【RIZIN50】計量終了。初の香川大会は既にソールドアウト&競技運営よもやま話
【写真】グスタボの挑発に対する野村の笑み――少しゾッとするほど強さを示している(C)SHOJIRO KAMEIKE
29日(土)、翌31日に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50のセレモニアル計量が会場非公開で行われた。
Text by Shojiro Kameike
計量スタート前には、大会チケットはソールドアウトであることが発表された。RIZIN初となる香川大会、スパイク・カーライル以外の全選手が計量をパスしている。
香川県のMMA興行といえば、プロ修斗「FORCE」が年2回のペースで開催されている。そのFORCEではプロモーターを務める豊島孝尚FORCE GYM代表は、RIZINの競技運営を統括するJMOC(日本MMA審判機構)のジャッジでもある。
今大会では地元・香川でRIZINが開催されるとあって、豊島氏が主宰するFORCE GYMからは高岡宏気が参戦。そのため豊島氏は今回、競技運営陣には加わっていない。本来、スポーツとしては不正行為が疑われないよう、出場選手や所属ジムの関係者と競技運営陣が同じであったり、試合前後に接触することは可能なかぎり避けるべきだ。そんな論理がまかり通らないケースも見られる業界にあって、今回の対応はMMAというスポーツのために支持したい。
なお、カーライルはセレモニアル計量の前に行われた公式計量でリミットを2キロオーバーしていること、そしてリカバリーに努めていることが発表された。両陣営とプロモーターが競技した結果、泉×カーライルの一戦は泉が勝利した場合のみ、公式結果として扱われる(ノーコンテストルール)ことも併せて明らかになっている。
■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE
■計量結果
※試合前のインタビューを掲載している選手は、名前をクリックすると記事にリンクします

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕:66.0キロ
カルシャガ・ダウトベック:66.0キロ

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ:70.85キロ
野村駿太:70.95キロ

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル:73キロ
泉武志:71キロ
※カーライルが計量オーバーのため協議の結果、カーライルにレッドカード1枚・減点50の状態で試合を実施。泉が勝利した場合のみ公式記録となり、カーライルが勝利した場合はノーコンテストとなる。

<女子ストロー級/5分3R>
万智:51.85キロ
パク・ソヨン:51.65キロ