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【DWCS S09Ep09】3年振りの試合がDWCS、ジアスが無敗ヘドリックをRNCで仕留める

<ミドル級/5分3R>
ルイス・フィリッピ・ジアス(ブラジル)
Def.2R4分37秒 by RNC
ドノヴァン・ヘドリック(米国)

ヘドリックの右ストレートをかわしたジアスが右を放つ。下がるヘドリックがレベルチェンジしたところに左ヒザを突き上げるが、キャッチされてテイクダウンを奪われた。下になったジアスが右腕を差し上げてスクランブルへ。スタンドでバックに回ると、ヘドリックはケージ際に下がり正対する。左腕を差し上げ、左足を掛けて崩していくヘドリック。ジアスもすぐに体勢を立て直した。ケージ中央でヘドリックの右ローを受けたジアスの足が流れる。一度サウスポーにスイッチしたジアスは、オーソドックスに戻すとヘドリックの右ストレートをもらう。

ヘドリックはサウスポーにスイッチして左ハイ。オーソドックスに戻したところにジアスが右ローを打ち込む。ヘドリックはスイッチを繰り返すが、オーソドックスで左ジャブを突く。ジアスはヘドリックにケージを背負わせ、左ミドルを打ち込んだ。組んだヘドリックがケージに押し込む。ヘドリックが離れると打ち合いを展開する両者。そのなかでヘドリックは押し倒されてしまう。すぐにパウンドを浴びせるジアス。ヘドリックが立ち上がって正対し、離れる。跳びヒザをかわされたジアスはシングルレッグからバックに回って初回を終えた。

2R、ヘドリックが距離を詰めて左ハイ。ジアスに組まれるも、すぐに離れる。ジアスが首相撲から左ヒザを突き上げた。距離を取ったヘドリックは左右のロー、ミドル、ハイと蹴りを散らし、ジアスにケージを背負わせて右スピニングバックキックを見せる。ジアスがプレスをかけるとヘドリックがケージを背負うが、右ストレート、右前蹴りで相手を下がらせた。ジアスの左ミドルの打ち終わりにダブルレッグで組んだヘドリック。ジアスにヒジを浴びせるが、スイープを仕掛けられた際にケージを掴んでしまう。

立ち上がるジアス。ヘドリックはバックからパンチを打ち込み、正対したジアスに対してコンビネーションを放つ。距離を取ったジアスが組んでバックへ。バックマウントを奪いながらグラウンドに持ち込む。フェイスクランクで仰向けにさせてマウントを狙うジアス。耐えるヘドリックにパンチを落としながら、ノースサウスからサイドを奪ってパウンド→バックマウントに。右腕を首に回し、RNCで絞め上げてタップを奪った。

無敗のヘドリックを仕留めたジアスは試合後のインタビューで「3年振りの試合がこの大きな舞台で、昨日の夜は眠れなかった。タフな試合になることは分かっていたし、そこで自分の力を見せることができた良かった」と語った。


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