【Road FC75】計量終了 キルギス産12勝0敗のドゥイシェフ「原口でもレスリングでは自分に及ばない」
【写真】本計量終了時間から、セレモニアル計量開始まで2時間。戻しすぎやろ(C)ROAD FC
明日7日(日・現地時間)に韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC75の計量が、カンナムにあるファイトスペースDOMV’Sで行われた。
Text by Choi Woo Suk
Special Thanks to ROAD FC
メインでRoad FCヘビー級王者キム・テインとの再戦が予定されていた関野大成は、そのキム・テインの負傷でベ・ドンヒョンと戦うことに。ベ・ドンヒョンは今年の9月にGRACHANでヘビー級王座を獲得しているファイターだ。
またバーレーン国籍のコーカサスファイター=王者カミル・マゴメドフとロシア人挑戦者リズヴァン・リズヴァノフの間で組まれていたライト級選手権試合は、なんと両者計量失敗で試合自体がキャンセルに。ライト級はグローバルTからごたごた続きだ。
結果、4大タイトル戦は活動開始から15年が過ぎたRoad FCにとって初めて認定されるウェルター級と3年振りに復活するフェザー級の2階級の王座決定戦のみが実施されることとなった。
当然注目は原口伸とエルデュカルディ・ドゥイシェフに間で争われるフェザー級王座決定戦だ。原口と対戦するドィシェフはキャリア12戦無敗、キルギス・フェザー級五将の一人。
MMAPLANETでは、そのドィシェフをセレモニアル計量後にリモート取材する予定だったが、水抜き減量のダメージが大きくキャンセルに。
フェザー級リミットは65.5キロ。ただしタイトル戦でも500グラムオーバーは認められており、原口は65.9キロで計量を終えている。一方のドィシェフは65.4キロで500グラムオーバー規約を理解しておらず600グラムも落とし過ぎたことになる。
それでもRoad FCを通しテキストで質問を送ると、ドィシェフ陣営から以下のような返答が届いたので――ここで記しておきたい。
――体調不良に陥ったということですが、バンタム級からフェザー級に戻しても減量幅がそれほどあったのでしょうか。
「10キロ落とした。インタビューを受けるつもりでいたけど、急に疲れを感じてコンディションが悪くなってしまったんだ。結果、取材を断ってしまって申し訳ない。セレモニアル計量後に眠り、食事も摂って今では完全に回復しているよ」
――原口選手の印象を教えてください。
「ハラグチはフリースタイルレスリングがベースで、日本のチャンピオン。経験が豊富なベテランだと聞いている。試合をチェックしてみると、いくつか驚かされた動きがある。明日の試合が凄く楽しみだよ。
そうだね、穴のない完成されたファイターだ。特にフリースタイルレスリングを駆使したコントロールが強い。ただし、ハラグチをもってしても、レスリングでは自分には及ばないだろう。明日になれば、ハッキリするよ」
――どのような試合をしたいと考えていますか。
「詳しく伝えることはできないけど、全ての面で圧倒すると言っていこう。試合はアッと言う前に終わってしまうだろうから、決してよそ見はしないで欲しい。誰もがアッというような試合になるはずだ。
日本のファンには申し訳ないことだが、明日は絶対に自分が勝つ。誰もが自分の強さを認めるしかないような試合をするので、楽しみにしてほしい」
■視聴方法(予定)
9月27日(土・日本時間)
第2部 午後4時30分~KAKAO TV, SOOP
■Road FC75第2部計量結果
<ヘビー級/5分3R>
関野大成:108.5キロ
ベ・ドンヒョン:115.3キロ
<Road FCウェルター級王座決定戦/5分3R>
ユン・テヨン:77.3キロ
ケムエル・オットーニ:77.3キロ
<Road FCライト級選手権試合/5分3R>
[王者] カミル・マゴメドフ:70.7キロ
[挑戦者] リズヴァン・リズヴァノフ:73.1キロ
<Road FCフェザー級王座決定戦/5分3R>
原口伸:65.9キロ
エルデュカルディ・ドゥイシェフ:65.4キロ
<無差別級/5分3R>
ホ・ジェヒョク:122.0キロ
キム・ナムシン:116.9キロ
<フライ級/5分3R>
チョ・ジュンゴン:57.0キロ
ジョン・ジェボク:57.3キロ

















