【UFC ESPN66】踏み込めないチカゼをオナマがテイクダウン&コントロールで逆転、判定勝利
<フェザー級/5分3R>
デイヴィッド・オナマ(ウガンダ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ギガ・チカゼ(ジョージア)
サウスポーに構えたオナマに対し、チカゼが右に回って右ストレートから上、下へと蹴りを見せる。パンチも上下で打ち分けるチカゼは右を当てて、圧をかける。オナマはカーフを蹴られ、右ハイをガードもワンツーに頭を下げて後ろに動場面も。軽快なチガゼに対し、左フックを返すようになったオナマはスピニングバックキック後にスイッチしたチカゼにカーフを蹴られ、オーソに。すぐにサウスポーに戻すと右ジャブを当てて前に出る。姿勢を整えた直したチカゼは、スイッチを織り交ぜる。ショートのアッパーを入れたオナマは、右回りのチカゼを追いかえてワンツー。逆に圧をかけるようになるが、ショートを入れたチカゼがラッシュを掛ける。オナマは組みを選択して、ボディロックテイクダウンを決める。トップのままオナマは初回を終えた。
2R、バックショットを見せ、スピニングバックフィストとチカゼが変則的な動きに。オナマは左アッパーからコンビで前に出る。インローで前足を削るチカゼだが、やや押され気味か。とオナマがダブルレッグで一気にテイクダウンを奪う。トップコントロールを続けるオナマは、スクランブルを許さない。残り90秒を切り、体を起こしたチカゼだが潰されてハーフの状態が続く。背中を譲るとしても、ボディロックで押さえつけられるチカゼは最後の5秒でスタンドに戻れなかった。
最終回、テンカオを入れたオナマが左ストレートを決める。チカゼも右フックを振るい、サウスポーから左を伸ばす。オナマが右フックを返し、チカゼは右ボディステートからハイを狙う。チカゼの左回りを追いかけるオナマは、ショートのコンビをまとめられる。間合いを一旦外したオナマは、飛び込みに左フックを狙われる。チカゼは左に思いきり右を振るうが、続くダブルレッグ狙いに頭をぶつけて倒される。
レフェリーは流して、チカゼはクローズドガードを取る。スクランブルでバックに回ったオナマに対し、チカゼは引き込んで再びクローズドに。残り30秒に頭を突っ込んで抑えたオナマが、最後にパンチを振るうがクリーンヒットはなく──タイムアップを迎え、判定勝ちした。