【RIZIN 師走の超強者祭り】大晦日は6大タイトルマッチ開催。シェイドゥラエフに挑むのは朝倉未来
【写真】朝倉未来はフェイスオフで笑顔を見せた(C)MMAPLANET
5日(水)、12月31日(水)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN大晦日大会の対戦カード発表記者会見が行われた。大会名は「RIZIN 師走の超強者祭り」となっている。
Text by Shojiro Kameike
すでに扇久保博正×元谷友貴のフライ級GP決勝=フライ級王者決定戦が行われることが決定している大晦日。さらに3日(月・祝)のRIZIN LANDMARK12のケージでフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフの参戦、さらに女子スーパーアトム級王者の伊澤星花にRENAが挑むタイトルマッチが決定。2日後の本会見では、以下のカードならびに出場選手が発表された。
フェザー級選手権試合=ラジャブアリ・シェイドゥラエフ×朝倉未来
ライト級選手権試合=ホベルト・サトシ・ソウザ×野村駿太
バンタム級選手権試合=井上直樹×ダニー・サバテロ
ヘビー級選手権試合=アレクサンダー・ソルダトキン×ライアン・ベイダー
フェザー級=斎藤裕×YA-MAN
フライ級GP決勝、女子スーパーアトム級選手権試合に加えて、これで6階級のチャンピオンシップが開催されることとなった。ここでは会見に登壇した選手の挨拶と、MMAPLANETからの質問に対する回答をお伝えしたい。
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
「日本に来て皆さんとお会いできて、本当に嬉しいです。皆さんの応援と笑顔が、私に力と勇気を与えてくれます。私はいつも皆さんの応援に応えられるように頑張っていきます。大晦日は私にとって一番良い相手を選んでくれて、本当にありがとうございます。ミクル選手のファンが多いと思いますが、大晦日に状況は変わりますので楽しみにしていてください」
朝倉未来
「どうも、寒いっすね。今回は本当に史上最強の相手を用意してもらって、相手にとって不足はないと思うので。全力で1Rから倒しに行きたいと思います」
ホベルト・サトシ・ソウザ
「もちろん皆がこのベルトを獲りたいけど、僕もまだまだ5年、6年、7年とこのベルトを守るから。日本のため、RIZINのため。大晦日は楽しみに見てください」
野村駿太
「DEEPライト級チャンピオンの野村です! 僕がデビューする前からサトシ選手がずっとRIZINライト級のベルトを守ってくれていましたけど、10周年の大晦日に僕がそれを奪って、新時代のライト級を築くので応援お願いします!!」
井上直樹
「やっと強い米国人選手と戦うことができて、ワクワクしています。サバテロ選手は口うるさいので、その口をカチ割ってやろうと思います」
ダニー・サバテロ(※コメント代読)
「RIZINファンのみんな、元気か。前回の試合の後、次に日本に戻る時、俺はあの美しいベルトを賭けて戦うと言っただろう。そしてどうだ。大晦日にさいたまスーパーアリーナで、やっと俺のベルトを賭けて試合をする。俺が生きている間ずっと夢見ていたベルトが遂に自分のものになり。その日は俺の人生最高の日になるだろう。そして皆にとっても特別な日になるから、ぜひ会場に来てほしい。ただ単純に井上直樹に勝ってベルトを獲るわけじゃない。ヤツの顔面を粉砕して自分のモノにするんだ。2カ月後に会おう」
伊澤星花
「(ファンからの声援に対して)かわいいよ、は止めてもらっていいですか(笑)。別にそんなに気にしていないので。あれは怒り泣きだったので。今日もメチャクチャ怒っています。あの大御所が今日ここに来ていないのが、本当に腹立っていて。挑戦させてもらう立場のヤツが、なぜ会見に来ないのかとメチャクチャ思っています。今日ここに来なかったことを後悔させるように、1分で仕留めて誰もRENA選手の顔を覚えていないような試合をします」
RENA(※コメント代読)
「シュートボクシング、そしてRIZINのRENAです。2015年の旗揚げ戦からRIZINに参戦させていただいて丸十年。このタイミングでのタイトルマッチというのは運命だと思っています。ここでベルトを獲れば『あの時』の爆発を起こせると思うので、楽しみにしてください! 私は私を信じています! 皆さんのパワーも頂いて年末、ベルトを獲りに行きたいと思います!!」
扇久保博正
「7年間、RIZINで戦ってきました。とにかく今、RIZINのベルトが欲しいです。元谷選手は本当に強い選手ですけど、その元谷選手に勝てば誰もが認める本当のチャンピオンになれる。そう思っています。大晦日は絶対に僕が勝ってチャンピオンになります」
元谷友貴(※コメント代読)
「DEEPの元谷です。僕が優勝してベルトをいただきます! フライ級グランプリの決勝、相手が扇久保選手ということで、本当に楽しみです。RIZIN10周年目の年末に自分を出し切って扇久保選手を超えて、僕を応援してくれる皆さんと一緒に喜びたいなと! ベルトを手に入れる準備はできているし、良いパフォーマンスができると思います! 年末はRIZINで一緒に楽しみましょう!」
斎藤裕
「皆さん、お久しぶりです。ちょっと試合間隔が空いていて、その間にお店をやったりと違うことをやっていました。でもこんなに素晴らしい10周年の記念の大会ということで、盛り上げられるなら自分も力になれると思ったので、覚悟を決めて試合することを決めました。とにかく自分の想いとか、そういうことを考えているんですけど――自分の魂とか、そういうものをリングに置いてきたいと思います。ぜひ当日、会場で応援してもらいたいです」
YA-MAN
「RISEから来ましたYA-MANです。このカードが決まったのは4~5日前ですね。ギリギリでオファーを頂いて、それまでは強豪外国人とやりたいと思っていたけど、やっぱり10周年の大晦日。これまでRIZINを盛り上げてくれていた斎藤選手を介錯してやろうと思っています。皆さん、楽しみにしてください」
――野村選手、この試合が決まったことをATTで堀口恭司選手と話はしましたか。
「はい、話しました」
――その時の堀口選手の第一声と、アドバイスを貰っていたら教えてください。
「一言めは『え、良いじゃん』という感じでしたね。アドバイスは気持ちではなく技術的なことで、『こういうことをやったほうが良いよね』というのは――同じ空手ならではのアドバイスだったので、しっかり試合で実戦したいです」
――サトシ選手、野村選手と堀口選手が米国で空手連合のような形でやっていますが、柔術家として、こういう空手家とどのように対戦したいと思っていますか。
「もちろん彼のスタイルは分かっているけど、面白いよね。何が勝った道か、何かミスポイントなのか――大晦日、面白い試合を見せたい」
――井上選手、サバテロが本領発揮すると井上選手にもお客さんにも厳しい試合になると思います。どのように打開しようと考えていますか。
「この前の試合みたいにツマラナイ試合になってしまうと思うので、早めにアゴを打ち抜いて喋れなくします」
――扇久保選手、2人の年齢を足すと最年長になるかと思います。それだけ長く格闘技をやってきた気持ちを、この大会でどのように見せたいですか。
「まずこの戦いは僕の中で集大成だと思っています。15年やってきたことを全てぶつけて、元谷選手と最高の戦いをしたいです」



















