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【ROMAN05】道着MMA初陣=ケガからの再起戦、トミー矢野「今回の試合で打撃の自信もつけたい」

【写真】日本生まれ、9歳から5年間ブラジルで暮らして中二の時に日本に戻ってきたトミー矢野 (C)TAKUMI NAKAMURA

2日(日)、東京都の大田区産業プラザPIOで開催されるROMAN05にトミー矢野が出場し、韓国のソ・ジェヒョンと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

MMA志向、アマパンから格闘代理戦争に出場し、決勝で中村京一郎に敗れた矢野。半年後にROMAN旗揚げ戦に出場予定で、対戦相手を一般公募したものの、相応しい相手が見つからず出場が見送りになっていた過去を持つ。

その後、矢野はパンクラスのネオブラッドトーナメントを勝ち進むなか、ヒザの負傷によりトーナメントを欠場し、長期離脱を余儀なくされた。今回は矢野にとってROMAN初参戦であると共に、MMAファイターとして再スタートになる一戦。矢野は道衣MMAに挑む一MMAファイターとして意気込みを語った。


寝技に行ったらすぐフィニッシュできるとは思うんですけど

――ROMAN初参戦が決まったトミー矢野選手です。もともとROMANには興味があったのですか。

「もともと僕はROMANの第1回大会(2024年10月)に出場する予定だったんですけど、相手が決まらなくて試合が流れてしまったんですね。その後はパンクラスで試合をしていたのですが、ずっとROMANには参戦したいと思っていました」

――ROMANというイベント、また道衣MMAというルールの印象は?

「道衣を着たMMAという部分では技術的にすごく自分に有利なルールだと思います」

――試合を見ていて、自分だったらこう戦おうというイメージは沸きましたか。

「特にグラウンドで下になってからの展開は裸のMMAとは全く違うと思いますし、通常のMMAではあまり下になりたくはないんですけど、道衣を着るとなると、全然下になっても安心できるのかなと思います」

――矢野選手は試合そのものが久々となります。

「去年の11月にヒザを手術して、それで試合が空いてしまいました」

――試合中に怪我してしまったのですか。

「もともとヒザの調子が悪くて、それがひどくなった感じです。去年自分はパンクラスのネオブラッドトーナメントに出て、1回戦と2回戦までは騙し騙しやれていたんですけど、最後はそれも難しくなって。最終的にトーナメントを負傷欠場して……という状態でした」

――練習や減量に影響はなかったのですか。

「自分の場合、そこまで減量しないので、そこに関しては問題なかったのですが、練習でヒザが抜けたりしていたので、シンプルに練習そのものが出来なかったですね。それで練習が出来ないまま試合になると、試合をする上での自信もなくなってしまうので、そこが一番の問題でした」

――十分な練習ができずに試合するという部分で不安は大きかったですか。

「それよりもヒザが外れることへの不安でしたね。そうなると自力ではどうにも出来ない状態になっちゃうので。それこそネオブラの1回戦で自分は三角絞めで勝ったんですけど(柿原昇汰に一本勝ち)、実はあの時に試合中にヒザが外れていて。もし三角絞めが極まらなかったら…大変でしたね(苦笑)」

――手術して治療に専念しなければいけない状態だったのですね。

「はじめは手術する選択肢がなかったですけど、治療してリハビリで様子を見ていても、そこで(ヒザが)外れることもあったので、手術することにしました。もう今はヒザも回復して、しっかりと試合に向けて準備が出来ています」

――対戦相手のソ・ジェヒョン選手にはどのような印象を持っていますか。

「ベテランでキャリアが長い韓国人ファイターだなという印象ですね」

――今回は道衣MMAということでルールを駆使したフィニッシュは狙っていますか。

「寝技に行ったらすぐフィニッシュできるとは思うんですけど、自分はグラップラーと戦うことがあまりないので、今回の試合で打撃の自信もつけたいですね。練習そのものも普通に1R5分の裸のMMAでやっていますし、道衣に関しては実際に試合をやってみて調整すれば大丈夫かなと思います」

――決して道衣に頼った試合ではなく、打撃も使って試合を組み立てたいと。

「理想はそうですね。いざ試合になってピンチになったら、すぐ組んじゃうかもしれませんが、自分の理想としては打撃で攻めたいです」

ROMANさんできっちり復帰戦を勝って、またMMAでトップを目指す

――今後も通常のMMAとROMANを並行してやっていこうと考えていますか。

「今回はオファーをもらったタイミングもそうですし、ケガからの復帰戦として道衣を着ることで、安心することもあるのかなと思います。自分は通常のMMAルールでチャンピオンを目指しているので、通常のMMAをメインにしつつ、どこかでタイミングが合えばまたROMANにも出たいと思います」

――勝ち進んでいたネオブラを負傷欠場することになって歯がゆさもあったと思います。それを払拭する試合を見せたいですか。

「ネオブラもあと1試合勝てば決勝戦でしたし、ネオブラを優勝してからのプランも考えていたので、それが白紙になってしまったことで、自分がイメージしていたキャリアではなくなってしまいました。でもまたここから新しいキャリアを作っていきたいです」

――矢野選手自身、自分の寝技のスキルや極めの強さはMMAでも通用する手応えは感じていますか。

「最初はすごく自信があったんですけど、自分はずっと道衣の練習しかしていなかったので、裸のグラップリングやMMAが思っていたものとは少し違うなと思いました。そんなに甘いものではないな、と。そこから裸のグラップリングやMMAの寝技の練習を続けることで段々とスキルアップしてきて、今はすごく自信があります。今回のROMANさんできっちり復帰戦を勝って、またMMAでトップを目指すので、楽しみにしていてください」

■視聴方法(予定)
7月12日(日)
午後12時45分~ U-NEXT

■ROMAN05 対戦カード

<ROMAN CONBAT 無差別級/15分1R>
マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)
大場慎之助(日本)

<ROMAN CONBATライト級/15分1R>
ソ・ジェヒョン(韓国)
トミー矢野(日本)

<R.O.M.A. RULES無差別級/30分1R>
ウー・ドンシン(台湾)
ダニエル・シウバ(ブラジル)

<ROMAN CONBATバンタム級/15分1R>
渡部修斗(日本)
杉本寛樹(日本)

<ROMAN CONBATフェザー級王座決定T一回戦/15分1R>
エリック・メネギン(ブラジル)
勝呂駿(日本)

<ROMAN CONBATフェザー級王座決定T一回戦/15分1R>
清水俊一(日本)
橋本圭右(日本)

<ROMAN CONBAT フェザー級王座決定T一回戦/15分1R>
竹本啓哉(日本)
寺本雄輝(日本)

<ROMAN CONBAT フェザー級王座決定T一回戦/15分1R>
谷井翔太(日本)
松本大輔(日本)

<ROMAN柔術 85キロ契約/7分1R>
濱岸正幸(日本)
ダシルバ英樹(ブラジル)

<ROMAN柔術 ライト級/7分1R>
北田俊亮(日本)
安齋アーロン(日本)

<ROMAN CONBAT 無差別級/10分1R>
マルロン・ゴドイ(ブラジル)
佐竹アレックス(日本)

<ROMAN CONBAT ミドル級/10分1R>
西村刀(日本)
ムリーロ・タケシ・ソウザ(ブラジル)

<ROMAN CONBAT バンタム級/15分1R>
市川剛希(日本)
ハネッキン・シウバ(ブラジル)

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