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【Grachan80】激しい打撃の応酬&組みの攻防の末、小田魁人が小林大介に右を打ち込みパウンドアウト

【写真】格闘技を始めるきっかけ、夢を与えるきっかけになる勝利となった(か)(C)SHOJIRO KAMEIKE

<Grachanフライ級選手権試合/5分3R>
小田魁斗(日本)
Def.3R2分31秒 by KO
小林大介(日本)

サウスポーの小林に対し、まず小田が右ミドルを蹴る。左ハイを返した小林はシングルレッグからバックに回って、大きくスラムする。サイドバックで殴る小林だが、小田が逆にシングルで上をとりかえす。ケージを背に立ち上がった小林は、離れてワンツーを伸ばす。小田はローからミドル、左フックを振るってクリンチへ。回して距離を取った小林が左ストレート。かわした小田がワンツー。近距離でのパンチの応酬から、一旦は離れた小林が左ハイを狙う。小田は左を受けても右を返し、左フックでダウンを奪う。すぐに立ち上がった小林にダブルレッグを決めた小田はハーフで抑える。

小田は胸を合わせて殴り、しっかりと抑えて削りにかかる。ニーシールドから足を戻してラバー狙いの小林に対し、小田は胸を起こして殴る。ここで小林は外掛け&足関節狙い、ケージに手を置いて上体を起こした小田がセットは許さなかった。

2R、小田の右に左ヒザを合わせた小林が、ケージに押し込まれて離れて左ハイを蹴っていく。小田の右に組んだ小林は、切られて離れる。左右、蹴りのコンビの小林だが質量が落ちてきたか。小田は圧を掛けて左も空振りに。小林もテイクダウンをスプロールされ、スタンドに戻る。小林の蹴りにパンチを合わせ小田だが、ヒザ蹴りから左を受ける。小林は右にダブルレッグも切られて、スタンドへ。蹴りでバランスを崩した小林は、下になりハーフで抑えられる。

小田は鉄槌を落とし、左で顔面を殴っていく。しっかりとしたポスチャーもスペースがあり、小林がスタンドに戻る。直後に小田の攻撃が急所に入り、試合が中断。しっかりと時間を使った小林は再開後、左ハイ。ここで再び小田の攻撃が急所をかすめ、またもブレイクが入ったが即リスタートに。小田は右ハイ、左ハイを蹴った小林が続く右でダウンを奪う。立ち上がりながらテイクダウンを決めた小田がトップを奪取、ここもハーフで抑えて殴る。首を抱えた小林が、パウンドを受けないようにラウンド終了に持ち込んだ。

最終回、小林が左ハイ、小田がミドルを蹴り、左ミドルを打ち込む。さらに右ミドルを入れてワンツーで前に。小林もワンツーを入れ、右ジャブを伸ばす。小田は粗い左右のフックで距離を詰め、小林はサークルアウト。互いにパンチを見せ、小林はシングルレッグもテイクダウンを奪えず、ダーティボクシングでパンチを被弾する。

間合いを取り直した両者、小林が小田の左に組みついてバックへ。正対しようとした小田に対し、小林がハイクロッチを狙う。ここで離れた小田は、左を被弾したが前に出て左&右フックから右ミドル。小林が左ストレート、左ミドル、そして右ストレートを打ち込む。ここで小林が下がると、左フックに続く右ストレートを打ち抜く。後方に崩れ落ちた小林にパウンドを連打した小田が、ケージに上って絶叫した。

「去年の10月、僕UFCに行きたくて。そのために中国で勝たないといけないのに負けてしまった。何を目標にして良いか分からなくって。頑張ろうにも体が前にいかないとか、自分のなかで凄い葛藤があった4カ月、5カ月でした。けれども自分なりに負けずに頑張ってきたら本当に良いことがあると伝えたくて格闘技をやっています。勝利で恩返しができて嬉しいです。UFCを目指して駆け上がっていきますので、応援よろしくお願いします」とマイクで話し、応援してくれる男の子2人をケージに招いて記念写真に収まった。


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