【UFC ESPN66】サーイマンの右を受けながら、右フックでKO。ウェルメーカーがUFC初陣で衝撃KO劇
<バンタム級/5分3R>
マルコム・ウェルメーカー(米国)
Def.1R1分19秒by KO
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)
ウェルメーカーのUFCデビュー戦は、-120でわずかながらのフェイバリットだ。オーソに構えたウェルメーカー、喧嘩四つのスタートで右ミドルを蹴る。左ミドルを返したサーイマンは右カーフや関節蹴りを見せて足を使う。サーイマンの左、左ハイをかわしたウェルメーカーが距離を詰め、コンビを見せる。ここはサーイマンが見事なヘッドムーブでかわす。
両者が構えを変え、サーイマンがスピニングバックキックを繰り出す。サウスポー同士になると両者の距離が近づき、ステップインしたサーイマンの右リードが受けながら、ウェルメーカーの右フックが逆にアゴを打ち抜く。
この一撃でKO勝ちしたウェルメーカーは「この1週間はUFCの一部になって信じられない時間を過ごしてきた。彼らの選手への待遇は最高だった。僕はやるべきことをやるだけで、人生で最高のこれ以上の経験はない。いくつかパターンはあったけど、倒せる感じはしてきていた。とてもハッピーだよ。アトランタで試合がしたい」と話した。