【Black Combat14】キム・ドンギュが飛びヒザでダウンを奪い、キム・デフォン越え達成
【写真】キャリア&バリューで上回るキム・デフォンを下し、歓喜のキム・ドンギュ陣営(C)GYO DOK LEE
<バンタム級/5分3R>
キム・ドンギュ(韓国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
キム・デフォン(韓国)
間合いを測る両者。キム・ドンギュのカーフでキム・デファンが姿勢を乱すと、すかさずサッカーボールキックをン狙っていく。即座に立ち上がったキム・デファンが近距離で右を振るうが、頭が当たったとキム・ドンギュがアピールし試合が中断される。再開後、飛び込んでインファイトの距離で右ミドルを蹴ったキム・デファンだが、キム・ドンギュが右フックを打っていく。キム・ドンギュはインロー、パンチの応酬の直後にキム・ドンギュが飛びヒザを決める。
効かされたキム・デファンが下がると、ラッシュを掛けたキム・ドンギュだったが、逆にフックを被弾してジリジリと後退する。ここでキム・ドンギュはダブルレッグを仕掛け、サッカーボールキックの機会を伺う。その刹那、蹴り上げを狙ったキム・デファンだが、直後にヒザを着いたキム・ドンギュをクローズドで固める。オープンになるとキム・ドンギュが立ち上がり、レフェリーがキム・デファンを立たせて時間となった。
2R、カーフを続けるキム・デファン。続いて左から右を伸ばすが、蹴りを放った際にジャブで押されるように倒れる。ガードの中にキム・ドンギュが入るが、すぐにスタンドへ。レフェリーがここもキム・デファンを立たせた。キム・ドンギュはカーフを続け、ステップインにカウンターという戦いを続けると、スピニングバックフィストを空振りにしたキム・デファンに右をクリーンヒットさせる。誘うキム・ドンギュに対し、キム・デファンも強振で前に行くがカウンターを受け、直後にダブルレッグでてテイクダウンを許してしまった。
残り70秒、レフェリーにより試合がスタンドに戻されるとキム・ドンギュがカーフを続ける。さらにボディから右を当てる。キム・デファンは右ミドルを入れ、シングルに仕掛けアッパーを入れる。何やらキム・ドンギュが抗議するが、ブレイクが掛からずキム・デファンがボディからアッパーを当てて試合は最終回へ。
3R、急所に攻撃が入ったとアピールするキム・ドンギュ。レフェリーが流すと、ダブルレッグからドライブ。自ら離れたキム・ドンギュは動きが落ちてきたか。キム・デファンは右ボディストレート、ジャブの差し合いから右は空振りする。と、ここでもキム・ドンギュがダブルレッグを決め、クローズドの中に収まる。下からパンチのキム・デファンに対し、しっかりと時間を使ったキム・ドンギュが立ち上がった。
しかし、キム・デファンはここから逆転を賭けてパンチのラッシュを掛け、テイクダウンされてもすぐに立ち上がって右を打ち込む。ボディ、左右のフックと前に出るキム・デファンは、残り1分を切りダブルレッグでテイクダウンを許して万事休す。最後の10秒で試合はスタンドに戻ったが、すぐにタイムアップを迎えた。
結果、キム・ドンギュが判定勝ちを手にし、キム・デフォンはBlack Combat初陣で敗れた。