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【Black Combat14】駒杵が緩急をつけた組技→速攻の肩固めでキム・ソォンジェを下し、王座防衛に成功

【写真】進化する駒杵が貫禄の一本勝ち(C)GYO DOK LEE

<Black Combatフライ級選手権試合/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
Def.1R4分16秒 by 肩固め
キム・ソォンジェ(韓国)

キム・ソォンジェが右カーフを放ってサウスポーにスイッチする。プレスをかけてケージを背負わせた駒杵がダブルレッグで飛び込んだ。粘るキム・ソォンジェをボディロックで倒した駒杵はバックに回る。左足を差し入れた駒杵に対し、キム・ソォンジェはスクランブルからシングルレッグ、アンクルピックに切り替える。背中を着かされた駒杵だが、キム・ソォンジェの首を左腕で抱えてスイープした。

キム・ソォンジェの首に圧力をかけながら左ヒザを側頭部に突き刺す駒杵。キム・ソォンジェは前転で逃れようとしたが、逆に駒杵がアナコンダの形になり、絞め上げていく。しかし駒杵も深追いせず、首を抜いて立ち上がったキム・ソォンジェをケージに押し込んだ。右ヒジを返すキム・ソォンジェ。ヒザを突き上げながら右に回ってケージから離れた。しかし、すぐに駒杵がダブルレッグでテイクダウンを奪い、肩固めをセットアップしながらパス、マウントから右側のサイドへ。そのまま絞め上げてタップを奪った。

試合前のインタビューで語っていたとおり力の抜き方、使い方を実践して初防衛に成功した駒杵。「もっと打撃を混ぜながらやってきたいと思っていたけど、相手が組める距離に来たので組み、サブミッションを極めました」と語る。アナウンサーから「次の対戦相手となる可能性があるガブリエル・ロドリゲスに一言お願いします」と振られると、「もう少し経験を積んだほうがいいのと、順番もあるので。あと1試合、1位か2位の選手に勝てば、挑戦を受けて良いかなと思います」と答えた。ここでケージインしたロドリゲスにも「もうちょっと頑張って。強い相手を倒してください」と笑顔で伝え、「今後も防衛していって、もっと強い相手と対戦させてもらえれば、お客さんも楽しめると思うので。楽しみにしていてください」と締めた。


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