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【RIZIN LANDMARK15】修斗の平田彩音と対戦、DEEP JEWELSのHIME「本戦で使うしかないと思わせる」

【写真】男装の麗人HIME。この正装での登場の理由は、インタビューで (C)MOURI DOJO

18日(土)に広島市中区の広島グリーンアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK15。今大会のオープニングファイトでHIMEが平田彩音と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

DEEP JEWELSを主戦場に戦ってきたHIMEが待望のRIZIN初参戦。DEEP JEWELSではタイトルがない49キロ契約で試合を続けてきたHIMEだが、それはRIZINの女子スーパーアトム級への出場を見据えてのものだった。また対戦相手の平田は修斗を主戦場に戦うファイターで、まさにRIZINならではマッチメイクと言えるだろう。RIZIN初参戦に向けて気合十分のHIMEのインタビューをお届けしよう。


打撃でも寝技でも圧倒します

――HIME選手にとってRIZIN初参戦が決まりました。最初にオファーを受けた時はどのような心境でしたか。

「本当に『やっとRIZINに出られる!』という感じでしたね」

――しかもHIME選手が所属している毛利道場(山口)に近い広島での大会開催です。

「今までは大阪と東京でしか試合がなくて、試合を見たいけど会場まで行けないと言う人が結構いたんですよね。今回はそういう人たちも応援に来てくれるので、いい姿を見せたいです。いつもの倍は気合いが入っています」

――いつ頃からRIZIN参戦を意識するようになったのですか。

「意識し始めたのは、自分が初めてストロー級(52.2キロ)から49キロに変えて試合をしたぐらいです。自分が試合をしているDEEP JEWELSには49キロのベルトがないのですが、RIZINの女子は49キロが主な階級だということで、そこを視野に入れてストロー級から49キロまで落としてやっていこうと思いました」

――HIME選手とも対戦経験がある選手たちが先にRIZINに参戦していて、複雑な心境はなかったですか。

「歯がゆかったですよ(苦笑)。正直なんで?と思っちゃいますよね」

――例えばどうすればRIZINに出られるかを周囲に相談することはなかったですか。

「自分は直接スタッフの方たちとあまり話さないんですけど、ジムの代表がRIZINにプッシュしてくれたり、『こういう選手が使われやすいらしい』と話を聞いてきてくれたり、色々とアプローチはしてくれていました。ただ自分自身はとにかくいい試合をして、一つでも多く勝ってアピールするしかないので、それを繰り返していた感じですね」

――まさにその積み重ねが今回のRIZIN参戦につながったと思います。やはり周囲の反響は大きかったですか。

「すごかったですね。SNSに『RIZINに出場が決まりました』と投稿しただけでフォロワーが増えましたし、改めてRIZINに出ることの影響力を感じました」

――実際に会場で大会を見たこともあると思いますが、HIME選手にとってRIZINとは?

「やっぱりものすごく華やかな舞台だし、ファイターなら目指したい場所ですよね。特に私の場合は身近に摩嶋(一整)がいて、摩嶋の応援で会場に行って、目の前で試合を見ていると、自分もあの花道を歩いて、あの舞台に立ちたいなと思いますよね」

――そんなRIZIN初参戦に向けて、何か意識して練習していることはありますか。

「私は誰が対戦相手でも自分のスタイル自体は変わらないし、やりたいことや戦い方を変える気はないです。今回に関しては相手と身長差があるので、そういう細かいところを意識して練習しています」

――前回3月の試合(須田萌里に判定負け)を踏まえて取り組んでいることはありますか。

「前回もそうですが、毎試合テイクダウンはされたくないし、その際の攻防ですよね。そこのフィジカル的な強さもですし、テクニック的な巧さも欲しいし、もっと伸ばしたいです」

――そこは次の試合に向けてだけではなく、HIME選手がMMAファイターとして課題として取り組んでいるもののようですね。

「そうですね。まずはそこをきっちりクリアしつつ、新しい技術も覚えていきたいです」

――対戦相手の平田選手の印象は?

「若さもあるし、すごくアグレッシブですよね。スタンドでも、グラウンドでも。どちらかが飛び抜けているタイプではないと思うので、どちらの攻防でも気を抜くつもりはないです。ただ正直どの攻防を見ても、自分が負けている気はしないし、自分では別にグラウンドができないとは思っていないので、打撃でも寝技でも圧倒します」

――HIME選手はDEEP JEWELS、平田選手は修斗を主戦場にしているので、RIZINでなければ対戦する可能性が低かった相手だと思います。

「そうですね。実はあんまり試合を見たことがなくて。うちの道場の上瀬(あかり)とグラップリングで試合をしていて、その試合を間近で見たことはあるんですけど、それ以外では特に(平田の)試合があるからと言って追いかけて見たことはなかったです。だから試合が決まった時はちょっと驚きました」

――まさにRIZINならではのマッチメイクですね。

「あの選手とやるんだ!という驚きはありましたけど、RIZINで戦えることが一番ですよね。RIZINに出られるなら相手は誰でも構わなかったので、RIZINで試合をすることに対して気持ちが上がっています」

選手たちが『どちらが強いか白黒はっきりさせようぜ!』という気持ちで戦えば、自然と今以上に盛り上がっていく

――RIZINという大舞台で自分の何をアピールしたいですか。

「やっぱり打撃ですね。自分の強みは打撃だと思うし、女子でもこういう一発があるというところを見せたいです。女子の試合だけどそうじゃないところというか。『HIMEの打撃の威力と迫力は女子のレベルじゃねえよ!』ぐらい話題になったら面白いですよね」

――女子の試合でも激しいKO決着があるんだというところを見せたいですか。

「はい。それきっかけで女子の試合もアグレッシブじゃんと思ってもらって、見てもらう機会が増えたら(女子の試合も)注目も浴びると思うし、そのなかで自分のことをこんなヤツがいるんだ!と思ってもらいたいです」

――今大会では女子の試合が全3試合組まれていて、HIME選手はオープニングファイト、パク・シウ×須田萌里と大島沙緒里×イ・イェジは本戦に組まれています。本戦の2試合よりもインパクトを残してやろうと?

「めちゃめちゃ思っています。本戦に食い込むぐらいの熱気と強気を持って戦うので、次は本戦で使うしかないと思わせるぐらいの試合をしたいです。私の試合を本戦にすれば良かったと思ってもらええるようになると最高です」

――RIZINでももっと女子の試合を盛り上げていこうと。

「私だけじゃなくて、どの選手も自分の試合を面白いと思ってもらいたいと思って戦っていると思うんですよ。そういう気持ちを持った選手たちが試合をしているから女子格が盛り上がっていないとは思っていないし『女子格をもっと盛り上げよう!』ではなく、今の選手たちが『どちらが強いか白黒はっきりさせようぜ!』という気持ちで戦えば、自然と今以上に盛り上がっていくと思います」

――それではHIME選手のRIZIN初参戦を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

「今回初めてRIZINに出させてもらいますが、女子格とか関係なく、格闘技が好きで、この年まで夢を追いかけて、若い相手と戦う必死な選手の姿を間近で見て欲しいと思います。必ず気持ちがある試合をして、判定まで持っていくつもりはないので必ずKOで仕留めます」

いつでも会見に呼ばれる準備は出来ているし、あのメンバーの中に入れますよというアピールです!

――ありがとうございます。ちなみに今日はメイクもして、私服のテイストもいつもと違いますが……。

「せっかくRIZINに出ることが決まって、その前のインタビューなので普段は見せない自分を見せようと思って準備してきました(笑)。ちょうど先日スーパーアトム級の記者会見でみなさんドレスアップしていたじゃないですか。それもあって自分もドレスアップしてみようかな、と。今日は個別インタビューですけど、いつでも会見に呼ばれる準備は出来ているし、あのメンバーの中に入れますよというアピールです!」

――そういった意味が込められていたのですね。HIME選手のRIZIN参戦への気合いが伝わってきました。今日はありがとうございました。

■視聴方法(予定)
7月18日(土)
午後12時~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN LANDMARK15 対戦カード

<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] ダニー・サバテロ(米国)
[挑戦者] 鹿志村仁之介(日本)

<フェザー級/5分3R>
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)
萩原京平(日本)

<フライ級/5分3R>
ヒロヤ(日本)
山本アーセン(日本)

<フライ級/5分3R>
篠塚辰樹(日本)
イ・ジェフン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
イリスベク・ティレノフ(キルギス)

<ライト級/5分3R>
ジョニー・ケース(米国)
天弥(日本)

<64キロ契約/5分3R>
昇侍(日本)
梅野源治(日本)

<ウェルター級/5分3R>
佐々木信治(日本)
林RICE陽太(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木博昭(日本)
宮川日向(日本)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
大島沙緒里(日本)
イ・イェジ(韓国)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
パク・シウ(日本)
須田萌里(韓国)

<キック 54.5キロ契約/3分3R>
芝宏二郎(日本)
遥心(日本)

<女子スーパーアトム級/5分2R>
HIME(日本)
平田彩音(日本)

<バンタム級/5分2R>
神田T800周一(日本)
長野将大(日本)

<ライト級/5分2R>
シヴァエフ(日本)
ベンジャミン(日本)

<アマチュア フライ級/3分2R>
田中仁(日本)
健太朗(日本)

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