【Road FC75】三日月蹴りでオットーニが戦闘不能に。ユン・テユンが初代ウェルター級王者に
<Road FCウェルター級王座決定戦/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
Def.1R4分15秒by TKO
ケムエル・オットーニ(ブラジル)
元ジャングルファイト王者で、コンテンダーシリーズ・ベテランのオットーニが、前蹴りからハイ、ローと蹴りを見せる。サウスポーのユン・テヨンはハイをガードして、右ローを蹴っていく。オットーニが右ミドル、ユン・テヨンが左ボディストレート――も胸に当たる。スピニングバックキックを空振りしたユン・テヨンが、左ミドル。
オットーニは前蹴りで突き放し、右ハイを狙う。飛び込んでスイッチしたオットーニが左を伸ばすが、ユン・テヨンがバックステップでかわす。慎重に戦う両者、ユン・テヨンは左ミドルを極め、これで下がったオットーニの腹に三日月気味の蹴りを入れる。腹を抱えるようにヒザをついたオットーニに、ユン・テヨンが追い打ちのパウンドを一発入れたところでレフェリーが試合を止めた。
「本当に嬉しいです。みんなが来てくれて、こうして勝つことができてとても良かったです。この試合だけを目指して来たので、本当に幸運でした。自分の階級の選手がそれほど多くないことは分かっています。二つの階級を制覇してみたいと思います。ミドル級も可能であれば挑戦するつもりです。友人たち、支えてくれるスポンサーの方々に心から感謝します」と、Road FC15年の歴史で初めて生まれたウェルター級チャンピオンは話した。
















