【UFN268】メヒコ大会、再注目??はデビュー戦を迎えるイマノル・ロドリゲス「僕も試合を楽しむ」
【写真】ガンガン目を見開いて話していたのに、最後にスクショを撮る段階になると――薄目になってしまったイマノル。かなり天然派かもしれない (C)MMAPLANET
28日(土・現地時間)、メキシコはメキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコでUFN268「Moreno vs Kavanagh」が開催される。メインでアス・アルマバエフの負傷欠場を経て、ロナー・カヴァナと戦うことになったブランドン・モレノの筆頭に、8人のメキシコ人ファイターが出場する。
Text by Manabu Takashima
そのうちの1人、イマノル・ロドリゲスは今回がUFCデビュー戦ながらメインカードに抜擢された。ペルーのケヴィン・ボルハスと戦うイマノルはキャリア6勝0敗、5KO& 1Subというフィニッシャーだ。TUF33では優勝したジェセフ・モレレスに準決勝でスプリット判定負けを喫したものの、コンテンダーシリーズというセカンドチャンスを、132秒アッパーカットのKO勝ちで生かした。
今後に要注目のフライ級ファイターにインタビューを行うと、MMAキャリア3年のイマノルは「誰もイマノル・ロドリゲスというファイターの本当の姿を知らない」と話した。金曜日にMMAを戦い、土曜日にコンバットサンボを戦う――破天荒、ネジが一本外れた派の注目ルーキーが登場だ。
僕はとてもフレキシブルな感覚を持っている人間なんだ
――イマノル、今週末に母国メキシコでUFCデビューを迎えます。今の気持ちを教えてください。
「最高だよ。人生の一大事だからね。本当に最高だよ」
――平良達郎選手がジョシュ・ヴァンに挑戦するだけでなく、トップ5には堀口恭司選手もいるということで日本ではUFCフライ級が非常に注目されています。そんななかメインカードでデビューするイマノルもまた、コンテンダーシリーズで見せた強さでコアファンにとっては、既に気になる存在になっています。
「おお。ありがとう。キョージ・ホリグチ、タツロー・タイラ、彼らはコンプリートファイターで、とても優れている。僕も力をつけて、彼らと同じレベルで戦いたい。そして僕が挑戦者になるか、あるいは防衛戦の相手になるのか。いつか、タツローと戦ってみたい」
――そんな日がくることを楽しみにしています。その前に日本のファンにイマノルのことをもっと知って欲しいと思います。イマノルは、なぜMMAを始めたのでしょうか。
「僕はMMAを戦うようになって、そんなに時間が経っていない。3年ほどだ。MMAのベースになるような確固たるベースを持っていなかったから、ここに来るために色々な要素を自分のファイトに取り入れてきたんだ」
――もともと格闘技の経験はなかったのですか。
「まだ小さな頃に柔道を始めて、黒帯は巻いている。と同時に正式でなく、遊び感覚でボクシングもやっていた。ボクシングというかストライキングだ。それがベースといえば、ベースになるんだけどね。それからサンボを始めた。そして、ちゃんとボクシングを習うようになった。ボクシングを経て、やっとMMAに辿り着いたのが2022年だよ」
――サンボの経験があるのですか。それは意外です。なぜサンボを始めたのですか。
「僕はとてもフレキシブルな感覚を持っている人間なんだ。ボクシングで戦わないかと言われると、戦う。ショートノーティスでも構わない。ケガをしていても、構わない。とにかくチャレンジするんだ。そうやって戦うことで、僕はMMAで戦う自信を得ることができた。
あぁ質問はサンボだったね。サンボを始めた理由も特にない。サンボ関係者からトレーニングに誘われたんだ。サンボという世界を知る機会が与えられた。まぁ、そこに壁があるから、乗り越えて中に入ってみたいと思っただけなんだよ。で、試合にも出るようになった」
――何か結果を残せましたか。
「2019年にパンナム選手権の57キロ級で金メダルを取った。それから2023年のパンナムではコンバットサンボの58キロ級とスポーツサンボの58キロ級を同時優勝しているよ」
――一つの大会で、スポーツサンボとコンバットサンボのどちらも優勝!! そんなことができるのですね。
「大会初日にスポーツサンボで6試合、2日目にコンバットサンボで6試合。合計12試合に勝って優勝した」
――でも、ちょっと待ってください。2023年ということは、もう既にMMAで戦っていますね。
「2023年6月30日、金曜日にMMAプロ2戦目をベラクルスで戦った。Budo(Sento Championship)っていう大会で、試合が終わってすぐに400キロ離れているメキシコシティに戻って、土曜日に予選に出場した。
コンバットサンボはプロテクターを着用するのに、MMAより反則が少なくて興味深かった。MMAより自由に戦えたよ。なんせ頭突きが使えるんだから。ただ、あの時は金曜日のMMAの試合で拳を壊してしまっていたから、5試合全てレスリングで勝った(笑)。そうするしかなかったんだけど、あの経験もあって、僕はコンプリートなMMAファイターになったと言い切れるんだ」
名誉を手に入れるためや、金のために戦っているわけじゃない。チャンピオンになるためにUFCで戦っている
――強烈な打撃の印象があったのですが、グラップリングも自信があるようですね。
「これまで打撃だけで勝ててきたから、まだ誰もイマノル・ロドリゲスというファイターの本当の姿を知らないんだ。僕のレスリングは、打撃に負けないぐらいの武器になる」
――そのレスリングを使う機会があるかどうかわからないですが、ボルハス戦が非常に楽しみになってきました。ボルハスの印象を教えてもらえないでしょうか。
「UFCで戦っているファイターだし、レベルは高い。だから尊敬もしている。ただ、僕は名誉を手に入れるためや、金のために戦っているわけじゃない。チャンピオンになるためにUFCで戦っている。そこに辿り着くための、最初の相手がボルハスになったに過ぎない。それだけのことだよ。
とにかく試合を見てくれるファンが、楽しめる試合をしたいと思っている。僕も試合を楽しむ。もうやるべきことは、全てやった。母国で戦うことがプレッシャーになるなんて言われたりするけど、そんなことは全くない。しっかりと落ち着いて戦うことができる。まだ誰も僕のことが分かっていない。でも、約束しよう――僕はリアルだと」
■視聴方法(予定)
3月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC Fight Pass
午後6時45分~U-NEXT
■UFN268対戦カード
<フライ級/5分5R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
ロナー・カヴァナ(英国)
<バンタム級/5分3R>
マーロン・ヴェラ(エクアドル)
ダビッド・マルチネス(メキシコ)
<ライト級/5分3R>
ダニエル・セルフーベル(メキシコ)
キング・グリーン(米国)
<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
フィリッピ・ブエノ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
イマノル・ロドリゲス(メキシコ)
ケヴィン・ボルハス(ペルー)
<バンタム級/5分3R>
サンチアゴ・ルナ(メキシコ)
エンジェル・パチェコ(米国)
<ミドル級/5分3R>
ホセ・メディーナ(ボリビア)
ハイアン・ガンドラ(ブラジル)
<女子バンタム級/5分3R>
メイシー・シェエソン(米国)
アイリン・ペレス(アルゼンチン)
<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・キニョネス(メキシコ)
クリス・モウティーニョ(米国)
<フェザー級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)
ハビエル・レイエス(コロンビア)
<130ポンド契約/5分3R>
エルネスタ・カレクカイト(リトアニア)
レヒーナ・タリン(メキシコ)
<フェザー級/5分3R>
エリック・シウバ(コロンビア)
フランシス・マーシャル(米国)
<ミドル級/5分3R>
ウェズ・シュルツ(米国)
デミアン・ピナス(アルバ)














