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【ROAD FC79】原口伸と戦う19歳チェ・ウンソク「原口選手の組み技は凄く退屈。あんな試合はしたくない」

【写真】大学生、いや予備校生という雰囲気があるチェ・ウンソクですが、ピンポイント打撃の精度とカウンターのタイミングの取り方は目を見張るものがある(C)MMAPLANET

11月1日(日・現地時間)、韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC79で、原口伸と戦うチェ・ウンソク。
Text by Manabu Takashima

12月に20歳を迎えるチェ・ウンソクはRoad FCが実施した中高生対象のリアリティTV「パングアウ(放課後)」でベスト4に入った過去を持つ。そして、既にプロキャリアは5勝1敗。3つのKO勝ちを誇るストライカーだ。

9月に名古屋で開催されたアジア大会のMMAに韓国代表としてモダン71キロに出場したチェ・ウンソクは初戦でウズベキスタンのノディルベク・シャワハトフに判定で敗れた。しかし、ケージがない試合場で中央アジアの強固なレスリングベースを持つ選手との戦いを想定し、ジョン・チャンソン&クォン・アソルに徹底して叩きこまれた組み技は、プロMMAファイター=チェ・ウンソクにとって新たな武器となり、大きな自信を与えた。

Road FCが期待する次世代フェザー級ファイターの初インタビューをお届けしたい。


中央アジアの選手のパワーとレスリング技術を、実際に肌を合わせて知ることができたのは本当に大きい

――日曜日に原口伸選手と戦うチェ・ウンソク選手です。試合まであと3日となりましたが、今の調子はいかがでしょうか。

「体の状態はバッチリです。アジア大会に出場する前はソウルで練習をしていたのですが、今回の試合は地元のチョンジュで準備をしたおかげで凄く調子が良いです」

――日本はこの2日間でいきなり寒くなったのですが、韓国はいかがですか。

「韓国も同じです。風も急に吹くようになり、気温も下がりました。体調を崩さないように気を付けています」

――さきほど地元だと調整が上手くいくということを言われていましたが、その間は何か不具合があったのですか。

「自分は枕やベッドが変わると、しっかりと眠れない気質なんですよ。そこが少し影響しましたね。それとアジア大会の時はプロのMMAの試合より1階級上の71キロで戦ったのですが、当日計量で勝ち進めば毎日3日間とも計量にクリアしないといけないということもあり、いつもより調整が難しかったです。ドライアウトの仕方も違っていて、本調子とは言えなかったです。やはり前日計量の方が楽ですね」

――アジア大会、AMMAルールのトーナメントでしたが、MMAといってもプロMMAとは随分と違うルールを用いられています。あの試合に出るには、かなり普段のMMAとは違う練習が必要だったのではないでしょうか。

「まずケージがないことが、一番大きな違いです。ケージがあるとテイクダウンされても、そこを利用して立ち上がることができますが、アジア大会のMMAではそれができません。そこに備えて、グラウンドを色々と準備をしました。その経験が今後、プロのMMAの試合でも必ず役に立つはずです」

――チェ・ウンソク選手もそうですが、中央アジアや東南アジアからもプロファイターが大勢出場している大会でした。そして中央アジア勢はレスリングが強いですし、その準備は欠かせないですね。

「ウズベキスタンの選手と戦い、初戦で負けてしまったのですが、凄く良い経験になりました。中央アジアの選手のパワーとレスリング技術を、実際に肌を合わせて知ることができたのは本当に大きいです。この経験は絶対に生きるはずです」

――その中央アジア勢のなかにはRoad FCフェザー級王者イリスケルディ・ドゥイシェフも含まれています。あのトーナメントで目標とするベルトの持ち主がいて、どのように思いましたか。

「ドゥイシェフと戦いたかったです。彼が絶対に決勝に勝ち上がると思っていたら、準決勝で判定負けをしました。自分も負けてしまったのですが、内容的には負けていないと思っています。だから、決勝で戦いたかったですね。そこで勝ったら、タイトルに挑戦させてほしいと伝えるつもりでした。

ただ原口選手とのオファーがあり、アジア大会のために積んだ技術が絶対に使えると思いました」

オファーを受けたのは、勝てると思っているからです

――ところで、チェ・ウンソク選手はまだ19歳。ここで日本のフェザー級トップファイターである原口選手と戦うことをどのように捉えていますか。

「オファーを受けたのは、勝てると思っているからです。ドゥイシェフが出場したアジア大会で、中央アジアの選手と対等に戦えました。原口選手を相手にしても、自分の技術をしっかりと見せることができると思います」

――組み技を多くしてきたことで、打撃もより使えるようになったという感覚はありますか。

「どうしても組み技を防いで、打撃で勝負するようなイメージがあるかもしれないですが、グラップリングで攻める展開に持ち込むこともできるという風に考えています。もちろん、打撃でも勝負しますし、自分ができることを全てぶつけるつもりです。絶対に勝ちますし、なぜ勝てるかを見てもらえると嬉しいです。

とにかく自分がやるべきことはエキサイティングな試合です。そのために原口選手の組み技に屈しないで戦います。こういうと失礼かもしれないですが、原口選手の組み技は凄く退屈です。あんな試合はしたくないので、自分の攻撃で皆が楽しめる試合にします」

――押忍。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「原口選手は韓国人相手に負けたことがないです。自分が原口伸に勝つ、最初の韓国人ファイターになります。そんな自分の試合ですが、楽しんでもらえると嬉しいです」

■視聴方法(予定)
11月1日(日・日本時間)
第2部 午後5時00分~SCOOP




■第2部対戦カード

<72キロ契約/5分3R>
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
パク・シウォン(韓国)

<59キロ契約/5分3R>
ピョン・イェジュン(韓国)
アールーツーリー(中国)

<フェザー級/5分3R>
原口伸(日本)
チェ・ウンソク(韓国)

<女子アトム級/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
和田瀬里奈(日本)

<フライ級/5分3R>
イ・ジェフン(韓国)
サルドル・アブサトロフ(ウズベキスタン)

<フライ級/5分3R>
チョ・ジュンゴン(韓国)
ジョン・ジェボク(韓国)

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