＜バンタム級／5分3R＞
マルコム・ウェルメーカー（米国）
Def.1R2分37秒by KO
クリス・モウティーニョ（米国）

ジョージア州オーガスタで生まれ育ったウェルメーカーをアトランタのファンが大声援で迎える。サウスポーのモウティーニョに強烈な右ミドルを入れたウェルメーカーがスイッチして左ローを蹴っていく。さらに右ボディフックから右フックというコンビを見せ、再び右ミドル入れる。ウェルメーカーは足元から崩しつつ左フックをテンプルに入れ、姿勢を乱したモウティーニョをケージに詰めてパンチを振るう。クリンチで流れを一旦止めたモウティーニョも左右のフックを独特のリズムから繰り出す。

前に出るようになったモウティーニョが左ミドル、続く踏み込みで姿勢を乱すがすぐに立ち上がる。ウェルメーカーは右フック、続いて右ボディを決める。それでも左を打ち返してくるタフなモウティーニョだったが、フェイクの右ローにひっかかりチェックして一本足状態になったところで――右フックをアゴに打ち抜かれ頭からキャンバスに沈んだ。

キャリア10連勝目を見事なKOで飾ったウェルメーカーは「アトランタ、オーガスタ、ジョージア。僕の庭だ。ボディを攻めたことで、フックをアゴに入れることができた。クリス・モウティーニョはバンタム級で最も強いアゴを持つ男だ。チームの皆とDay1からやってきた。皆の言いつけを守って戦っていく」と話した。

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