【RIZIN WS01】韓国大会、計量終了。赤コーナー=地元キ・ウォンビン×青コーナー=ライト級王者サトシ
【写真】メインでソウザと戦うキ・ウォンビンは、試合当日にどれだけ体重が戻っているかも気になる(C)Final Flash
31日(土・現地時間)に韓国はインチョンのパラダイスシティにおいてRIZIN WORLD SERIES in KOREAが開催される。30日(金)には同所のグランドボールルームでセレモニアル計量が行われた。
Text by Shojiro Kameike
今大会では11試合が組まれているが、大原樹理と対戦するジョニー・ケースのみが計量オーバー。ケース以外は全員パスしている。大原×ケースはケースにイエローカードと減点が与えられた状態から試合がスタートし、大原が勝利した場合のみ公式記録に。ケースが勝利した場合はノーコンテストとなることが発表された。
韓国での開催とあって、今大会は赤コーナーにズラリと韓国人ファイターが並ぶ。その中に大原が入っているのは、やはり韓国MMAにおける大原の人気によるものだ。メインにはRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザがノンタイトル戦に出場するものの、やはり対戦相手のキ・ウォンビンが赤コーナーに立つ。
キ・ウォンビンは昨年5月、Road to UFC2024で雑賀ヤン坊達也とワンマッチで戦い、TKO勝ちを収めてから1年振りのMMAとなる。ヤン坊戦の前は2023年5月、同じくRTUで中国のバーハートゥブールゥ・アトゥボラティと対戦し、後頭部へのパンチによる反則負けを喫した。つまり、この2年で今回のサトシ戦が3試合目という試合スパンが、どれほど影響を及ぼすか。
サトシにとっては昨年の大晦日、ヴガール・ケラモフを下してベルトを防衛して以来の試合に。2024年は3戦全勝。しかもケラモフ戦以外は中村K太郎、ルイス・グスタボをいずれも打撃で沈めている。キ・ウォンビンも負けず劣らずの強打の持ち主ではあるが、これまで敗戦はKOによるものもあり、直近のヤン坊戦でも打ち合いで被弾する場面もあった。もちろん最大の強みはテイクダウン&パウンドではあるが、サトシを相手に開始早々からグラウンドに持ち込むのも、決して得策とはいえない。やはり最初の打撃の交錯が試合のポイントとなりそうだ。
メインとコメインに出場する4選手のコメントは以下のとおりだ。
キ・ウォンビン
「明日はメインイベントなので、メインらしい面白い試合をお見せします」
ホベルト・サトシ・ソウザ
「明日は皆に良い試合を見せたいから、ぜひ応援よろしくお願いします」
キム・スーチョル
「私と佐藤選手は12年前にも戦っています。お互いにかなり年を取りましたが、若返った肉体で明日また対戦します。本当に素晴らしい真のMMAをご覧にいれます」
佐藤将光
「明日は最高の舞台で、キム・スーチョル選手という最高の相手と戦えるので楽しみにしています。明日は自分史に残るベストバウトをつくれるようにやってきたので、楽しみに視てください」
■視聴方法(予定)
5月31日(土)
午後2時~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE
■計量結果
※試合前のインタビューを掲載している選手は、名前をクリックすると記事にリンクします

<ライト級/5分3R>
大原樹理:70.93キロ
ジョニー・ケース;71.33キロ
※330グラムオーバー

<フェザー級/5分3R>
ソン・ヨンジェ:65.59キロ
中原由貴:65.93キロ