＜ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合／5分5R＞
クリスチャン・リー（米国）
Def.2R2分32秒 by TKO
アリベク・ラスロフ（トルコ）

開始早々、ラスロフが距離を詰めてシングルレッグへ。クリスチャンに尻もちを着かせ、ケージ際へ追い込む。両足を畳んだラスロフは、ケージに背中を着けたクリスチャンに対してパンチを上下に散らす。クリスチャンもケージを使って立ち上がろうと試みるが、ラスロフがそれを許さない。スイッチも潰されたクリスチャンが、左腕を差し上げてスイープを狙う。スイープに合わせてパスを仕掛けたラスロフ。クリスチャンが防いで立ち上がり、両者がスタンドに戻る。

右カーフを当てたクリスチャンの顔面を、ラスロフのコンビネーションが襲う。ラスロフも右カーフを蹴る。左の差し合いで勝るクリスチャンは、ステップで左右に回り左ジャブを突き刺す。左右フックからレベルチェンジし、シングルレッグで組んだラスロフだが倒せず。クリスチャンの左ヒザがラスロフのボディに突き刺さる。ラスロフの左ジャブがヒット。クリスチャンは右オーバーハンドから右カーフへ。左ジャブを突き、距離を保って初回を終えた。

2R、ラスロフの左アッパーをかわしたクリスチャンは、さらに相手のパンチに左フックのカウンターを当てる。ラスロフも右カーフを蹴り、クリスチャンの右をかわしてバックに回った。すぐにクリスチャンが離れる。クリスチャンはプレスをかけて右カーフ。左ジャブを突き、右ストレートで下がらせる。組んできたラスロフのボディにヒザを突き刺し、右に回る相手に左ジャブから左ミドルを入れた。

ガードを固めるラスロフに右の打ち下ろしから左右の連打を浴びせる。左ボディで、くの字になったラスロフに左ミドルを叩きつけるクリスチャン。確実にボディを効かされたラスロフが組みに行くも、スプロール&ガブったクリスチャンは、アナコンダで捕らえてから頭部にヒザを突き刺す。ラスロフの動きが止まり、レフェリーが試合をストップした。

復活の王座防衛を果たしたクリスチャンは「復帰して嬉しいです。来年はもっと多く試合をしたいです」と語り、ファイトボーナス5万ドルをゲットした。

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