【UFC ESPN66】ラストマッチのスミスは大流血。チャンのヒジ連打に敗れ、キャリアに幕を下ろす
<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
Def.1R4分03秒 by TKO
アンソニー・スミス(米国)
これがラストファイトになるというスミスが、チャンのグローブタッチを拒否。チャンは左右の蹴りから左インロー、右ローを連打する。スミスはバランスを崩しながら右を伸ばした。チャンの左フックがスミスの顔面を捉える。左サイドキックでケージを背負わされたスミスは、切り返してチャンをケージに押し込んだ。チャンが右ヒジから右に回ってケージ際を脱出する。チャンのパンチ、右ロー、左縦ヒジをブロックしたスミスも右ヒジを返す。
ヒジの打ち合いでスミスの頭部がカット。スミスは左目に血が入っていることが気になるようだ。ヒジの連打を受けながらスミスがダブルレッグで組んだ。チャンがスプロールすると、スミスは背中を着けてからスクランブルへ。チャンが亀になったスミスにサッカーボールキックを繰り出しそうになる。とどまったチャンがスミスに背中を着かせ、トップからヒジの連打を浴びせていく。スミスは防戦一方となり、レフェリーが試合を止めた。
チャンが勝利の余韻に浸るなか、スミスが場外に向かって中指を立てた。さらに怒りを観客に向けると、それをチャンが制止する。周囲に怒りを収められたスミスは、改めてチャンとハグを交わした。両者のインタビュー後、これまでのスミスの活躍をまとめた動画が流され、スミスはグローブを置いてオクタゴンを後にした。