【ACB93】4大会連続キャンセルのACBが活動再開、2階級のタイトル戦&春日井に勝ったカレフォフ出場
【写真】新路線(?!)第一弾、セミでアリ・バゴフの挑戦を受けるライト級アブドゥルアジス・アブドゥルバクヘヴァ (C)ACB
21日(土・現地時間)にキプロスはレメソスのパラディスポーツ・スパイロス・キプリアノウで開催される予定だったイベントをキャンセルしたACB。田中路教の初戦が消滅してしまったが、結局オフィシャルSNSでは20日(金・同)になって大会中止を発表した。
その後、すでにキャンセルをアナウンスしていた8月11日のロンドン大会に以外にも、7月28日のロシア・カザン大会、8月25日のスウェーデン・マルメ大会がオフィシャル発表はなく、ホームページのカレンダーから消えている状態となっていた。
そして22日になって9月8日(土・同)にロシアのクラスノダールでACB93を開催し、メインでACBウェルター級選手権試合=王者モハメド・ベルハモフ✖挑戦者アルベルト・トゥメノフ戦をメインに、セミでライト級選手権試合=王者アブドゥルアジス・アブドゥルバクヘヴァ✖挑戦者アリ・バゴフの対戦が組まれることを明らかとしている。
現時点で14試合が組まれているACB93は、国際戦が5試合とラインナップ的にキャンセル連発以前とは明らかな違いがみられる。その一方で昨年12月に春日井たけしを破ったアザマット・カレフォフが出場、マラット・バラエフ✖ムラッド・マカエフ、ユーサップ・ウマロフ✖アンドレイ・コシュキンなど、ロシア勢の潰し合いは見どころが多い。
今後、国際的な規模での活動ではなく、ロシア国内でロシア人中心の最強のフィーダーショーとして大会が継続していくのか。そのあたりも気になるACB。確かなことはロシア人ファイターの強さは、何ら以前と変わりないということだ。