【写真】ATT所属になったことを発表したばかりの神龍が、同じく米国で練習するヒロヤと対戦(C)MMAPLANET

4日（木）、12月31日（水）に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN大晦日大会の対戦カードがABEMA TVのRIZIN特別番組内で発表された。
Text by Shojiro Kameike

番組内で発表された対戦カードは以下の4試合だ。

フェザー級：カルシャガ・ダウトベック×久保優太
フライ級：神龍誠×ヒロヤ
バンタム級：後藤丈治×ホセ・トーレス
フェザー級：フアン・アルチュレタ×新居すぐる

ここでは特番に出演した選手の挨拶を紹介したい。

カルシャガ・ダウトベック
「長く体を休めてから次の試合に向けて本格的に練習を再開しました。日付と対戦相手が決定したので、この戦いに全力を注ぎます。対戦相手はとても強く、尊敬に値する選手だと思います。だからこそこの試合は面白くなる。2人で最高に盛り上がる試合ができると確信しています。会場でしか味わえない空気を感じに、ぜひ観戦しに来てください」

久保優太
「今年は選挙に挑戦したりして、一度引退した形になりました。今回は10周年記念という素晴らしい大会でチャンスを頂きました。今回の相手がダウトベックということで、フェザー級で誰が一番ストライキングが強いかを決めるようなカードだと思います。今年38歳ですが、これが最終章だと思っています。来年ベルトを獲るためにダウトベックに勝ち、いずれシェイドゥライエフにリベンジするために、このストライカー頂上対決に勝ちます」

神龍誠
「今回の試合がATT所属一発目ということで、すごく気合いが入っています。試合当日は楽しみにしていてください。対戦相手のヒロヤ選手については、お互いに米国修行帰りということで、当日は最高に盛り上げましょう。ヒロヤ選手の格闘技に人生を捧げている姿勢は、本当にリスペクトしています。でも僕も、格闘技に懸ける想いは絶対に負けません。小学生の頃からずっと格闘技をやってきました。積み上げてきたものの差が出ると思います。格闘家としての拳の重みを見せて、しっかり勝つので応援よろしくお願いします」

ヒロヤ
「前回は元谷選手に負けて、自分の課題を知ることもできました。そこから5カ月、自分と向き合ってきました。この10周年という記念の大会に出場させていただけるのも非常にありがたいです。10周年にふさわしい相手であり、フライ級GP決勝以外で一番強い選手というのは神龍選手で。ここは大晦日らしく神龍選手と戦って自分が勝つことで、運命を変えるべきなんじゃないかなって思いました」

後藤丈治
「神戸大会に続き、試合を頂きました。神戸の衝撃以上のものを残したいと思います。相手は世界のベルトを幾つも持っていて、フライ級でもバンタム級でも持っている強い選手です。ちゃんと超えます」

ホセ・トーレス
「対戦相手の後藤丈治くん、試合を受けてくれてありがとう。君と戦えることはこの上ない名誉だ。前回の試合は判定に任せてしまったことに対し、腹を立てている。だから今回は何がなんでも、俺は君をフィニッシュしに行く。その準備はしておいてほしい。相手が大きいほど倒れる時は派手で、見ていて楽しいからな。2人でファンの印象に残るような試合をしよう」

フアン・アルチュレタ
「俺はとても高揚している。再び日本に戻り、最高の自分を見せたいと思っている。俺と対戦する新居すぐる選手、彼は良い選手で良い男だが、残念ながら彼は俺のRIZIN復帰への道を阻んでいる。彼は間違いなく最高の試合を創りにくる。俺は過去に体重をつくれず、皆を2度もガッカリさせている。今回が贖える最後のチャンスだと思っている。米国に戻ってきて最近はBORROKA王者になって、まだトップ戦線でやれると証明した。そして皆にもRIZINチャンピオンであることを証明したい。高いお金を払ってプロとして戦う俺を見に来たのに、期待を裏切って申し訳ない。だが今回は違う。必ず期待に応える。皆にレベルの高いパフォーマンスを見せることを光栄に思う。押忍」

新居すぐる
「前回の試合であんな負け方をしてしまったんですけど、今回の大晦日はオープニングでも良いので戦わせてもらいたいと思っていました。そんななかでアルチュレタ選手と組んでもらえて、そこには何か意味があって組んでもらえたと思っています。キッチリと仕事をして、しっかり倒しに行きたいと思います」

■視聴方法（予定）
12月31日（水）
午前11時~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

PR

PR