この星の格闘技を追いかける

【Black Combat16】フライ級王座防衛戦、駒杵嵩大「将光さんと作ってきたことが体に馴染んできた」

【写真】練習後にカフェで取材にリモート取材に応じてくれたBlack Beltフライ級チャンピオン (C)TAKUMI NAKAMURA

31日(土・現地時間)に韓国はインチョンのインスパイア・アリーナで開催されるBlack Combat16「EXODUS」でBlack Combatフライ王者の駒杵嵩大が、ガブリエル・ホドリゲスの挑戦を受ける。
Text by Takumi Nakamura

駒杵は2023年9月にDEEPでBlack Combatとの対抗戦に出場したことをきっかけに、翌2024年1月からBlack Combatを主戦場に移した。同年12月にユン・ホヨンに一本勝ちしてフライ級のベルトを巻くと、2025年は5月にキム・ソォンジェ、8月にトーマス・アシスを下して2度の防衛に成功している。

Black Combatでキャリアを積むなかで自身のファイトスタイルをより確固たるものとし、ホドリゲスとの3度目の防衛戦に臨む駒杵。2026年はBlack Combat王者としての戦いを軸にしつつ、新たなチャレンジにも意欲を見せた。


――2026年最初の取材となりますが、今年もよろしくお願いいたします。まず2025年を振り返っていただけますか。

「自分は年間3~4試合はやりたくて、最終的に去年は2試合しかやっていないんですけど、どちらも勝ってベルトを2回防衛できたんでよかったかなと思います」

――試合数は少なかったものの、ベルトがかかった試合をクリアして成長できた部分はありますか。

「防衛戦についてはあまり意識はしていないんですけど、海外で試合をやりながら勝つことが出来ているので、メンタル的にいい方向に行っているのかなと思います」

――駒杵選手は2024年1月からBlack Combatに参戦していますが、アウェー感は大分少なくなってきましたか。

「そうですね。参戦当初は韓国人選手と対戦していたのですが、前回は相手がブラジル人選手で、逆に自分にとってホーム感がある雰囲気でしたね」

――韓国のファンにも受け入れられている感じもありますか。

「はい。韓国人選手と試合する時も『頑張ってください』と声をかけてもらうこともありましたし、僕も僕以外の日本人も少しずつ応援してもらえるようになってきたと感じています」

――最近の試合ぶりを見ていると安定感を感じるというか、自分のファイトスタイルがより明確になってきた印象があります。ご自身でもそういった感覚はありますか。

「ちょうどBlack Combatに出るようになったタイミングで(佐藤)将光さんと色々やってきたことや作ってきたことが体に馴染んできたのかなと感じますね」

――技術的な部分、試合運びの部分、メンタル的な部分、どのような変化があったと思いますか。

「試合の組み立てもそうですし、技術的にも変わってきて、総合的にアップしているのかなと思います。あとは力を使いすぎずに脱力をイメージするようになりましたね。Black Combatは基本的に5分3Rで、たまに延長ありの試合もあるので、フルラウンド動き回るために力を入れすぎずに動くことを意識して練習しています」

8月にはモカエフと対戦経験のあるブラジルの猛者アシスに判定勝ちし、2度目の王座防衛に成功した(C)GYO DUK LEE

――トーマス・アシス戦は柔道式の足技・投げ技がかなりハマっていました。

より自分の武器に自信を感じることはできましたか。

「アシス戦もそうだったのですが、相手が柔道家じゃないと、少し足をかけるだけで結構テイクダウンを取れたりするんですよね。それは昔から変わらず通用しているところかなと思います」

――そういった出力の仕方を覚えたことで、より自分のMMAが戦いやすくなったという手応えは感じていますか。

「そうですね。今はしっかり打撃も見ることができていますし、いかにリスクなく試合を運べるかという感じでやっています」

――今大会ではガブリエル・ホドリゲスの挑戦を受けることになりました。ホドリゲスとの対戦は想定していましたか。

「そうですね。前回の試合後にホドリゲスがケージに上がってきたので、Black Combat的にはこの試合を組みたいのかなと思いました」

――ホドリゲスのファイターとしての印象はいかがですか。

「打撃を思いっきり振ってきて、一発がある感じのファイターかなと思います」

――いい意味で荒いブラジル人ファイターという感じですよね。そのホドリゲスを攻略するイメージは出来ていますか。

「色々と映像も見させてもらって、思い切り振ってくる打撃をもらわないように組む。当然打撃も使いながら攻略するイメージは出来ていますね」

Black Combatからはいい条件で試合を組んでもらっていて、家族を養えるくらいのファイトマネーを稼げるようになりました

――Black Combatでは韓国人選手相手に3連勝して、前回・今回とブラジル人選手との対戦になります。駒杵選手としてもキャリアップできるような試合が続いていますよね。

「今回の相手も6戦6勝無敗で強い相手だと思うので、徐々に段階を踏んでいるのかなと思います」

――UFC・RIZINでもフライ級の日本人選手が活躍しています。駒杵選手は同じ階級の日本人選手に負けたくないという気持ちはありますか。

「僕は知名度があるわけではないし、勝っていかないと評価されない立場だと思うので、面白い試合をしてフィニッシュに向けて動きのある試合をする、そして勝ち続けたいと思います」

――それぞれ戦う舞台が違うので簡単に絡むことはないと思いますが、自分の評価を高めるような相手と試合をしていきたいですか。

「はい。色んな団体にフライ級の選手たちがいると思うんですけど、その中でも評価されるようなパフォーマンスができればなと思います。今回もいつも通りフィニッシュに向けて動きのある試合をしたいです」

――今はBlack Combatのベルトを防衛することがメインだと思いますが、この1年を通してしての目標はありますか。

「今年も3~4試合はやりたいと思いますし、将光さんとも色々と話をしています。自分はBlack Combatからはいい条件で試合を組んでもらっていて、家族を養えるくらいのファイトマネーを稼げるようになりましたし、ファイターとして色んなことを変えることができました。今後もBlack Combatで試合を続けて、色んなことにチャレンジしたいと思います」

■視聴方法(予定)
1月31日
Part.2 午後―時~Black Combat YouTubeメンバーシップ
Part.1 午後―時~Black Combat YouTubeメンバーシップ

■ Balck Combat16対戦カード

<フェザー級/5分3R>
キム・テキュン(韓国)
アジリット・ヌルマトフ(キルギス)

<Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キム・ジェウン(韓国)
[挑戦者]竹中大地(日本)

<Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
[王者] フラービオ・サントス(ブラジル)
[挑戦者]ジョン・ハングク(日本)

<Black Combatフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]駒杵嵩大(日本)
[挑戦者]ガブリエル・ホドリゲス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
フィリッピ・ペレイラ(ブラジル)
イ・ドギョム(韓国)

<ミドル級/5分3R>
チェ・ウォンジュン(韓国)
エドゥアルド・ガルヴォン(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シン・スンミン(韓国)
レオナルド・ジニス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・トチュベク・ルール(キルギス)
イ・ジンセ(韓国)

<フライ級/5分3R>
ウ・ソンウン(韓国)
キム・ソンウン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ムン・ギボム(韓国)
ファン・ドゥユン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
キム・ドンギュ(韓国)
ルスラン・アモエフ(キルギス)

<ライト級/5分3R>
パク・ジョンホン(韓国)
ナンディンエルデン・キム・インソォン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
マテウス・コヘイア(ブラジル)
ホン・ジョンテ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ジ・ヒョクミン(韓国)
ナム・ウイチョル(韓国)

PR
PR

関連記事

Movie