【ONE FN38】初回のダウンから逆転! 回転技&TDのホルミルザエフがミアドをパウンドアウト
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
アバズベク・ホルミルザエフ(ウズベキスタン)
Def.2R4分53秒 by TKO
ジェレミー・ミアド(フィリピン)
開始早々、ミアドが距離を詰めて右を伸ばした。かわして左に回ったホルミルザエフを追う。ホルミルザエフの左サイドキックを受けたミアドだが、右スピニングバックフィストにお返しの右でダウンを奪う。立ち上がったホルミルザエフはボディロックでミアドをコーナーに押し込み、テイクダウンに成功した。サイドを奪われながらもスクランブルに持ち込むミアド。ホルミルザエフに投げられるも、再びスクランブルへ。ホルミルザエフのシングルレッグをスプロールしてスタンドに戻す。
ホルミルザエフは右スピニングバックキックでミアドを吹っ飛ばした。ボディロックテイクダウンから左腕を枕にして、ハーフガードのミアドを押さえ込む。ロープ際でミアドがZハーフからガードに戻し、コーナーを背にして立ち上がる。ホルミルザエフのバックコントロールに対し、ミアドは左オーバーフックから正対した。しかしホルミルザエフがボディロックで倒し、マウントを奪取。パウンド+顔面に右ヒザを叩き込み、バックマウントを奪いパンチを連打していった。
2R、ホルミルザエフは右スピニングバックキック、右ローへと繋げ、距離を詰めてきたミアドに右カカト落としを浴びせる。組めばボディロックテイクダウンへ、ミアドは左オーバーフックで凌ぐ。コーナーに押し込められながら正対したミアドに、右スピニングバックフィストを叩きつけるホルミルザエフ。一度離れ、右スピニングバックキックからニータップで組むも潰された。クローズドガードのホルミルザエフは疲労の表情を浮かべている。ミアドは強いパウンドを繰り出すことができない。
ミアドはホルミルザエフの右足を抱えて、ストレートフットロック。ホルミルザエフが起き上がると、続いて左足に対してフィフティフィフティからバックを狙う。これを凌いだホルミルザエフがトップ→パスして肩固めを狙う。ミアドがうつ伏せになるとルオトロチンに切り替える。極められないとみるやマウントを奪取、パウンドと鉄槌を連打する。ミアドは完全に防戦一方となるが、レフェリーはストップしない――と思われたが、ラウンド終了に割って入りホルミルザエフのTKO勝ちとなった。















