【Pancrase297】試合結果 熱闘の連続も国際戦で厳しい現実を突きつけられる
【写真】久米鷹介、佐藤天とセミ&メインで日本人ファイターが敗退、ショッキングな夜となった(C)PANCRASE
1日(日)、東京都台東区の新木場スタジオコーストで開催されたPancrase297。
セミで元UFCファイターのアントン・クイバネンを迎え撃ったライト級KOP久米鷹介は初回から、徳留一樹と倒した時のように打撃&組みが一体化したファイトを展開。
しかし、テイクダウン後にスクランブルでなくリバーサルを許したあたりから流れはクイバネンに。その流れを取り戻そうとした久米だが、空回りしてしまう。結果、強烈なパンチを被弾し、スクランブル中の打撃でダメージを深めてTKO負けとなった。
一方、メインでは満を持してのウェルター級王座決定戦に臨んだ佐藤天が、序盤から打撃でグライコ・フランサを圧倒していく。しかし、ダメージとスタミナ切れで動きの落ちたフランサだが、ポジションを許してから返すという粘りを見せる。
そして迎えた4R、テイクダウンを許した佐藤は逆に動きが完全に止まってしまいRNCでタップを奪われた。佐藤と久米の敗北──世界を目指し、パンクラスをリードしてきた両者の敗北──厳しい現実を突きつけられた夜となった。
セミ前には若松佑弥がマモルに圧勝、2Rに右ストレートから連打でベテランをキャンバスに沈めた。それぞのポジションでの勝負が掛かった上位カード。瀧澤謙太と小川徹はそれぞれTSUNEとタテキ・マツダをフィニッシュしステップを一歩上がったが、国際戦に挑んだライカはクセニヤ・グーセヴァに競り負けた。
Pancrase297 | ||
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<ウェルター級KOP王座決定戦/5分5R> | ||
○グライコ・フランサ(ブラジル) | 4R1分14秒 RNC 詳細はコチラ | ×佐藤天(日本) |
<ライト級/5分3R> | ||
○アントン・クイバネン(フィンランド) | 2R4分54秒 TKO 詳細はコチラ | ×久米鷹介(日本) |
<フェザー級/5分3R> | ||
○若松佑弥(日本) | 2R0分39秒 TKO 詳細はコチラ | ×マモル(日本) |
<バンタム級/5分3R> | ||
○瀧澤謙太(日本) | 2R2分03秒 TKO 詳細はコチラ | ×TSUNE(日本) |
<フライ級/5分3R> | ||
○小川徹(日本) | 1R2分40秒 TKO 詳細はコチラ | ×タテキ・マツダ(日本) |
<女子フライ級/5分3R> | ||
○クセニヤ・グーセヴァ(ロシア) | 3R 判定 詳細はコチラ | ×ライカ(日本 |
<女子バンタム級/3分3R> | ||
○東陽子(日本) | 3R 判定 | ×直DATE(日本) |
<フェザー級/3分3R> | ||
○滝田J太郎(日本) | 3R 判定 | ×木村 一成(日本) |
<ストロー級ネオブラッドT決勝/3分3R> | ||
○野田遼介(日本) | 3R 判定 | ×御代川敏志(日本) |
<フライ級ネオブラッドT準決勝/3分3R> | ||
○鈴木千裕(日本) | 3R 判定 | ×猿飛流(日本) |
<フライ級ネオブラッドT準決勝/3分3R> | ||
○杉山廣平(日本) | 1R2分21秒 RNC | ×赤崎清志朗(日本) |
<バンタム級ネオブラッドT準決勝/3分3R> | ||
○野村優眞(日本) | 3R 判定 | ×平岡将英(日本) |
<バンタム級ネオブラッドT準決勝/3分3R> | ||
○大橋悠一(日本) | 1R0分30秒 TKO | ×小川 準也(日本) |
<フェザー級ネオブラッドT準決勝/3分3R> | ||
○DARANI DATE(日本) | 3R 判定 | ×齋籐拓矢(日本) |