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【SUPER RIZIN04】遠&近距離でパトリッキーを圧倒。判定勝ちの野村駿太が、9月28日―サトシに挑戦決定!!!

【写真】近い距離でのパンチに、確かな進化が見られた野村(C)RIZIN FF

<ライト級/5分3R>
野村駿太(日本)
Def.3-0
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

一回りパトリッキーより大きく見える野村。右ローを野村が空振りしてからは様子見が続き、パトリッキーが回る。ステップインが右を打ち込んだ野村が、回るパトリッキーにコンビを打つ。パトリッキーが右ロー、野村はジャブを軽く見せる。前手を潰してワンツーの機会を伺う野村。パトリッキーは右も空を切る。野村はジャブから右、そして左フックを見せる。左ボディを見せたパトリッキーは、待ちの姿勢を続ける。スピニングバックキック、跳びヒザで距離を詰めたパトリッキーがコンビを繰り出すが、クリーンヒットはなく時間となった。

2R、タイミングを測る両者。野村の右ストレートは頭の上を通る。続いてテイクダウン狙いで組んだ野村は、すぐに離れる。初めて中を取ったパトリッキーが右を見せる。跳びヒザからパンチのパトリッキー後に、野村もリング中央に。センターで対峙する両者。野村の左にパトリッキーが右のカウンターを合わせにいく。

距離が近づき、野村がワンツー。打ち終わりを狙うパトリッキーに対し、野村が距離を取り直す。それでも近くなりつつある距離でパトリッキーがスピニングバックキック。続いて野村の右にワンツーを振るう。互いにクリーンヒットがないなかで、時間は残り30秒を切りパトリッキーが右ローを蹴る。野村は肩を入れ、拳を上下する動きを続けた。

最終回、すぐに右を見せた野村。30秒が経過して、横への移動を見せる。組みも見せた野村は跳びヒザ、コーナーを背負ったパトリッキーが右を振るって前に出る。野村は近い距離で右を当て、ラッシュを掛ける。

ガードの上から連打を打ち込んだ野村に対し、パトリッキーがついに組んでコーナーに押し込む。顔面が真っ赤の染まったパトリッキーにドクターチェックが入る。

再開後、ワンツーから右ローのパトリッキー。野村は左ジャブを入れ、前に出てくるパトリッキーと足を止めてフックを打ち合い、捻り効果の左右のパンチを連打する。

右、左と空振りしたパトリッキーが跳びヒザ、そしてシングルレッグへ。ロープに詰まった野村は、尻餅をつかされサッカーボールを狙わられる。立ち上がり際にハイを狙ったパトリッキーはここでテイクダウンへ。野村ががぶって時間となった。

3-0で判定勝ちを決めた野村は勝利の雄叫びを挙げた。「やったりましたぁ。試合が決まってから、毎日夢でパトリッキー選手が出てきて正直怖ったですけど、皆の応援で勝てましたぁ」とマイクで話した野村は、「RIZIN、もう相手がいないじゃないですか」と言葉を続ける。

これに榊原代表がホベルト・サトシ・ソウザをリングに呼びこみ、なんと9月28日の名古屋大会でRIZINライト級選手権試合が決定。野村は初出場から僅か半年で、RIZINライト級の頂点に挑戦することとなった。


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