【SUPER RIZIN04】元谷友貴、打倒抑でヒロヤを圧倒。貫禄の判定勝ちに「ヒロヤ君の分も背負って優勝する」

2025.07.27

【写真】しっかりと強さを見せた元谷だった(C)RIZIN FF

＜RIZIN WORLD GP2025フライ級T1回戦／5分3R＞
元谷友貴（日本）
Def.3-0
ヒロヤ（日本）

タッチグローブを拒否した元谷。ヒロヤが右オーバーハンドを振るう。しっかりと見ている元谷は続く右やジャブに左ジャブを合わせていく。元谷のニータップに反応すると、右アッパー&ヘッドムーブでステップインするヒロヤ。だが、まだ互いに様子見か。ヒロヤのダブルジャブも見切っている元谷が左ミドルを蹴られる。

残り2分、ヒロヤがボディジャブと神経戦が続く。リードフックで詰めようとするヒロヤだが、一歩足らない。ノーモーションの右を見せた元谷、直後に左リードフックを受ける。ステップイン&ヒザの元谷だが、頭が右目に当たりブレイクを要求した。再開後、カウンターの右を伸ばす元谷にヒロヤがハイ。ステップインに左ヒザを元谷が入れ、時間となった。

2R、右ミドルを蹴ったヒロヤが、ダブルジャブ。元谷は構わず左ローを蹴る。元谷がテイクダウンのフェイクを見せ、ロープを背負ってなお左をカウンターで入れる。続いて右アッパーから左フック、テイクダウンに反応させてショートを打ち込む。元谷はヒロヤのダックにギロチンを仕掛ける。ヒロヤは離れ、ジャブを伸ばし縦ヒジで距離を詰める。ここで頭を抱えた元谷が、首相撲&ヒジを入れる。

離れたヒロヤに圧を高める元谷がインロー、ジャブの同士打ちもダブルレッグへ。スプロールしたヒロヤの反応を利用してバックを取ると、ボディトライアングル。マウントを伺わせて胸を合わせてきたヒロヤにオタツツイスターを元谷が仕掛ける。後方から鉄槌を連打され胸を合わすことができないヒロヤは腹ばいにされると、RNCの仕掛けを懸命に防いだが、パンチを被弾しながら時間を迎えた。

最終回、元谷はジャブを伸ばし距離が近づくと。左右のショートフック、ヒザ、そして左フックを打ち込む。ヒロヤもコーナーを背負った元谷にワンツーを打つが、クリーンヒットはしない。間合いを取り直した両者、ヒロヤのローに勢いがない。直後に元谷にダブルレッグからクリンチでコーナーに押し込む。回って離れたヒロヤに対し、元谷はジャブ、前蹴り、さらにジャブを続ける。対応に追われ、勢いのある能動的な動きができないヒロヤは下がりながらパンチを纏められる。

右ストレートにアッパーを合わした元谷が、ダブルレッグ。かわしたヒロヤのサッカーボールキックは空振りに。コーナーの元谷に跳びヒザも、距離が合わないヒロヤ。元谷が右ミドルを入れる。残り1分を切り、元谷がアッパー。ヒロヤが前に出ると足を止めての打ち合いに。姿勢を乱したヒロヤも手を出し続けるが、元谷がダブルレッグでテイクダウンを奪取。そのままマウントに移行した元谷はパンチを連打し、最後はサイドバック&両足フックという状態で勢いのあるパンチを打ち続け試合終了を迎えた。