【ONE173】ツイスターを耐えた手塚裕之が、ボディ2発からパンチ&顔面ヒザで青木真也からTKO勝ち
【写真】この勝利が、どう次に続くのか。手塚は求められることをやり切った(C)ONE
<ライト級(77.1キロ)/5分3R>
手塚裕之(日本)
Def.2R0分28秒by TKO
青木真也(日本)
2度手を合わせた両者。青木のダブルレッグを切った手塚が、離れると青木は置き換えて組んでいく。切られた青木は引き込むと、スイープ狙いから両者が立ち上がる。首相撲から右エルボーを入れた青木は、右アッパーを首に受けた直後にダブルレッグからバックにつく。後方に手塚を倒した青木は、トラックポジションへ。
ケージを蹴って背中をつける手塚だが、頭を抱えた青木が思い切り引き寄せツイスターで攻める。両手を伸ばしてフレームを創る手塚に対し、青木はレッグドラック。手塚はバタフライガードに戻し、試合は思わぬグラウンドの攻防が見られる展開に。
残り90秒、ガードを越えに掛かった青木は蹴り上げの手塚から、マウントを取る。手塚は腰を押しバタフライフックに戻すと、青木が右ヒジを入れる。ここから頭をつけてトップキープの青木が初回をリードした。
2R、笑顔を浮かべる青木。手塚は右を伸ばす。ボディを殴られた青木は、ケージを背負いもう一発腹を抉られると腰を落として座ってしまう。背中に手を回し、右で殴りつける手塚が右ヒザを2発顔面に入れたところでレフェリーが試合を止めた。
手塚は「この階級のベルトが欲しい。タイトルに挑戦させてくれ。俺の時代が来たんだ」と英語でアピール。「ツイスターは効いた。マジでワキ腹が痛い。青木選手に拍手を送ってください。フェイスオフで倒された時、ネックレスを壊したんですよ。ボーナスが欲しいなぁ」と言葉を続けるも、フィフティーサウザン・ボックスのシャウトはミッチー・チルソンから聞かれなかった。



















