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【Black Combat16】挑戦者=竹中大地&王者=駒杵嵩大が、タイトル戦。無敗のバンタム級トリオにも要注目

【写真】力があれば、その力を証明する場はどこかにあるっ!!(C)GYO DUK LEE & MMAPLANET

15日(木・現地時間)、31日(土・同)に韓国はインチョンのインスパイア・アリーナで開催されるBlack Combat16「EXODUS」で竹中大地が、Black Combatバンタム級王者キム・ジェウンに挑戦することが正式発表された。
Text by Manabu Takashima

今大会は既にBlack Combatフライチャンピオン駒杵嵩大が、ガブリエル・ホドリゲスの挑戦を受けることが決まっており、日本人選手2人がタイトル戦を戦うことになった。


修斗環太平洋とGLADIATORでベルトを巻き、ONEでも戦ってきたJ-MMAバンタム級の実力者のBlack Combat出場は、昨年5月以来2度目となる。その初陣でキム・ジェウンに挑戦する話だったが、チャンピオンの体調不良で流れ竹中は代役の代役=マイコン・ブルーノと対戦、2分31秒RNCで一本勝ちを飾っている。

その後、8月大会でチャンピオンが一階級上でラジャブアリ・シェイドゥラエフの同門アジリット・ヌルマトフと対戦してKO負けを喫した流れから、今回の挑戦となった。RIZIN参戦がならなかった竹中が、Black Combatを安住の地とできるか――注目のタイトル戦だ。

また駒杵は竹中のデビュー戦となった5月大会で、キム・ソンジェを破った直後にケージインし挑戦をアピールしてきたガブリエル・ホドリゲスと因縁の防衛戦を迎えることとなった。とはいっても、ケージ内で対戦要求は別に因縁でもなんでもない。

(C)GYO DUK LEE

ただホドリゲスは、駒杵の持つベルトに8月大会で挑戦することが決まると「まだ早い」とコレを固辞してしまう。

結果、駒杵はトーマス・アジスをチャレンジャーに迎え2度目の防衛に成功する。と、同大会でランク1位のユン・ホヨンを倒したホドリゲスが、またも駒杵の前に立ちふさがり挑戦要求を行った。駒杵は「Black CombatがOKで、お客さんが望むなら戦う」と大人の対応を見せ、ついに両者のタイトルマッチが実現の運びとなった。

韓国のイベントで、日本人チャンピオンが連続でブラジル人ファイターの挑戦を受ける。これこそ、今のBlack Combatの国際化が顕著に表れている。と同時ホドリゲスらは、Black CombatがリアリティTVショーで自家栽培してきたファイターだ。一方で、8月大会より本格的に門戸開放を行ったキルギス勢が、今回も襲来する。

(C)PFL

上にあるようにキム・ジェウンを倒したヌルマトフに相対するのは、Black Combat初参戦となるキム・テキュンだ。

コロナ期前から海外を戦場に選び、BRAVE CFやUAEWという中東MMAをステップアップとしPFL出場を果たしたキム・テキュン。フェザー級ワールド・トーナメントでは初戦でネイサン・ケリーをRNCで破ったが、準決勝で優勝した――禁止薬物使用により王座剥奪及び優勝賞金を没収された――モヴィッド・ハイブラエフのTD&バック奪取に完封された。それでも韓国フェザー級において、絶対的な実力の持ち主であることを示しはした。

(C)GYO DUK LEE

そんなキム・テキュンが、猛威を振るうキルギス勢に一矢報いることができるか。

非常に楽しみだ。キャリア14勝2敗、現在7連勝中のヌルマトフはいわばONEバンタム級の体重で戦ったキム・ジェウンを圧倒した。直近の7連勝中、6試合がフィニッシュ勝利だけに韓国でいえばRoad FCのエルデュカルディ・ドゥイシェフに続き、K-MMAのフェザー級の頂点を目指すことになる。

他のキルギス勢はクルド人ファイターとして参戦しているルスラン・アモエフが、キム・ドンギュと対戦。10勝0敗のアモエフに対し、Black Combat初陣でイ・ジンセと戦うダニヤル・トイチュベク・ウールはキャリア11勝0敗だ。さらに中国在住のブラジリアン、昨年4月に元ONE世界バンタム級タイトルチャレンジャーで、キム・ジェウンとのストーリーを展開中だったキム・デファンを破ったマテウス・コヘイアもデビュー以来11連勝中のファイターだ。

この3選手は全てバンタム級、ポスト竹中×キム・ジェウンを占ううえでマスト・チェックの無敗トリオといえるだろう。

■Black Combat16対戦カード

<フェザー級/5分3R>
キム・テキュン(韓国)
アジリット・ヌルマトフ(キルギス)

<Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キム・ジェウン(韓国)
[挑戦者]竹中大地(日本)

<Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
[王者] フラービオ・サントス(ブラジル)
[挑戦者]ジョン・ハングク(日本)

<Black Combatフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]駒杵嵩大(日本)
[挑戦者]ガブリエル・ホドリゲス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
フィリッピ・ペレイラ(ブラジル)
イ・ドギョム(韓国)

<フェザー級/5分3R>
シン・スンミン(韓国)
レオナルド・ジニス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ダニヤル・トイチュベク・ウール(キルギス)
イ・ジンセ(韓国)

<フライ級/5分3R>
ウ・ソンウン(韓国)
キム・ソンウン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ムン・ギボム(韓国)
ファン・ドゥユン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
キム・ドンギュ(韓国)
ルスラン・アモエフ(キルギス)

<ライト級/5分3R>
パク・ジョンホン(韓国)
ナンディンエルデン・キム・インソォン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
マテウス・コヘイア(ブラジル)
ホン・ジョンテ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ジ・ヒョクミン(韓国)
ナム・ウイチョル(韓国)

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