【Bellator CS2024#02】ラッドが首相撲&ヒジ・ヒザでシャカロワを翻弄。そこにTDを織り交ぜて判定勝利
<女子フェザー級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
エカテリーナ・シャカロワ(ウクライナ)
サウスポーのシャカロワが左ストレートを伸ばして前に出る。ラッドはそこに左フックを返す。離れた間合いからシャカロワが左ストレートで飛び込み、左ミドル、右フックまでつなげる。ラッドは右ストレートで迎え撃ち、シャカロワのシングルレッグを切る。試合がスタンドに戻るとラッドが前に出て、飛び込むシャカロワに右ストレートを合わせる。シャカロワがインローを蹴ると、ラッドは左フックを狙い、シャカロワがダブルレッグで組みついてラッドをケージに押し込む。一度は尻餅をついたラッドだがケージに体を預けて立ち上がるとヒザ蹴り。シャカロワは飛行機投げからバックにつくが、ラッドが立って向き直る。
ラッドはワンツー、シャカロワのダブルレッグを切ると、首相撲からボディにヒザ蹴りを突き刺す。シャカロワがダブルレッグに入ると、それを切ったラッドがシャカロワをケージに押し込んでヒザ蹴り。パンチからシングルレッグに入るシャカロワ。テイクダウンされたラッドはガードポジションからハーフネルソンでシャカロワの体を返しつつ立ち上がる。ラッドはして首相撲からヒザ蹴り、シャカロワの顔を突き放してヒジ、左フックを当てる。
2Rもシャカロワが左ストレートから前に出るが、ラッドはしっかり距離を取る。シャカロワのパンチをかわすと、ラッドがプレッシャーをかけてワンツーから左フック、シャカロワをケージに押し込む。ラッドは首相撲からボディにヒザ蹴りを突き刺して離れる。シャカロワは強引にパンチで距離を詰めてダーティボクシングに持ち込む。離れたラッドは左ボディ、ガードを上げてジャブを当てて、シングルレッグも切ってがぶる。
それでも組みつくシャカロワだが、トッドが首相撲でシャカロワの動きをコントロールしてヒザ蹴り・ヒジ打ちを入れる。このヒジでシャカロワの額から流血。シャカロワがダブルレッグに入ると、ラッドがギロチンを狙いつつ立ち上がる。ケージ際で組みの攻防になるとブレイクがかかる。再開後、シャカロワがラッドのパンチにダブルレッグを合わせるが寝かし切ることが出来ない。
3R、ラッドはシャカロワのテイクダウンをディフェンスしながらパンチで前進。シャカロワもラッドのワンツーに合わせて組みつき、立ち上がるラッドのバックにつく。正対したラッドはシャカロワをケージに押し込んで首相撲を使いつつ、意表をついたダブルレッグでテイクダウンを奪う。背中を見せるシャカロワをバックコントロールするが、レフェリーはブレイクを命じる。再開後、ラッドはシャカロワのダブルレッグを切って、パンチのプレッシャーをかけて左フックを当てて右ストレート。シャカロワのダブルレッグを切ってバックにつく。
シャカロワが正対して離れるが、ラッドがパンチで前進。左フックを立て続けに当てる。シャカロワも左ストレートから応戦し、シングルレッグで組むが、ラッドがそれを切ってヒザ蹴り。シャカロワが必死にシングルレッグで組むが、ラッドが鉄槌を落として離れる。最後はラッドが左ハイキックを2連発蹴ったところで試合終了となり、判定は3-0でラッドが勝利。首相撲とヒジ・ヒザを有効に使ったラッドが勝利した。