるのかが勝負になるという予想もあります。

「そうですね……大塚選手の得意な部分はハッキリしているので、そこを潰して……真っ向勝負で叩き潰すイメージでいます。展開によっては寝技にもなるかと思いますが、テイクダウンをされない、されても立ち上がるという攻防は多くなると思います」

──そうなるとスタミナ勝負になりそうです。

「大塚選手もそうでしょうが、スタミナには絶対の自信があります」

──昨年12月の北田俊亮戦では攻められてから防ぎ、反撃に転じるというなかで一旦、動きが落ち着くという試合の流れでした。

「ハイ、あの時は『何やっているんだろう?』って思いながら戦っていて。1年半振りの試合で様子を見てしまうことが多くて、とにかく固まってしまって……動きが止っていました。そうですね、止まって相手を見てしまうことが多かったです。なので明日はもう、全然違う試合をします。戦い方も実力も、動きも違うモノを見せる自信が100パーセントあります」

──明日はどのような試合を見せたいですか。

「力的にもこれまでで一番のところに持って来られて調子が良いです。前回は情けない試合をしてしまったので悔しさばかりが残っていました。その想いを明日、払拭したい。明日は自分の力をしっかり見せて、メインに相応しい試合を──強い大塚選手相手に見せたいです」

──この先にRIZIを見据えていますか。

「ハイ、勝てば次が見えると思うので、それは試合が終わった後に……道が開けると思っています」

■DEPP CAGE計量結果

<DEEPバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]大塚隆史: 61.2キロ
[挑戦者]石司晃一: 61.1キロ

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄: 52.1キロ
ランボー宏輔: 52.1キロ

<ミドル級/5分3R>
水野竜也: 83.5キロ
パク・ジョンギョ: 83.4キロ

<バンタム級/5分2R>
釜谷真: 61.1キロ
遠藤大翼: 61.0キロ

<フェザー級/5分2R>
オーロラ☆ユーキ: 65.4キロ
芦田崇宏: 67.0キロ

<バンタム級/5分2R>
ソン・ジンス: 61.1キロ
城田和秀: 61.0キロ

<バンタム級/5分2R>
安部路人: 61.2キロ
バータル・アズジャブハラン: 61.2キロ

<フライ級/5分2R>
中山ハルキ: 56.7キロ
中森祐人: 57.0キロ

<フライ級/5分2R>
聡-S DATE: 56.3キロ
鮎田直人: 56.7キロ

<フェザー級/5分2R>
松林佑介: 65.5キロ
植田雄太: 65.2キロ

<ライト級/5分2R>
長谷川魁一: 69.9キロ
岸本篤史: 701.1キロ

<フライ級/5分2R>
石神保貴: 56.6キロ
高橋誠: 56.7キロ

<ライト級/5分2R>
関口雄治: 70.2キロ
魔破 DATE: 69.5キロ

<バンタム級/5分2R>
小川隼也: 61.0キロ
橋本ユウタ: 61.1キロ

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