【Top FC22】自前の会場で計量終了 元UFC×元PFLのメイン。BRAWL王者×ウズベキスタン・キック王者も
【写真】TFC DREAM CENTERのケージの中でフェイスオフが行われた。K-MMAが一歩、前進する(C)MMAPLANET
11日(土・現地時間)、韓国はキンポのGood Prime Sports Mall内TFC DREAM CENTERで開催されるTOP FC22の計量が、10日(金・同)に同所で行われた。
Text by Manabu Takashima
明日のファイトを控えLED照明の調節が行われるなど慌しさが感じられた、MMA専門会場の公式スケジュールのこけら落とし。まずは午前9時半から公式計量、10時からケージに場所を移して、フェイスオフが実施された。
フロアはコンクリート打ちっぱなしに見えてコーティングが施され、5階ながら窓ガラスを二重に遮光したブラック基調の会場で、8試合=16選手が計量に臨み、全員が一発でパスしている。
そんな新たなる門出を迎えるTOP FC22のメインでは、K-MMA界重量級のエース=チョン・ダウンがヘビー級に階級を上げフランスのミキャエル・ゴフウエと戦う。
UFCライトヘビー級戦線で驚異の4連勝後、4連敗と失速しリリースの憂き目にあったチョン・ダウン。その後、GFLと契約もホニー・マルケス戦は実現せず、実に1年10カ月振りの実戦復帰となる。
対するゴフウエは6勝3敗のフランス人ファイターでアレスやヘクサゴンという母国のトップ大会、そしてPFLの欧州&アフリカ・リーグで戦ってきた。ヘビー級のメジャー経験者対決という国際戦からも、TOP FCの目指すイベントの方向性が伝わってくる――が故に、エースの勝利は絶対といえる戦いだ。
フェイスオフ後にゴフウエが、「チャンスを与えてくれてありがとう。ソウルは美しい街。良い試合を見せたい」と大人しめに話すと、チョン・ダウンは「久しぶりの試合です。地獄から蘇りました」とコメントした。
メイン以外では韓国在住ロシア&ウズベキスタン勢との国際戦4試合も見られる今大会。なかでもメインカード第1試合で組まれたフェザー級のソン・グンホとナディル・ドシンベトフに注目したい。
キャリア4勝2敗2分のソン・グンホはグアムのBRAWLバンタム級王者で、今年の3月に同プロモーションのフェザー級チャンピオン石井逸人の挑戦を受け、ドロー防衛を果たしている(同プロモーションの試合は、フィニッシュ決着でないとドローというモディファイドMMA。石井が優勢でドローだった)。
プサン近郊のマサン出身、チームMADでなく、「KTTが最強」とソウルに出てきたソン・グンホは、兵役後にプロ練習に参加するようになり、アマからプロへと着実にキャリアを積み上げてきた27歳のファイターだ。
対戦相手のドシンベトフは、プロMMAはデビュー戦ながら元々はウズベキスタンのキッズ・ムエタイで国内チャンピオン、成年になっても全国大会で準優勝。キック・ルールではアマ国内王者から、プロにステップアップし4勝1敗の成績を残している。
現在はキョンサンブクド、ヨンジュ在住のドシンベトフはヨンジュMMAでMMAのトレーニングを積んでいるが、実力は全くの未知数だ。本来はバンタム級のソン・グンホと同様に、ドシンベトフも2週間前の緊急オファーを受けた形だ。
モンゴロイドの血が感じられる顔立ちのドシンベトフは、身長でソン・グンホを上回るが細身で、まさにボクサー体形といえる。フェイスオフで笑いながら、ボディロックに入ってリフトしたソン・グンホ。ここで組む感触を掴んでいるなら、なかなかの曲者だが……果たして、その成果は明日の試合で見られるか――楽しみな一戦だ。
■視聴方法(予定)
7月11日(土・日本時間)、
午後4時30分~Top FC YouTube channel
■ TOP FC22計量結果



























