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【Black Combat14】大乱戦の打ち合いは、イ・ドギョムがボディへの右回転蹴りでシン・スンミンをKO

【写真】イ・ドギョムがボディへの右スピニングバックキックで乱戦を制す(C)GYO DOK LEE

<フェザー級/5分3R>
イ・ドギョム(韓国)
Def.3R0分22秒 by KO
シン・スンミン(韓国)

イ・ドギョムが右カーフで先制する。左右フックを振るうシン・スンミン。イ・ドギョムは右ストレートをアゴに突き刺して下がった。左右ローで距離を保つイ・ドギョムが右ストレートを打ち込むと、シン・スンミンも左右フックを返す。シン・スンミンの右スピニングバックフィストをかわしたイ・ドギョムが、お返しとばかり右スピニングバックエルボーでグラつかせた。追撃の右サッカーボールキックでダウンを奪ったイ・ドギョムは、パウンドの雨を降らせる。立ち上がろうとしたシン・スンミンの顔面に右ヒザを突き上げたが、ペダラーダを食らい腰を落とした。

乱戦模様の展開からスタンドに戻った両者、ケージ中央でパンチをかわす。ここでシン・スンミンがワンツーから距離を取る。イ・ドギョムの右もヒット。シン・スンミンの左右フックはブロックで防がれている。頭を振って距離を詰めるシン・スンミン。徐々に左右フックが当たり、イ・ドギョムを下がらせる。右でグラつかせたシン・スンミンがラッシュを仕掛けるも、イ・ドギョムが右を打ち返した。

フラつくシン・スンミンに顔面に、幾度のイ・ドギョムも右が突き刺さる。さらに跳びヒザを当てたイ・ドギョムが前に出て、右をクリーンヒットさせた。前のめりに倒れたシン・スンミンが立ち上がると、再びイ・ドギョムが右ストレートで倒し、サッカーボールキックを浴びせる。観客は大声援を送るが、シン・スンミンは確実にダメージが溜まっており、ストップされても仕方ない状況だ。そのまま打撃戦が続き、初回が終了した。

2R、シン・スンミンはイ・ドギョムの打撃をもらいながらも前に出る。イ・ドギョムは右スピニングバックキックを見せたあと、右ストレートを当てる。互いに疲労のためかパンチの精度が落ちた。ならばとイ・ドギョムは右ローでフラつかせ、右スピニングバックキックを繰り出す。打ち合いの中、イ・ドギョムの右前蹴りがシン・スンミンの下腹部を捉えた。うずくまったシン・スンミンにインターバルが与えられる。再開後、イ・ドギョムは左右ローを散らす。シン・スンミンの右ストレートは届かず。インローを受けて左に回るシン・スンミンに、イ・ドギョムのワンツーが突き刺さる。

至近距離になるとシン・スンミンが左右フックを振るうが、イ・ドギョムがシングルレッグで組んだ。これを切られたイ・ドギョムがボディにパンチを集める。イ・ドギョムの右前蹴りがシン・スンミンの顔面を捉え、ダブルレッグで組みバックコントロールへ。しかしすぐイ・ドギョムが離れ、打撃戦に戻る。左右の蹴りを上下に散らすイ・ドギョム。パンチの相打ちから、シン・スンミンが右を当てる。ラウンド終了間際、ともに頭を振りながら打ち合いを見せた。

最終回、シン・スンミンが前に出る。パンチをブロックしたイ・ドギョムが右スピニングバックキックを見せたあと、続いて同じ蹴りをコンパクトにボディへ突き刺した。ダウンしたシン・スンミンにサッカーボールキックから追撃の鉄槌を浴びせると、レフェリーが試合をストップした。


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