この星の格闘技を追いかける

【UFC293】アルバーグが1Rに右ストレートでダウンを奪い、3RにRNCで一本勝ち

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
Def.3R4分49秒 by RNC
チョン・ダウン(韓国)

アルバーグが左手を伸ばして距離をはかり、左ミドルを蹴る。ダウンは右ローを返し、プレッシャーをかけていく。アルバーグは構えをスイッチしながら左ミドルと右カーフを当てる。

ダウンがジャブと右ローでプレッシャーをかけていくが、アルバーグが鋭いジャブを当て、そこから右ストレート。これでダウンが後方に倒れるが、すぐにダブルレッグへ。

アルバーグはそれを切ってグラウンドに持ち込ませない。スタンドの攻防に戻るとダウンが変わらずロー、アルバーグがジャブ・左フックを狙う。

2Rはアルバーグから前に出て前蹴り。ダウンは変わらず右ローを蹴り続け、これをきっかけに前に出ていく。アルバーグはサークリングしながらジャブ、右ハイキックを狙う。

手数が少ないアルバーグだが、ダウンの前進に合わせて左ジャブをコツコツと当てる。これで右目下から出血するダウンはガードを上げて右ローを蹴り続ける。下がるアルバーグはジャブでダウンの顔を跳ね上げさせた。

3R、アルバーグがジャブを打つと、ダウンは右のガードを上げて左フック。アルバーグも右カーフを蹴るが、ダウンはジャブをボディにも打ち分けて右ストレートを狙う。

アルバーグのジャブにダウンは右フックをかぶせ、ダブルレッグに入るダウン。ここからニンジャチョークを狙うが極まらない。

アルバーグは首相撲からヒザ蹴り。ダウンがジャブからダブルレッグでテイクダウン。アルバーグがケージに身体を預けて立ち上がると、前に出るダウンに組みつく。

アルバーグは両差しから足をかけ、ダウンが背中を見せたところでテイクダウンする。アルバーグはそのままマウントポジションを取り、ダウンが半身になるとパンチを連打。後ろを向くダウンにRNCを極めると、この状態で試合終了のブザーが鳴る。

このまま判定決着かと思われたが、レフェリーの死角でダウンにタップがあったことが分かり、アルバーグの一本勝ちがアナウンスされた。


PR
PR

関連記事

Movie