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【FAW2024#03】中村京一郎がトミー矢野の寝技を封じて判定勝利、トーナメント優勝を果たす

【写真】トーナメント3試合とも異なる試合展開。格闘代理戦争で強くなる。そして優勝を果たした中村だ(C)MMAPLANET

<フェザー級/3分3R>
中村京一郎(日本)
Def.3-0
トミー矢野(ブラジル)

サウスポーの中村がジャブと右フック。トミーは右ハイを蹴り、右ミドルと右ストレートを見せる。中村も左の三日月蹴りを返して、じわじわとプレッシャーをかける。トミーが前に出てくると中村は右フックを狙う。組みついたトミーが足関節を仕掛け、中村が背中を見せるとバックにつく。トミーは中村の動きに合わせてマウントをうかがいつつ、中村も足を入れて立ち上がる。そこにトミーがギロチンを狙い、頭を抜いた中村がパンチを落とす。ガードポジションのトミーが下から三角絞めを狙う。

2R、中村がけん制の右の前蹴り。トミーはシングルレッグに入って、自らガードポジションで引き込む。中村はインサイドガードでトップキープし、細かくパンチを落とす。トミーは下から中村の足をすくって展開を作ろうとするが、中村もすぐに反応して立ち上がる。試合がスタンドに戻ると、前に出る中村がトミーに左ストレートを放つ。最後はトミーがダブルレッグに入って、ガードに引き込んだところでラウンド終了となった。

3R、中村が前に出て左ミドル、右のカーフキック。トミーのシングルレレッグを切ると、引き込むトミーに中村が鉄槌を連打する。トミーもガードポジションから腕十字や足関節を仕掛けるが、中村が足を抜いて立ちあがって距離を取る。スタンドでの再開後、トミーが渾身のダブルレッグで組みついてケージに押し込むが、テイクダウンできない。中村は組み際に右フックを狙い、トミーに組みつかせない。このまま試合終了となり、中村が判定勝利を収めた。


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