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【Shooto2025#03&04】ニューピア昼夜大会、夜の部で新井丈と関口祐冬が世界フライ級王座統一戦で激突

【写真】修斗で激闘を繰り広げてきた新井が帰還。関口にとってはリベンジもかけた王座統一戦となる(C)Sustain

5月18日(日)東京都港区のニューピアホールにて、プロフェッショナル修斗公式戦の昼夜大会=PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3&Vol.4が開催され、夜の部で新井丈と関口祐冬による世界フライ級王座統一戦が決定した。
text by Takumi Nakamura

修斗世界フライ級は新井丈が正規王者としてタイトルを保持。1月の後楽園大会では関口祐冬と安芸柊斗による世界フライ級暫定王座決定戦が組まれ、関口が4RにRNCで一本勝ちして暫定王座を手にした。今回は正規王者・新井と暫定王者・関口が統一戦を行う流れだ。


新井と関口は2023年3月に対戦し、この時は新井が判定勝利。その後は関口が4戦4勝と無敗で暫定王座まで上り詰めたのに対し、新井は2023年11月のフライ級王座獲得後はRIZINで2連敗を喫している。両者は3月の後楽園大会でフェイスオフし、それぞれ意気込みを語った。

関口祐冬
「この試合が決まって興奮しています。新井選手には一回負けているのですが、その時は判定負けでした。あの時は自分が勝負しなかったから判定負けだったので、次はしっかり勝負しに行きます。判定にはならないです。僕の覚悟を見届けてほしいです」

新井丈
「しばらく留守にしていましたけど、5月に正式に統一戦が決まりました。関口選手は目ぼしいランカーを一掃してくれているので、ナンバーワンのチャレンジャーだと思います。試合まで納得がいく準備期間を過ごして、統一戦が終わった頃には世界の強豪に挑むと思えている自分を想像しようと思います」

安芸戦の関口は1・2R劣勢だったものの、3Rから挽回して4Rに右カーフで安芸を転倒させてバック→マウント→バックとポジションを変えてRNCを極めた。5Rという長丁場らしい試合展開で勝利を収めた。一方の新井は2021年以降、修斗では7戦7勝(6KO)。判定まで戦い抜いたのは関口のみで、ほとんどの試合を3R以内で終わらせてきた。決着がどうなるにせよ、5Rという試合時間をどう使うか、どう意識して戦うかが試合の流れを決めることになるだろう。

■Shooto2025#04決定カード

<修斗世界フライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]新井丈(日本)
[暫定王者]関口祐冬(日本)

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