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【RIZIN LANDMARK13】注目の国際戦が続々決定!サバテロ×後藤、クジウチナ&ギャラガー参戦

【写真】柔道銅メダリスト&元LFA王者のクジウチナ、元BellatorファイターのギャラガーがRIZINに参戦。VS世界が加速、そして熱くなるマッチアップが並んだ(C)LFA/BELLATOR

13日(金)都内にて、4月12日(日)東京都江東区の有明アリーナで開催されるRIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKAの対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

3月のRIZIN52は元Bellator世界バンタム級王者パッチー・ミックス、元LFA王者のジョン・スウィーニー(フェザー級)&カルロス・モタ(フライ級)が参戦し、VS世界というコンセプト通りのマッチアップが並んでいるが、翌月に開始される今大会もRIZINのVS世界に対する本気度を感じるカードが決まった。


バンタム級選手権試合:ダニー・サバテロvs後藤丈治
ライト級:堀江圭功vsパトリッキー・ピットブル
フェザー級:萩原京平vsアバイジャ・カレオ・メへウラ
女子アトム級:浜崎朱加vsナターシャ・クジウチナ
フェザー級:摩嶋一整vsジェイムス・ギャラガー
ライト級:ヌルハン・ズマガジーvs天弥
フライ級:神龍誠vsエンカジムーロ・ズールー

サバテロと後藤の王座戦、堀江vsパトリッキー、神龍vsズールーなど、これまでのRIZINのマッチアップの中から上がってきたカードはもちろん、MMAPLANETとしてはナターシャ・クジュティナとジェームズ・ギャラガーの参戦、そしてズマガジーvs天弥に注目したい。

クジウチナは2016年リオ五輪の柔道53キロ級銅メダリストでロンドン、東京と3度のロシア代表だったファイター。2019年に東京で開かれた世界柔道では銀メダルを獲得している(決勝で阿部詩に敗れた)世界のトップレベルにあった柔道家で、2022年11月にMMAデビュー。翌2023年12月にジジ・カヌートを下してLFA史上初のロシア人チャンピオンに就いている。

ギャラガーはBellaorを中心にキャリアを積んできた、元ジョン・カヴァナウ門下のアイルランド人ファイター。ここまで13勝3敗の戦績を誇り、3敗の相手はパッチー・ミックスとレアンドロ・イーゴという実力者だ。

ズマガジーは昨年11月のRIZIN LANDMARK12で雑賀“ヤン坊”達也と対戦。この一戦では左ハイキックを奪ってからのダースチョークで一本勝ちを収めている。パンクラスでヤン坊の持つ王座に挑戦し、国内のライト級ファイターの中でも随一のストライキング技術を誇る天弥との対戦はハイレベルな打撃戦が期待される。

なお榊原CEOからラジャブアリ・シェイドゥラエフの参戦も発表され、タイトルマッチも含めて調整していることもアナウンスされた。ここで会見出席者(サバテロはリモート参加)のコメントとMMAPLANETとの質疑応答を掲載したい。

ダニー・サバテロ
「ジョージ・ゴトーはクソだ。動きも遅いし、メンタルも弱い。俺がジョージの頭を蹴っ飛ばして、アリーナまで端までふっ飛ばしてやる。そして頭を持って櫛田神社でパーティーだ。とにかく俺はお前を蹴っ飛ばしてボコボコにしたい。(今後の展望は?)俺はこの美しいベルトと共にアメリカにいる。他に渡ることはないMMAで最も美しいベルトはどこにもいかない。俺はこのベルトを87回防衛する。ゴトーの試合はその第一歩だ。(後藤の英語のメッセージを受けて)お前のトラッシュトークはファイトスキルと同じくらいクソだ。RIZINで5勝0敗なのかもしれないがお前はクソだ。ホセ・トーレスとやった試合を見たけれど、動くも遅ければパワーもない。ストライキングもグラップリングもクソだ。そんなお前が俺に勝てるわけないだろ? お前が勝つチャンスはほぼゼロに等しい。とにかくお前は弱いんだから、大勢のファンの前で恥をかかせてやる」

後藤丈治
「タイトル挑戦のチャンスをもらってうれしく思います。今RIZINには強い外国人選手が来ていて、日本で名前を上げて金を稼いで幸せになりたいと思っていると思うので、なめんなよという気持ちで日本人が強いところをベルトを獲って証明したいです。(今後の展望は?)まずサバテロをぶっ飛ばしてベルトを持ってアメリカに乗り込んでいきたいです。(英語で)お前は87回ベルトを防衛するといっているけど、俺は88回お前を倒す。チャンピオンでいる間を楽しんでおけ」

堀江圭功
「前回九州で試合をいた時は負けてしまって、こうして九州で試合できることはうれしいし、すごく応援されていることも感じたんですけど、申し訳ない想いをさせてしまいました。今回フィニッシュして勝って会場とみんなと喜ぶ試合ができたらいいなと思います。(今後の展望は?)自分の強さをしっかりぶつけてやっつけてやる覚悟で、一つ一つ勝って行ってチャンピオンを狙えたらと思います。(対戦相手へのメッセージ)しっかり準備してバチバチの殴り合いをしましょう」

パトリッキー・ピットブル(※代読)
「やあみんな、パットリッキー・ピットブルだ。日本に戻ることができて嬉しい。ヨシノリ・ホリエと戦うことを楽しみにしている。レッツゴー! 戦えることをとにかく楽しみにしている。相手を圧倒したいと思う。レッツゴー!」

萩原京平
「今回は自分がやりたいように、持っているものを出してMMAを見せたいと思います。フィニッシュして次のビッグマッチにつながるような試合をしたいと思います。(今後の展望は?)ここでしっかり勝ってもっと強い外国人とやりたいし、JTTにも借りを返さないといけないやつが2人いるんで、そこにつながる勝ち方や内容を見せたいです。(対戦相手へのメッセージ)いい試合をしましょう」

アバイジャ・カレオ・メヘウラ(※代読)
「Aloha、アバイジャ・カレオ・メヘウラだ。RIZINで戦い、自分の格闘技スタイルを見せられる機会にとても興奮している。今回の相手は俺たちハワイアンと同じ勝負魂を感じるし、楽しい殴り合いになりそうだ。俺は打ち合いでフィニッシュを狙いに行くスタイルだから期待していてくれ。Aloha」

神龍誠
「僕の中でこの試合は通過点です。ズールーをフィニッシュするので、次の挑戦者は僕でお願いします。そういう派手な試合をします。(今後の展望は?)僕しか扇久保(博正)を倒せないと思うので、次の試合でしっかりフィニッシュしてチャンピオンになります。(対戦相手へのメッセージ)夏ズールーは弱いけど、冬ズールーは強くて、今回は春ズールーです(笑)。花粉症に気を付けて万全で来てください」

エンカジムーロ・ズールー(※代読)
「世界中の格闘技ファンのみんな、エンカジムーロ・ズールー、またの名をキングシャガだ。福岡でマコト・シンリュウと戦うことになったことを嬉しく思う。日本で派手な試合をしよう。レッツゴー、ベイビー」

浜崎朱加
「私はRIZINデビューが福岡大会で、また福岡で試合できることをうれしく思います。見ている人が熱くなるような熱い戦いをしたいです。相手は柔道のメダリストで強敵ですけど、MMAの厳しさをケージで教えられればいいなと思います。(今後の展望は?)しっかり勝ってまたタイトルまで一歩一歩近づければいいなと思います。(対戦相手へのメッセージ)メダリストとしてリスペクトをしているので、尊敬の念を持ってぶっ倒します」

ナターシャ・クジウチナ(※代読)
「私はナターシャ・クジウチナ。未来のRIZINチャンピオン。私と戦う相手はみんな壊してあげる」

天弥
「自分はヤン坊選手に負けているのでダブルリベンジというか、パンクラスのチャンピオンが負けていることのリベンジも含めて全部かっさらおうと思います。面白い試合になると思うし、打撃でも組みでもやります。(今後の展望は?)今回強いロシア系の選手とやれて、ここで勝ったら世界に通用すると思うので、もっと強いノジモフやサトシともやりたいです。(対戦相手へのメッセージ)ズマガジーは左が強くて、僕も右が強いんでどっちが強いかやろうぜって感じです」

ヌルハン・ズマガジー(※代読)
「みなさん、こんにちは。ヌルハン・ズマガジーです。私の試合の日程と相手が決まった報告をさせていただきます。試合に向けて強度の高い練習を行っていて、ゴールに向けて集中できています。対戦相手は非常に危険な選手ですが相性は良く、とても面白い試合になると思います。その上で私が勝つ姿しか想像できません。応援してくれるファンの皆さんに感謝します。その声が力をくれ、モチベーションになります。皆さんが楽しんでくれるような試合を約束します。4月に会いましょう。レッツゴー!」

摩嶋一整(※代読)
「海外選手と地元から近い福岡大会で戦えるということで、試合までしっかり仕上げ、一本勝ちで極めたいと思います! 応援よろしくお願いします!」

ジェイムス・ギャラガー(※代読)
「日本のRIZINファン、そして格闘技ファンのみんなコンニチワハ。アイルランドには『TIOCDAIH AR LA(チョキ・アール・ラー)』という言葉があり、『私たちのには来る」という意味を持つ。ついに俺にその日が来た。4月12日に福岡でRIZINファンにショーを見せたいと思う。ただショーを見せるだけじゃない。ショーそのものをかっさらう。対戦相手の摩嶋は18勝を持ち、毎回全力で勝ちにくる強敵だ。彼からは侍の精神を感じる。ただ、その精神も断固たる決意を持った1人のアイリッシュマンの心を壊すことはできない。俺がそのアイリッシュマンだ」

ラシャブアリ・シェイドゥラエフ(※代読)
「皆さんこんにちは、ラシャブアリ・シェイドゥラエフです。4月に試合をすることは決まりましたが、まだ相手が決まっていないです。私は誰とでも戦うので、私と戦いたい人は、ぜひ名乗りをあげてください。誰でも構いません。もし候補者が複数名いるのであれば、全員と戦っても良いです。では、福岡で皆さんにお会いできることを楽しみにしています。キルギス万歳」

――天弥選手、ズマガジーの力量やスキルをどう見ていますか。

天弥 相手は柔道ベースなのに一本勝ちが一回しかなくて、RIZIN以外の試合ではほぼほぼ打撃のKO勝ちで、左ストレート・左ボディ・左ハイを蹴って、ストライキングばっかりやるんですよ。でも打撃は僕が勝っていると思うので、試合までに練って練って戦います」

――浜崎選手、MMAの厳しさをどう教えたいですか。

浜崎 相手は9勝1敗で成績がよくて勝ち続けているんですけど、MMAの経験値は私の方が上です。その差を試合で見せられればいいと思います。MMAの厳しさは…柔道だけではMMAで勝てないぞというところをMMAで見せたいです」

――サバテロ選手、今日のコメントでもそうですし、個別のインタビューでもよく数字を出しますが、それは何か理由があるのですか。

サバテロ あれは俺の人生をかけて計算した数字だ。できることなら1億回は防衛したいくらいだ。だから防衛回数が94回になるかもしれないし、とにかく誰も俺からこのベルトを奪うことは出来ないんだ。俺は世界一のファイターでRIZINが呼んだ選手の中でも最高だ。そして俺は日本のMMAがいかに素晴らしいかを証明したい。RIZINルールは戦いが純粋に現れる。俺はそのルールで誰にも負けないし、それが最強の証明につながる。

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