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【UFC319】抜粋。朝倉海と対戦するティム・エリオットが語ったTUFシーズン24メンバーとフライ級の今

【写真】10年の時を経て、日本の夢を潰す可能性があるティム・エリオット (C)Zuffa/UFC

8月16日(土・現地時間)、イリノイ州シカゴのユナイテッドセンターで開催されるUFC319「Du Plessis vs Chimaev」で朝倉海と対戦するティム・エリオット。
text by Manabu Takashima

MMAPLANETでは18日(日本時間)に、そのエリオットをインタビュー。自らのブランク、朝倉海戦について話を訊くなかで「ティムは一度、日本のファンの夢を砕いている」という振りから、話題はTUFシーズン24とそのファイター達へ。

エリオットはファイナルで扇久保博正を判定で下し、UFC世界王座に挑戦。今もUFCフライ級トップ戦線で戦うファイターが揃っていたTUF24についての彼の言葉を抜粋して、ここでお届けしたい。


「日本のMMAファンの夢を壊した?  あぁ、ヒロに勝ったことかぁ。僕はヒロのことが大好きだった。ショーのなかでもヒロは、僕にとって近しい関係の1人だったんだ。なんせ4週間で4度も減量をしたのは、僕とヒロの2人だけだ。

ヒロのような素晴らしい男と、オクタゴンで戦えたことは最高の思い出になっている。ただ、UFCがヒロとサインしなかったことは本当に驚かされた。だって、あんなに他のファイターとはサインしていたじゃないか。なんで、ヒロと契約しなかったのか今でも信じられないよ」

――その扇久保選手は、UFCと契約できなかったことをネガティブでなく、ポジティブなパワーに変えてファイターズ・ライフを送ってきたと思います。そして、今月27日にはRIZIN World GPフライ級トーナメントで戦います。

「RIZINのトーナメントのことはもちろん知っているよ」

――そこでは扇久保選手だけでなく。ズールーも参加しています。UFC世界フライ級王座をアレッシャンドリ・パントージャ、カイ・カラフランス、ブランドン・モレノが争い。ティムはRIZINで扇久保選手のライバルだった朝倉海選手と8月16日に試合をする。今もTUFシーズン24の主要ファイターが世界で活躍しています。

「僕らは互いの活躍を認識しているはずだ。もちろん、パントージャの活躍は簡単に情報が入ってくる。それにヒロが戦うトーナメントは、日本ではUFCより規模が大きいよね。今もフライ級は人気があるのか、実のところ僕には分かっていない。ただ、この階級はデメトリウス・ジョンソンがチャンピオンの時代に大きな問題を抱えていた。

1人のファイターが頂点に君臨し続け過ぎた。対して、パントージャはフライ級チャンピオンとして特別な存在になりつつある。フライ級は、小さな男たちの頑張りで盛り上がりつつあると思う」

※朝倉海戦、その朝倉の飛び級王座挑戦と自らのブランク&EBIへの挑戦など、エリオットがフランクに語ったインタビューは後日公開します。

■視聴方法(予定)
8月17日(日)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前6時45分~U-NEXT

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