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【Shooto2025#03&04】ニューピア昼夜大会、昼の部=岩﨑の体重超過でカンポス戦は中止

【写真】公式計量の結果は岩﨑が3.7キロオーバー(カンポスがリミットをクリア)、キャッチウエイトでの実施も協議されたが最終的には試合中止となった(C)shootoofficialチャンネル

明日18日(日)、東京都港区のニューピアホールにて開催されるプロフェッショナル修斗公式戦の昼夜大会=PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3&Vol.4の公式計量が17日(土)に行われた。
text by Takumi Nakamura

昼夜それぞれで組まれていた世界戦がキャンセルとなった今大会だが、前日の公式計量の結果を受け、昼の部のメインで行われる岩﨑大河×アレクシス・カンポスのウェルター級戦が中止となった。


公式計量はYouTubeライブにて生配信され、今回がミドル級からウェルター級転向初戦となる岩﨑だったが80.8キロとリミットを3.7キロと大幅にオーバー、カンポスも78.1キロでオーバーとアナウンスされていた。その後、主催者から届いたプレスリリースではカンポスが77.1キロでリミットをクリアしていたことが明記され「新たな契約体重で試合を行うことを協議致しましたが、合意に至らず」という一文もあり、キャッチウエイトでの試合を協議するなかでの計量実施で、こういったアナウンスがなされてしまったものと思われる。

岩﨑は自身のXでも「大幅な計量失敗をしてしまい、相手選手、相手選手側の皆様、修斗関係者様、この試合を楽しみにしていただいていた皆様、大変申し訳ございませんでした。私が選んだ階級でこの様な失敗をしてしまった事は、階級変更は難しいのか、改めて検討いたします。この度は誠に申し訳こざいませんでした」と謝罪したうえで「相手選手ですが、計量オーバーをしておらず、私がクリア体重に到達しないとお伝えした上で、相手選手には戻してもらっておりました。相手選手は計量オーバーしておりません。私のせいでこのような事態になり、大変申し訳ございませんでした」とカンポスの計量クリアと現場の状況を説明している。

ウェルター級での再出発を決断した岩﨑だが、3.7kgオーバーはかなり大幅な体重超過だ。その要因は岩﨑本人とチームが誰よりも理解しているはずで、次の試合がミドル級かウェルター級か、それともキャッチウエイトで行うか。いずれにしてもこの経験を生かすほかないだろう。

なおストロー級インフィニティリーグで黒部和沙と対戦する友利琉偉、フライ級でシモンスズキと対戦するフィルダウス・フェイジエフも規定時間内にリミットをクリアすることができず。それぞれ契約体重での実施となり、黒部×友利の一戦はリーグ戦ではなくワンマッチで行われる。

■視聴方法(予定)
5月18日(日)
Shooto2025#04 午後17時30分~
Shooto2025#03 午後12時30分~

■Shooto2025#04対戦カード

<フェザー級/5分3R>
青井太一(日本)
石原夜叉坊(日本)

<フライ級/5分3R>
シモンスズキ(日本)
フィルダウス・フェイジエフ(ウズベキスタン)

<バンタム級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
ライダーHIRO(日本)

<女子スーパーアトム級インフィニティリーグ/5分2R>
村上 彩(日本)
erika(日本)

<67キロ契約/5分2R>
ヨシ・イノウエ(日本)
井上翔太(日本)

<フライ級/5分2R>
梅木勇徳(日本)
大竹 塁(日本)

■Shooto2025#03対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
アレクシス・カンポス(ベネズエラ)
※試合中止

<フライ級/5分3R>
中池武寛(日本)
岡田嵐士(日本)

<ストロー級インフィニティリーグ/5分2R>
黒部和沙(日本)
友利琉偉(日本)

<ストロー級インフィニティリーグ/5分2R>
旭那 拳(日本)
田口恵大(日本)

<ストロー級/5分2R>
牧ヶ谷 篤(日本)
友利幸汰(日本)

<2025年度バンタム級新人王決定T一回戦/5分2R>
瀬戸口怜久(日本)
塚本竜馬(日本)

<フライ級/5分2R>
恐山陸奥太郎(日本)
輝龍(日本)

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