【ONE173】自分に打ち勝った――若松がパシオをガブりからのヒザ連打でパシオをストップ&王座防衛
<ONE世界フライ級(※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
若松佑弥(日本)
Def.2R0分54秒 by TKO
ジョシュア・パシオ(フィリピン)
若松が左ジャブを突いて前に出る。パシオは下がりながら放った右フックのカウンター、左フックの返しで若松をグラつかせる。ニータップで組んでドライブするも、若松が切り返す。しかしパシオが体勢を入れ替え、右腕を差し上げてケージに押し込む。パシオの右小外刈りを凌いだ若松は、右ヒジを浴びせる。パシオがダブルレッグに切り替えると、若松も首を狙うが取り切れず。そのままパシオに押し込まれ、ヒジを受ける。
首相撲で突き放しきれなかった若松は、ダブルレッグ→シングルレッグで押され続ける。しかし崩してパシオを亀の状態にさせ、左腕を掴んでパンチを連打で打ち込む。バックコントロール&パンチでダメージを与える若松。起き上がろうと試みるパシオの動きを潰し、ヒザ&パンチの連打を続ける。一度起き上がったパシオをバックコントロールでマットに叩きつけ、パンチを叩き込んで初回を終えた。
2R、左右へフェイントをかける若松に対し、パシオが蹴りを散らす。しかし右ハイを放った際に足を滑らせた。プレスを掛け続ける若松のワンツーがクリーンヒット。腰を落としたパシオがダブルレッグで組みに来ると、若松はガブってヒザを頭部に連打し、レフェリーストップを呼び込びんだ。
「自分に打ち勝った」と語る若松はベルトを防衛、プラス5万ドルのボーナスもゲットした。




















