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【Bellator】ストラッサー起一が、再び世界と伍す──ベラトールと契約!! 初戦は6月の英国大会?!

Strasser【写真】日本人でベラトールとUFC、両プロモーションで戦うファイターは吉田善行、郷野聡寛以来ストラッサーが3人目となる(C)MMAPLANET

「いつだって、我々はキチイキイチ・クニモトのような尊敬に値する経験豊富な選手と契約する準備があるんだ。彼をBellatorに迎え入れることを真摯に受け止めている。クニモトは世界中でとてもタフな相手と戦い、成功を収めてきた。彼のMMAファイターとしてのキャリアがベラトールとともに続くことに喜びを感じるよ。そして我々の日本大会開催に通じる可能性のあるクニモトの試合を楽しみにしている」(スコット・コーカー)


22日(金)、ストラッサー起一がベラトールと契約したことが明らかとなった。HEATウェルター級王者から2014年1月にUFCにステップをアップを果たし、TUFブラジルの人気者ダニエル・サラフィアンに一本勝ちするなど、反則勝ちも含みオクタゴンで3連勝を経験したストラッサー。

その後ニール・マグニーとザク・オットーに敗れ、UFC日本市場の停滞もあり3勝2敗と勝ち越した状態でリリースの憂き目にあった。ストラッサーはここで海外挑戦でなく、日本へシフトしRIZINへ。一昨年の年末に75キロ契約で北岡悟を破り、昨年8月には住村竜市朗から肩固めで1R一本勝ちを手にしている。

ただしウェルター級という階級もあり、なかなか試合機会に恵まれず、自らの成長を自認していた彼は再び世界にチャレンジすることになった。それにしても現状、UFCとの契約は非常に難しい日本をベースとするファイターにあって、多くの目がONEに向かっているなかストラッサーのベラトール契約は驚き──という表現を引用しても間違っていないだろう。

世界第2のMMAプロモーションは、その規模と比較すると日本人との契約が非常に少ない大会であったことは否めない。実際、2017年12月に加藤久輝が出場して以来1年以上、日本人選手がサークルケージに出場することはなかった。

現時点でストラッサーのベラトール初戦の日時、相手は確定していないが6月の英国ロンドン大会の方向で進んでいるという。ベラトール・ウェルター級は現在ワールドGPが開催中だが、世界王者ローリー・マクドナルドを筆頭にマイケル・ペイジ、ドゥグラス・リマ、ネイマン・グレイシー、アンドレイ・コレシュコフ、ポール・デイリー、エド・ルース、ジョン・フィッチ、ロレンツ・ラーキン、ヤロスラフ・アマソフなどとんでもないロースターが揃っている。

まさに世界と伍する選択をしたストラッサーのベラトール初陣、その詳細の発表を待ちたい。

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