【UFC215】試合結果 ヌネス防衛。ドスアンジョス&セフード、スティーブンスがインパクト残す
【写真】メインがなくなった今大会だが、プレリミから好勝負が多く見られた(C)Zuffa LLC/Getty Images
9日(土・現地時間)、カナダ・アルバータ州エドモントンのロジャース・プレイスでUFC215「Johnson vs Borg」が行われ、メインのUFC世界女子バンタム級選手権試合で王者アマンダ・ヌネスがヴァレンチーナ・シェフチェンコをスプリット判定で下し、2度目の王座防衛に成功した。
デメトリウス・ジョンソンの新防衛記録が掛かったフライ級世界戦はレイ・ボーグのウィル性疾患により消滅し、7月のタイトル戦が当日キャンセルとなったヌネス×シェフチェンコが代替メインとして組まれた。女子MMAの進化を伺わせる──接近戦は新ユニファイド判定導入であれば、シェフチェンコが勝利かと思われたが、ヌネスがスプリット判定でベルトを守った。セミでは元ライト級王者ハファエル・ドスアンジョスが、最初のトップ奪取からそのまま寝技でニール・マグニーを封じ込み、肩固めで一蹴。サイズの違いを問題としなかった。
繰り上がりPPVマッチとなったヘンリー・セフード×ウィルソン・ヘイスの一戦は、進化したセフードがその打撃のタイミングの良さ&破壊力でヘイスを圧倒し、TKO勝ち。ライバル不在のJDとの再戦が非常に楽しみとなる一戦だった。ジェレミー・スティーブンスは、あのギルバート・メレンデスをローであわやの戦意喪失に追い込み──判定ながら圧勝。上記のドスアンジョスの勝利を含め、3試合がサブミッションフィニッシュとなったが、RNCでもギロチンでもない非常に珍しい大会となった。
ファイト・オブ・ザ・ナイト=ジェレミー・スティーブンス×ギルバート・メレンデス
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ハファエル・ドスアンジョス、ヘンリー・セフード
UFC215「Nunes vs. Shevchenko 2」 | ||
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<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R> | ||
○アマンダ・ヌネス(ブラジル) | 5R 判定 詳細はコチラ | ×ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(ペルー) |
<ウェルター級/5分3R> | ||
○ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル) | 1R3分43秒 肩固め 詳細はコチラ | ×ニール・マグニー(米国) |
<フライ級/5分3R> | ||
○ヘンリー・セフード(米国) | 2R0分25秒 KO 詳細はコチラ | ×ウィルソン・ヘイス(ブラジル) |
<ライトヘビー級/5分3R> | ||
○イリル・ラティフィ(スウェーデン) | 3R 判定 詳細はコチラ | ×タイソン・ペドロ(豪州) |
<フェザー級/5分3R> | ||
○ジェレミー・スティーブンス(米国) | 3R 判定 詳細はコチラ | ×ギルバート・メレンデス(米国) |
<女子バンタム級/5分3R> | ||
○ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル) | 2R4分16秒 肩固め 詳細はコチラ | ×サラ・マクマン(米国) |
<女子バンタム級/5分3R> | ||
○サラ・モラス(カナダ) | 1R2分51秒 腕十字 詳細はコチラ | ×アシュリー・エヴァンズスミス(米国) |
<フェザー級/5分3R> | ||
○リック・グレン(米国) | 3R 判定 詳細はコチラ | ×ギャビン・タッカー(カナダ) |
<ライト級/5分3R> | ||
○アレックス・ホワイト(米国) | 2R4分39秒 TKO 詳細はコチラ | ×ミッチ・クラーク(カナダ) |
<ヘビー級/5分3R> | ||
○アージャン・ブラー(カナダ) | 3R 判定 | ×ルイス・エンヒッキ(ブラジル) |
<ライト級/5分3R> | ||
○ケイジャン・ジョンソン(カナダ) | 3R0分49秒 TKO | ×アドリアーノ・マルチンス(ブラジル) |