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【ONE FN41】ミアドのラフなペースから立て直したファン・ローエンが、3Rに左フックでダウンを奪いTKO

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ウィリー・ファン・ローエン(南アフリカ)
Def.3R3分35秒by TKO
ジェレミー・ミアド(フィリピン)

ローを蹴っていくファン・ローエンに対し、ミアドは右を伸ばす。ファン・ローエンの蹴りが急所に入り、試合が中断される。再開後、ローからワンツーのファン・ローエンがハイキック。スウェイでかわしたミアドもローを返し、近い距離でアッパーを入れる。さらに右をヒットさせたミアドはスピニングバックキックをガードし、ボディからフックを打ち込む。続いて左をヒットさせ、アッパーからフックで勢いを増すとインローで崩し、ファン・ローエンの組みも突き放す。

打ち負けるファン・ローエンは、首相撲からクリンチも逆にヒザをボディに受ける。ミアドは左フックにシングルを合わされるが、切る。ファン・ローエンもここでエルボーを入れるが、離れるとアッパーからフックを被弾してしまう。それでも勢いを増したファン・ローエンは右フックから組みつき、クリンチでエルボーを打っていく。こうなると遠い距離からでもワンツーの左フックを入れるなど、後半はファン・ローエンが盛り返した。

2R、ミアドのワンツーにテイクダウンを合わせようとして切られたファン・ローエン。さらに足へのフェイクを見せ、右を当てていく。ミアドは本来の粗めの打撃が、徐々に功を奏さなくなるなかで、ファン・ローエンがジャブを当てリードフックから組んでコーナーへ。首相撲でも優位に立つようになったファン・ローエンは、離れて右ロー&前蹴りで距離を確保する。パンチも蹴りも空を切ることが増えてきたミアドは、前蹴りとローに前に出られなくなっている。

逆にファン・ローエンは上への蹴りから、ストレート系のパンチを集中させる。首相撲でスリップし、上を譲ったファン・ローエンがスクランブルでロープの外に出てしまうと、なぜかサイドを譲った状態で再開となったが直ちにに時間を迎えた。

最終回、ジャブから右ストレートを決めたファン・ローエンは、ミアドのフックをブロックしてローを入れる。さらにローにワンツーを合わせるなど、ファン・ローエンは完全にペースを掴む。対して距離を詰め切れないミアドはローから、右を被弾。ステップインしての右フックもダッキングでかわされ、ショートのコンビに圧される。ミアドはアイポークがあったとアピールし、ブレイクを求める。パーリングが流れた感もあるが、ミアドとしてはここで流れを止めたいという狙いもあっただろう。

リスタート後、ステップインから左右のフックのミアドだが、ファン・ローエンはブロッキングで防ぎ、前蹴りからローを蹴る。さらにワンツーのコンビに続きファン・ローエンはコーナーに詰めたミアドに対し、右アッパーに反応させて左フックでダウンを奪う。ここからグラウンドでヒザ蹴り、右のパンチを連打する。動けなくなったミアドを見て、レフェリーが試合を止めた。

立ち上がりはラフな展開に飲み込まれそうになったファン・ローエンだったが、立て直しフィニッシュ。「コーチが落ち着け。それだけ練習をしてきたんだとアドバイスをしてくれた。全てコンビ、ミスをしてもとにかく続ける。打ち続けることで、効果が出るんだ」とファン・ローエンは見事な勝利を振り返った。


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