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【UFN277】朝倉海の相手、キャメロン・スマーザーマン「尊敬できるファイターだからこそ、大きい勝利に」

【写真】現在28歳、MMA戦績は12勝6敗のスマーザーマン(C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)、マカオはコタイのギャラクシー・アリーナで開催されるUFN277「Song vs Figueiredo」で、朝倉海のバンタム級転向初戦の相手を務める――キャメロン・スマーザーマン。
Text by Manabu Takashima

2024年のUFC参戦後、フライ級で世界戦を含め2試合連続一本負けを喫した朝倉。そんな日本のスーパースターと相対するスマーザーマンは、フィーダーショーFury FCを経て朝倉と同じ年にUFCと契約している。初戦こそジェイク・ハードリーに判定勝利を収めたが、2025年に入りスマーザーマンも同様に連敗中――オクタゴン戦績、1勝2敗のファイターに、これがUFCではバンタム級初戦となる朝倉との試合について尋ねた。


――今週末、朝倉海選手と対戦します。今、どのような気持ちですか。

「良い感じだよ。彼と戦うことに対して、凄くワクワクしている。なんせカイ・アサクラの試合をずっとフォローしていたから。そんな存在だった彼と戦えるなんて、夢が現実になったような気分だよ。

アジアにやってくるのは初めてで、ここをスタートに何度もアジアを訪れるようになりたいね」

――ロングフライト、時差、色々と移動が大変かと思いますが。

「それが、あまり時差ボケはないんだよ。ヒューストンからLA、そして香港。そこからバスでマカオだから、まぁ長旅だったけどね(笑)。最後の最後にバスの移動があったのはきつかった。『まだ移動するのか』って、驚いたよ。でもホテルに着いてから、長時間シャワーを浴びるとスッキリした。試合の8日前にマカオに来て、1日で時差ボケは解消できたよ」

――では、その試合を追っていたという朝倉選手の印象を改めて教えてください。

「カイ・アサクラはUFCで連敗したかもしれないけど、今も実力者だ。RIZINのチャンピオンだった時と同じように、本物だ。2連敗でいうなら、僕も2連敗中だけど、自分が終わったなんて思っていない。彼がパントージャとエリオットに、何もできずに負けていたなら『もう終わった』と思われるのもしょうがない。でも2試合とも、タフファイトだったじゃないか」

――RIZIN時代から朝倉選手の試合をチェックしていたキャメロンから見て、UFCでの朝倉選手のファイトは変化が感じられましたか。

「やっぱりリングとオクタゴンでは、テイクダウン・ディフェンスは変わってくる。でも彼の連敗が、リングからケージに変わったからかどうかは分からない。動きが悪くなったのではなくて、相手が強かった。そういうことだと思う」

――コーナーに追い込み、相手の動きに合わせた攻撃が出来ていたリングと違い、サークルに近いオクタゴンではプレッシャーを与え辛いという見方はあるかと思います。

「まぁ、そういうことがあったとしても、僕はカイ・アサクラと戦ううえでそんなことは考えない。ケージに慣れていないとか、関係ない。それでも彼の良いところは、絶対に残っているはずだから」

――ではフライ級からバンタム級で階級を上げたことに関しては、パフォーマンスに影響があると考えていますか。

「確かに彼はRIZINの時はほとんどバンタム級で戦っていた。そしてUFCでフライ級に落とし、またバンタム級に戻る。とはいっても彼がRIZINで戦っていた相手は、多くがフライ級からバンタム級に階級を上げてきた選手たちだ。だから、僕は彼が過去にバンタム級で戦っていた相手より、少し大きいだろう。でも、そこもあまり関係ないかな。バンタム級で戦っても、彼はスピードがあるだろう。

ただし、俺も速いよ。フライ級からバンタム級に戻したことも、僕らのファイトにはあまり影響を与えないはずだ。僕の方が少し大きくて、パンチ力も少し上回っていると思うけど……スピードも、そうだ。僕が少し速い」

――朝倉選手が日本でUFC人気をひっぱるためには3連敗は許されない。そのなかでキャメロンはアンダードッグとして、対戦相手に選ばれたという見方もあります。

「う~ん、そういうことはあまり考えないようにしているんだ。僕は自分が何者か知っているし、彼が日本のスーパースターということも知っている。そして、勝負を諦めない。負けている試合でも、どうにかして勝とうと戦っている。ラウンドを失った時も、試合で負けた時も彼は絶対に勝負し続けている。尊敬できるファイターなんだよ。だからこそ、この試合で勝てば僕のキャリアにとっても大きい勝利になる」

――では朝倉選手に対して、キャメロンのアドバンテージはどこだと考えていますか。

「パワーかな。僕のパンチの強さは、彼は過去に経験したことがないだろう。あとはさっきも言ったようにクイックさかな。僕は遅そうに見えて、実はスピードがあるんだ。だから、対戦相手は驚くことになる。

僕としてはあるがままの自分で戦う。そして、僕が勝つならエキサイティングな試合になることは間違いない。退屈なファイトはしない。僕のスタイルをすかして戦う選手もいるけど、カイ・アサクラはそうじゃないはずだ。そうなると僕の勝機は増え、試合は面白いモノになる」

――なるほどです。では日本のファンに一言お願いできますか。

「う~ん、日本語を一つ覚えてきたのに……出てこないや……。えぇと、あっ、思い出した。コンニチハ。アリガトゴザイマス。それだけかな(笑)。今、日本の皆が僕のファンでなくても、この試合が終わったから僕を応援してくれるようになると嬉しいよ」

■視聴方法(予定)
5月30日(土・日本時間)
午後5時00分~UFC FIGHT PASS
午後4時30分~U-NEXT

■UFN277計量結果

<バンタム級/5分5R>
ソン・ヤードン: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィソン・フィゲイレド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン: 205ポンド(92.99キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 206ポンド(93.44キロ)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・パブロヴィッチ: 257ポンド(116.57キロ)
タリソン・テイシェイラ: 250ポンド(113.4キロ)

<バンタム級/5分3R>
朝倉海: 135.5ポンド(61.46キロ)
キャメロン・スマーザーマン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
カールストン・ハリス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス: 125.5ポンド(56.92キロ)
スムダーチー: 126ポンド(57.15キロ)

<ミドル級/5分3R>
ルイス・フィリッピ・ジアス: 184.5ポンド(83.68キロ)
イ・イサク: 185ポンド(83.91キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティン・ワン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジョゼ・エンヒッキ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
アオリーチーラン: 135ポンド(61.24キロ)
コディ・ハッドン: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル: 115ポンド(52.16キロ)
シィォン・ヂィンナン: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
チュウ・カンチエ: 145ポンド(65.77キロ)
ロドリゴ・ヴェラ: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー: 115ポンド(52.16キロ)
ジャケリニ・アモリン: 115.5ポンド(52.38キロ)

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